■ シュートボクシング ヤングシーザー杯 DEEP NAGOYA IMPACT公武堂ファイト
日時:11月20日
会場:ホテルプラザ勝川
今回、筆者が観戦するのは地元名古屋で開催される、シュートボクシング ヤングシーザー杯とDEEP名古屋 公武堂ファイトの2大会で、チケットは別の昼夜興行である。
開催場所は春日井市にあるホテルプラザ勝川の4F けやきの間で、 いわゆる結婚式が行われる部屋で格闘技の試合が行われるという。椅子も結婚式で使われる椅子をそのまま使用していた。
昔は名古屋駅の近くのZepp Nagoya や名古屋駅から一駅の金山駅前のアスナル金山で開催していたのだが、地下格闘技の問題でZeppがご使用不能となり、アスナル金山も身売りして成城石井になってしまった。
そこから二転三転してホテルプラザ勝川にたどり着いたのだ。結婚式が少ない日に開催しているのである。
<第2試合 シュートボクシングSBフェザー級次期挑戦者決定ワンデイトーナメント一回戦①>
○内藤凌太
●パク・ヒョンウ
ローキックの名手、内藤凌太選手のローがどんどん効いてパク選手の左足を破壊していく。試合は判定で内藤凌太選手勝利。ワンディトーナメント決勝戦へと進む。
<第3試合 シュートボクシングSBフェザー級次期挑戦者決定ワンディトーナメント一回戦②>
○山田彪太郎
●弘樹
シーザージムからの刺客である山田選手には、師である宍戸大樹さんが自分の席の後ろに陣取り(横は山田選手のお母さんが)、声を出してセコンドのごとく指示を出す。(マスクしての声援は今回OK)
声援に答えるように山田はパンチ、キックをバランス良く出して、判定で弘樹選手を下し決勝進出した。
<第9試合 シュートボクシングSBフェザー級次期挑戦者決定ワンディトーナメント決勝戦>
●内藤凌太
○山田彪太郎
得意のローから試合を組み立てようとする内藤だが、重いパンチでどんどん攻め込んでくる山田に対して劣勢になる。内藤からダウンを2回奪った山田が勝利。
ワンディトーナメント優勝となりベルトももらい、12月25日の両国でタイトルマッチに臨む。
名古屋DEEP 公武堂ファイト
<第5試合 DEEPフライ級5分2R>
○ユン・テスン
2R 4分24秒 グラウンドパンチTKO
●加藤聡志
志村道場所属で日本で練習しているユン・テスンのセコンドにはRIZIN名古屋で元谷選手のセコンドも務めた春日井”寒天”たけし!!
試合はスタンドで闘いたいユンと、グランドに引き込みたい加藤。
愛知県体育館とは比べにならない狭さのけやきの間に、寒天のセコンドの声が会場の外にも響き渡る。
グランドを切ってユンが立つと、寒天は
「平本でいいんだよ!! ユンはそれでいいんだよ!!」
との声をかける。
試合は2R終盤、グランド状態でパウンドを打ち切りユンがレフェリーストップ勝ちを勝ち取る。
<第7試合 DEEPライト級5分2R>
●田中壱季
判定1-2
○太田将吾
地元NEXS所属の太田に対するは、大阪で前田吉朗のジム エンカウンター所属の田中。
前田吉朗率いるエンカウンター軍団3人が会場入りしたのはなんと、11時! まだシュートボクシングのリングチェックが行われていた時間。公武堂ファイトの会場入りは15時ということで春日井の街に消えて行った。
試合は二人の気持ちの入った闘いで盛り上がり試合が終わる頃には二人は戦友になってたように見える。
判定は、一人目は太田、二人目は田中(田中奇声を上げる)、三人目は・・・太田!!!
田中が崩れ落ちたのは言うまでもない。控室で田中は気持ちよく闘えたと話していた。
<第8試合メイン DEEPフェザー級>
●拓MAX
2R 2分23秒TKO
○銀グラップリングシュートボクサーズ
WARDOG第3代フェザー級王者の拓MAXに対するは、名前にジムの名前が付く銀グラップリングシュートボクサーズ。似たタイプの二人の闘いはスタンドの攻防が多く一進一退だった。1R終了時に銀グラップリングシュートボクサーズの足が切れているのかドクターが診て、テーピングをし始めるが、木部さん(スプラッシュ)が途中からのテーピングはだめということで外される。
再開されたあとも二人のスタンドの攻防が続き、最後は銀グラップリングシュートボクサーズの右ストレートで拓MAXが倒れ万事休す。
メインをKOで飾った銀グラップリングシュートボクサーズは、師匠の坪井さんに、リングネームがめちゃめちゃ長いことをアピールしていた。
RIZINとかの大きな大会もいいが、地元の大会は大事にしていこうと思った一日でした。
photo & text by ケーシー
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’22年12月01日号AEWフルギア 新日Stardom有明 SB名古屋DEEP公武堂F StrongStyle大阪