11月7日から9日までの3日間ミャンマーカレン州パアンで開催中のラウェイ大会最終日3日め。試合はメインファイトから先に行なわれ、2016年ラウェイMVP選手で日本大会にも連続参戦したピャン・トゥェが、2016年にはKO勝しているキャー・ポークに2RKO敗け。ラウェイの技巧派トゥェィ・シット・ウインラインは、日本大会にも参戦してコンスタントに試合を重ねるアウン・カインを圧倒し、5RKO勝をおさめた。
(C)360 Sports、Lethwei Zone
■「第67回カレン州記念日ラウェイ」
日程:2022年11月7日、8日、9日
場所:ミャンマー・カレン州
ライブ配信:360 Sports 公式YouTube
9日
<ラウェイ 3分5R>
△アウン・ゾウ・へイン Aung Zaw Hein
時間切れ引分
△アウン・ミン・トゥン Aung Min Tun
<ラウェイ 3分5R>
○ライン・テット・アウン Hlaing Htet Aung
4RKO
●アウン・イェ・リン Aung Ye Lin
<ラウェイ 3分5R>
△ナットキャット・ミン Natkhat Min
時間切れ引分
△カバー・シャー(2022年SKY-NETシュー・アウン・ラン67㎏トーナメント準優勝)Kabar Shar
<ラウェイ 3分5R>
●モー・ミィント・チョー Moe Myint Kyaw
4RKO
○ナイ・イェン Nay Yine
<ラウェイ 3分5R>
○モー・テット・アウン‐မိုးထက်အောင်-Moe Htet Aung
4RKO ※右ストレート
●バへイン(2022年SKY-NETシュー・アウン・ラン60㎏トーナメント優勝)-ဘဟိန်း-Ba Hein
<ラウェイ 3分5R>
●ヤーザー・トゥン Yarzar Tun
2RKO
○ダウナ・チョーチョー Dawana KyawKyaw
<ラウェイ 3分5R>
△マイト・ヤイン(2016&2015ゴールデンベルト57kg王者)※ILFJ日本大会参戦-မိုက်ရိုင်း-Mite Yine
時間切れ引分
△スェイ・リン・テット‐သွေးလင်းထက်-Thway Lin Htet
<ラウェイ 3分5R>
○トゥェィ・シット・ウインライン(2018年ゴールデンベルト71㎏、2016年67㎏王者)သွေးသစ်ဝင်းလှိုင်-Thway Thit Win Hlaing
5RKO ※ボディへの左右フック トゥェィ・シット・ウインラインは5R左三ヶ月蹴りでダウンを奪う
●アウン・カイン အောင်ခိုင်‐Aung Khaing ※ILFJ日本大会1敗
タイでムエタイ修行歴のあるトゥェィ・シット・ウインラインは、サウスポーからのミドルキック、左ストレートをヒットしていき5R三ヶ月蹴りでダウンを奪い、立ち上がったもののダメージの残るアウン・カインに左右ボディフックでKO勝の圧勝をおさめた。
<ラウェイ 3分5R>
●ピャン・トゥェ(LWC王者2回(67㎏ & 69㎏)、2015ゴールデンベルト71kg王者)ဖျံသွေး-Phyan Thway
2RKO 2Rピャン・トゥェは右ストレートでダウンを奪う、キャー・ポークはパンチでダウン2度奪う
○キャー・ポーク(ゴールデンベルト2018年67㎏王者)ကျားပေါက်-Kyar Pauk
昨日の🇲🇲カレン州 #ラウェイ 大会最終3日め 2016MVP選手で日本でも敗なしのချံသွေး-ピャン・トゥェが以前KO勝している選手にKO敗、身体も張りがなくスピードもだいぶ落ちてた…#ရိုးရာလက်ဝှေ့ #LETHWEIE pic.twitter.com/05hKQuOCZ2
— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်းတိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) November 10, 2022
ピャン・トゥエは2019年11月11日、現在日本のGRABSキックボクシングスタジオでトレーナー兼・選手でTHAI FIGHT参戦中のファーリキット・ルーカマハタット/ファーピーヤップ(タイ)にKO敗けしてから1引分を挟み4連敗。
7、10、15 Lakh(ラク=10万)アウン・ラン・フラッグ・トーナメント決勝戦
◇ラウェイ独特の勝ち抜き戦“アウン・ラン・ファイト”
・基本4人か8人の選手で1日か2日で行われ、リング内には赤コーナー用と青コーナー用のレフェリーが2人いて、半ズボンでレフェリングを行う。
・ラウンドの時間は決まっておらず、レフェリーの判断になるが、3分か4分くらいのラウンドを3回闘う。1R行った後、他の試合を挟んでその後2Rめを行うケースも多い。そこで決着がつかない時は、30分のノンストップ・ファイトを行う。その時一方の選手が水分補給を要求して、相手もそれを認めれば1度の“ドリンクタイム”をとることができる。
・赤・青コーナーの各レフェリーは選手が出血した時など止血を手伝うことができるが、30分ノンストップ・ファイトの時は選手を手伝うことができない
・30分でも決着がつかない時は“コイン・トス”で“運”による決着となる。
15 lakh
●シャン・タク ရှမ်းတောက်-Shan Tauk
TKO ※カットによるストップ
○ナガー နဂါး-Nagar
ナガー
10 lakh
○チット・ワイン・ワイン ချစ်ဝိုင်းဝိုင်-Chit Waing Waing
30分フルタイム戦も引分の為、くじ引き(コイントス)
●アウン・テット・へイン အောင်ထက်ဟိန်-Aung Htet Hein
チット・ワイン・ワイン
アウン・テット・へイン
30分の延長戦も時間切れ引分だった為、コイントスによるくじ引きで勝者が決定した。
7 lakh flag fight:
○モー・へイン မိုးဟိန်း-Moe Hein
KO
●ソー・キャー・スェイ စောကျားသွေး-Saw Kyar Thway
モー・へイン
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