[ファイトクラブ]B.BrutesからのSDはSシコア勝利 イヨDカイ防衛ラケルRショッツイ

[週刊ファイト11月03日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼B.BrutesからのSDはSシコア勝利 イヨDカイ防衛ラケルRショッツイ
 (c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編


■ WWE SmackDown
日時:10月21日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:米オハイオ州トレド ハンティングトン・センター


 Brawling Brutes(シェイマス&ブッチ&リッチ・ホランド)のお出ましからなんだが、シェイマスとソロ・シコアの激しいハードヒットの本格的な試合は、「金曜夜8時」の地上波SmackDownとしては異色だろう。NXTから来たウェイド・バレット解説員は、試合としては最後になる(移籍したことをコロナから現場復帰のトリプルHと映像でも再現した)レイ・ミステリオとルドヴィッグ・カイザーの試合にせよ、カイザーが「欧州のレジェンド、アクセル・デイターの息子で二世レスラー」をちゃんと紹介するのである。これまでなかったことなのだ。


 そして名誉兄弟サミ・ゼインの介入があったとはいえ、スピニング・ソロが決まってシコアが勝利するのである。ベストマッチ賞のマッチメイク、いいことである。WWEの変化が見てとれよう。


 リブ・モーガンとソーニャ・デヴィルのシングル戦は両リンになるんだが、それはどうでもいい。意に介さず椅子を何台もリングに投げ込み、コーナーからスーパープレックスでソーニャを叩き付けたのだ。ロンダ・ラウジーとの闘いを通してハードコアに目覚めたリブ。これはもう映画『ハーレイ・クイン』の覚醒、逆襲である。『ワープロ・リターンズ』の入場曲フェス宣伝で、今やテロップ上はカルメン・マキ&OZになっていた厚見玲衣が、メタルとプロレスの相関を指摘するのだが、女子プロレスのバトルロイヤル展開の映画とも繋がり度は高いだろう。


 キャリオン・クロスがドリュー・マッキンタイアに車にぶつけられるセグメントでは、『クラウン・ジュエル』での金網戦が告げられます。サウジではスカーレットの露出度は控え目になるんでしょうか。上記は映画『アメリカン・ビューティ』のパクりです。


 ブラウン・ストローマンと、巨人オモスが『クラウン・ジュエル』で対戦だそうだけど、興味ないので飛ばします。お待ちかね#DamageCTRLなんだが、ウェイド・バレットはちゃんと長期王者・紫雷イオからラケル(当時ゴンザレス)ロドリゲスが2001年の『NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー Day1』で王座を奪った因縁を述べるのだ。これまでまるで違う団体、別世界の扱いだったNXTに触れている。ちなみにLAナイトの紹介映像の際には、NXTの珍場面集も使ってました。

◆“ダメージCTRL”イヨ&ダコタが王座防衛に成功!イヨがショッツィをムーンサルト葬

 “ダメージCTRL”ことWWE女子タッグ王者イヨ・スカイ&ダコタ・カイがラケル・ロドリゲス&ショッツィとの激戦を制して王座防衛に成功した。イヨ&ダコタがラケル&ショッツィとのWWE女子タッグ王座戦に挑むと序盤、イヨは対峙した“大女”ラケルの顔面を突き飛ばしてダブルストンプを叩き込めば、ショッツィに場外への連携クロスボディを決められて白熱の攻防を展開した。

 さらにイヨがショッツィにミサイルドロップキック、大暴れするラケルにDDTを放って攻め込むと、終盤にはベイリーの介入の隙にサイドバスターを決めると止めのムーンサルトをショッツィに叩き込んで3カウント。イヨ&ダコタがラケル&ショッツィとの攻防を制して王座防衛に成功すると自身のツイッターで「私たちの王座を防衛したぞ!」と投稿した。

 カタカナ表記の「ダメージ・コントロール」Tシャツまでも売り出されました。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン