©️ONE CHAMPIONSHIP
10月22日(現地時間)マレーシア・クアラルンプール アクシアタ・アリーナで開催されたONE Championship『ONE FIGHT NIGHT 3』。メインは、MMAバンタム級タイトルマッチだったが、王者が計量失敗で剥奪、挑戦者が勝った場合のみ王座となる契約体重での試合となった試合は、3R挑戦者アンドラージの膝蹴りが下腹部に入ってしまいジョン・リネカーは試合続行不能。ノーコンテストの無効試合で王座は空位となってしまった。コーメインイベント2試合もタイトル戦で、ONEキックライト級王座4度防衛中のレギン・アーセル(スリナム)がシンサムット・クリンミー(タイ)にパンチヒット差が支持されたか2-1のスプリットながら判定勝でONEキック&ムエタイの統一王者となった。もうひとつのサブミッション・グラップリング王座決定戦では、ケイド・ルオトロ(アメリカ)が対戦相手ウアリ・クルジェフ(ロシア)の計量失敗で勝てば新王者となる一戦で、一本勝で王座を獲得した。
日本から参戦の内藤大樹はヒットポイントで上回り、判定勝でONEフライ級キックボクシング4位に次ぎ、ムエタイ5位にもランクインした。
トップ写真:上段向かって左手からファブリシオ・アンドラージの金的膝(メイン)、内藤大樹(第3試合)、2冠制覇のレギン・アーセル(コーメイン2)、ケイド・ルオトロ(コーメイン1)
賞金5万米ドル(約738万円)のパフォーマンスボーナス獲得4選手、向かって左からノエル・グランジャン(フランス)、メディ・ザトゥー(アルジェリア)、シャミル・ガサノフ(ロシア)、ケイド・ルオトロ(アメリカ)
“ONE Championship”APP、ABEMA TVでもライブ配信された。
■ ONE On Prime Video (ONE Fight Night) 3:LINEKER VS. ANDRADE
日時:2022年10月22日
リードカード開始JST(日本)9:00 MYT(マレーシア)8:00
メインカード開始JST(日本)11:00 MYT(マレーシア)12:00
会場:マレーシア・クアラルンプール アクシアタ・アリーナ
・イン‐スタディアム(アフターイベント)
<第11試合 フェザー級(65.9kg–70.3kg)MMA 5分3R>
○キアヌ・スッバ(マレーシア)
判定3-0
●ユン・チャンミン(大韓民国)
<第10試合 ウェルター級(77.2㎏– 83.9㎏) MMA 5分3R>
○アギラン・ターニ(マレーシア)
2RSUB 1分48秒 ※裸締め
●イリヤ・ストヤノフ(ドイツ)
・メインカード
<メインイベント第9試合 バンタム級(61.3㎏–65.8㎏)MMAタイトルマッチ145.50ポンド(65.99㎏)契約 3分5R>
ジョン・リネカー(ブラジル)※計量失敗で王座剥奪
3R無効試合
ファブリシオ・アンドラージ(ブラジル)
ファブリシオ・アンドラージは、減量失敗でタイトル剥奪になったジョン・リネカーに優位に試合を運んでいた。
<コーメインイベント第8試合 ライト級(70.4㎏ – 77.1㎏) ムエタイ王座決定戦 3分5R>
○レギン・アーセル(スリナム/ONEキックライト級王者)
判定2-1
●シンサムット・クリンミー(タイ)
※レギン・アーセルが新王者
<コーメインイベント第7試合 ライト級(70.4㎏ – 77.1㎏)174ポンド(78.92kg)契約 サブミッション・グラップリング王座決定戦 12分1R>
○ケイド・ルオトロ(アメリカ)
SUB 4分26秒 ※ヒールフック
●ウアリ・クルジェフ(ロシア)※計量失敗
※ウアリが計量失敗の為、ケイド・ルオトロが勝利した場合王者となる試合を会心のヒールフックでタップを奪った。
<第6試合 フェザー級(65.9kg–70.3kg) キックボクシング 3分3R>
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
判定3-0
●モハメド・ブタザ(モロッコ)
<第5試合 フェザー級(65.9kg–70.3kg) MMA 5分3R>
●キム・ジェウォン(大韓民国)
1RSUB 2分9秒 ※裸締め
○シャミル・ガサノフ(ロシア)
シャミル・ガサノフ(ロシア)は、パフォーマンスボーナスを獲得。
・リードカード
<第4試合 ストロー級(52.3㎏–56.7㎏)⇒127ポンド(57.6㎏)契約 MMA 5分3R>
○ジェレミー・ミアド(フィリピン)※計量失敗
3RTKO 31秒
●ダニエル・ウィリアムス(オーストラリア / タイ)
<第3試合 フライ級(47.7kg-52.2kg) ムエタイ 3分3R>
●アミール・ナセリ(イラン / マレーシア)
判定0-3
○内藤大樹(日本/ONE同級キック4位)
<第2試合 バンタム級(61.3㎏–65.8㎏) ムエタイ 3分3R>
●エイサー・テン・パウ(アメリカ)
1RTKO 3分
○メディ・ザトゥー(アルジェリア)
1R終了後TKO勝を飾ったメディ・ザトゥーは試合後引退を表明。パフォーマンスボーナスも獲得して有終の美となった。
<第1試合 アトム級(47.7kg-52.2kg)⇒127ポンド(57.6㎏)契約 女子MMA 5分3R>
●リー・ビヴィンス(アメリカ)※計量失敗
1RTKO 4分01秒
○ノエル・グランジャン(フランス)
右ボディストレートを効かせてからの猛攻でレフェリーストップをおさめたノエル・グランジャンは、ONEデビュー戦KO勝利&パフォーマンスボーナスも獲得した。