[週刊ファイト4月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ラケル・ゴンザレス戴冠-MSK新タッグ王者-ウォルターTチャンパ死闘
水曜TV戦争最後!NXTテイクオーバー全試合メイン最充満デリバー
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ゾーイ・スターク大金星トニー・ストーム:プリショーから戦闘体制NXT
・ニタ・ストラウス♪星条旗~ピート・ダンKUSHIDA最高技術至宝戦から
・3way式6選手にしてトップロープ堕ち負け排除ガントレット戦Bリード
・響き渡るチョップ合戦ウォルターUK防衛-最高身体自称トマソ・チャンパ
・タッグ試合はまだまだ進化する!MSK-GYV-ファンタズマ軍三つ巴の旬
・膝打ちながら闘った紫雷イオ陥落!300+保持と敢て実数にしない感謝
・水曜TV戦争有終の美!世界リアルタイム配信時代の恩恵と日米逆転
■ WWE NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー Day1
日時:4月7日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
ゾーイ・スターク大金星トニー・ストーム:プリショーから戦闘体制NXT
<プレショーマッチ>
●トニー・ストーム
9分52秒
○ゾーイ・スターク
―― NXT革命の7年前から「毎回デリバーしてきた」と胸を張るテイクオーバーが2日連続開催に。プリショーはいつものサム・ロバーツと、元MMA戦士のジミー・スミス司会から。首脳陣であるトリプルHとショーン・マイケルズが、この2日間のいずれかの試合が週間のいずれの大会のカードを食うかもと高らかに宣言します。
オフレコ 近年いつも、そうやないか。年に一回しかプロレス見ない、『レッスルマニア』は見ますというお茶の間の一般大衆向けの集大成なんだから、中身で食うことはお約束なんであって比べるのは間違っている。専門媒体としては冷静に、わかりやすく9日間を批評していくだけや。
―― さて、なぜにこのカードからKick offだったかとなります。
オフレコ 番狂わせが起きるということ。主導権を握って攻めるトニーなんだが、最後にストーム・ゼロに行こうとして、そこをクルっと丸め込まれて3カウントを聞く。ゾーイ・スタークのアップセットに、実況席ゲストのミッキー・ジェイムスも興奮と。
―― 本誌を定期購読している方なら、活字に残してきた通りゾーイのプッシュが現実になります。ニンマリだったんじゃないでしょうか。
オフレコ 今回も凄いことになりそうとの先制攻撃でもあったな。
―― プリショーではサモア・ジョーが座ってのインタビュー時間があって、でも紫雷イオは日本語で答え、字幕テロップでした。まぁいいかですかねぇ。プレスコンファレンスの「ミートヘッド」発言も指摘されてました。
オフレコ 「日本で3年連続MVPになって、今度は世界一になるためにここに来た」と。メイン抜擢ということで「タイトルだけを背負っているんじゃない、NXT女子部門を背負ってる」との覚悟が良い。ただ、ブラウン・ストローマンはアホやからミートヘッドでも(笑)、ラケルは明らかにプロレスファン出身。タイミング魔術としてのプロレス芸術をわかっている。この違いは大きい。単に大女というだけじゃない。ラケルは出来る選手なんや。そして生中継の幕が開く。
ニタ・ストラウス♪星条旗~ピート・ダンKUSHIDA最高技術至宝戦から
<第1試合 シングルマッチ>
●KUSHIDA
10分39秒
○ピート・ダン
―― ニタ・ストラウスの日本製ギター、アイバニーズのトレモノ・アームを最初から駆使しての♪星条旗、よろしかったかと。
オフレコ そして世界最高峰の技術を持つとされるKUSHIDAとピート・ダンの至宝戦に突入や