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良くも悪くもフロイト・メイウェザーということで『超RIZIN』のほうが一般マスコミの話題になるのだろうが、超つまらないRAPアーティストによるしょぼい「ハーフタイムショー」を挟んて行われた『RIZIN.38』は、失礼ながら予想外に大変面白かった。特に専門媒体目線で拮抗する、どちらが勝つかわからないマッチメイクが組まれたわけではないんだが、メインにしろ金太郎がベラトール所属の堀口恭司を追い込む場面があったりと、一方的な展開にならないカードが並んだからだろうか。
週刊ファイト9月22日号で本誌は「Rizin Trigger休止」に突っ込んだ手前、やはり萩原京平vs.鈴木千裕は興味津々だったが、二刀流・鈴木千裕が「この夏世間を騒がせた」件を花道入場時点の実況アナがネタにしていたのは大笑いか。
スマックガールの出資者だった本誌との縁もある長尾メモ８さんが亡くなったことをSNSで知ったのがRIZIN大会と同じ日というのも奇遇を通り越していると思ったものだが、女子格闘技は世代交代である。浜崎朱加が韓国のパク・シウに負けた。
伊澤星花は戦火のウクライナから日本に格闘技の試合をしに来たアナスタシア・スヴェッキスカを仕留めたが、試合後のマイクで試合中にわかりあえたのか、「楽しかった」と言ったのがイチバン印象に残っている。
■ 湘南美容クリニック presents RIZIN.38
日時：9月25日
会場：さいたまスーパーアリーナ 観衆23,105人（＝主催者発表）
＜第7試合 RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）＞
○堀口恭司（日本／アメリカン・トップチーム）
・RIZINバンタム級王者
・ベラトールバンタム級5位・元王者
元修斗世界バンタム級王者
・元UFCフライ級3位
2R59秒 肩固め
●金太郎（日本／パンクラス大阪稲垣組）
＜第6試合 RIZIN WORLD GP 2022 MMAスーパーアトム級（女子49kg）トーナメント準決勝 5分3R＞
○伊澤星花（フリー）
・RIZIN女子スーパーアトム級（49.0kg）王者
・DEEP JEWELSストロー級（52.2kg）王者
2R 4分56秒 腕十字
●アナスタシア・スヴェッキスカ（ウクライナ／サブハンター/パンチャーファイトクラブ）
本誌ケーシー画伯はアナスタシア押しだったが・・・。
＜第5試合 RIZIN WORLD GP 2022 MMAスーパーアトム級（女子49kg）トーナメント準決勝 5分3R＞
●浜崎朱加（AACC）
・元RIZIN女子スーパーアトム級（49.0kg）王者
・元INVICTA世界アトム級（47.6kg）王者
・元JEWELSライト級（52kg）王者
判定0-3
○パク・シウ（韓国／KRAZY BEE）Si Woo Park
＜第4試合 RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）＞
●扇久保博正 （日本／パラエストラ松戸）
・RIZINバンタム級日本GP 2021優勝
・元修斗フライ級＆バンタム級世界王者
判定0-3
○キム・スーチョル（韓国）
・ROAD FCフェザー級王者、元同バンタム級王者
・元ONEバンタム級王者
＜第3試合 RIZIN MMAルール：5分 3R（120.0kg）＞
○シビサイ頌真（日本／パラエストラ東京／巌流島）
1R 1分48秒 リアネイキッドチョーク
●カルリ・ギブレイン
・GLADIATORヘビー級王者
・元HEATヘビー級王者
＜第2試合 RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）＞
●萩原京平（SMOKER GYM）
2R 2分14秒 リアネイキッドチョーク
○鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）
・KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級（65kg）王者
ブラジル修行も経験した萩原京平は三連敗になってしまった。
＜第1試合 RIZIN MMAルール：5分3R（71.0kg）＞
●大原樹理（日本／KIBAマーシャルアーツクラブ）
・DEEPライト級王者
1R 1分25秒 KO
○ルイス・グスタボ（ブラジル パラナ）
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