2022年のG1はオカダ・カズチカの連覇で幕を閉じた。但し、ウィル・オスプレイと奏でた33分53秒の激闘こそがクライマックス。二人が闘っていた相手はお客さんであり、新日ワールドを通じて配信された全世界の視聴者なのだった。
オカダは「今年のG1がイチバン過酷だった」と述べた。色んな意味を含んでいるのだろう。またオスプレイ、奇しくも日本時間からは先にAEW Dynamiteがあり、ケニー・オメガが怪我からの復帰を果たしている。オスプレイは強烈なVトリガーを叩きこみ、片翼の天使をやろうとする場面を見せていた。彼は休む暇もなく、新設されるAEWトリオ選手権に向けて米国に向かう予定だ。また、AJスタイルズのスタイルズクラッシュや、エース棚橋弘至の技も組み込んだ。この闘いがなんであったのか。50周年の新日本プロレスが駆け巡る。
世界がリアルタイムで繋がる配信時代である。すべてが密接にリンクしているのだ。ただ、まだまだコロナ下である。新日本プロレスはオカダの二連覇を提示した。いや、オカダ・カズチカが日本の老舗団体にして盟主を背負っていた。
■ 新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32
日時:8月18日
会場:日本武道館 観衆6,716人(主催者発表)
<第8試合 時間無制限1本勝負『G1 CLIMAX 32』ファイナルトーナメント決勝戦>
[Aブロック1位]○オカダ・カズチカ
33分53秒 レインメーカー⇒体固め
[Dブロック1位]ウィル・オスプレイ
※オカダが『G1』2連覇&4度目の制覇
<スターダム朱里、ジュリアから『G1』ファイナリストへ花束贈呈>
<第7試合 20分1本勝負>
○KUSHIDA タマ・トンガ
9分30秒 スモールパッケージホールド
●石森 太二 ジェイ・ホワイト
<第6試合 20分1本勝負>
デビッド・フィンレー ○棚橋 弘至
10分03秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
ドク・ギャローズ ●“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
<第5試合 20分1本勝負>
高橋 ヒロム ●鷹木 信悟
8分39秒 首固め
○エル・ファンタズモ KENTA
<第4試合 20分1本勝負>
●BUSHI SANADA 内藤 哲也
8分01秒 横綱式カチ上げエルボー⇒体固め
○タイチ ザック・セイバーJr. ランス・アーチャー
<第3試合 20分1本勝負>
アーロン・ヘナーレ グレート-O-カーン ○ジェフ・コブ
6分01秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレ ●ジュース・ロビンソン
<第2試合 20分1本勝負>
バッド・デュード・ティト ○ジョナ
10分31秒 トーピード⇒片エビ固め
●ロイス・アイザックス トム・ローラー
<第1試合 20分1本勝負>
○YOH YOSHI-HASHI 石井 智宏 後藤 洋央紀
7分22秒 DIRECT DRIVE⇒片エビ固め
●ディック東郷 SHO 高橋 裕二郎 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼先週号没案と1年前表紙ジョナ(ブロンソン・リード)の件+反響1/2兵衛
▼今週の要:トランプとビンス身から出た錆 終戦記念日 G1 CLIMAX総括
※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’22年08月25日号石井慧3150Fight皇治 Chakuriki白鷺祭 終戦記念日G1クライマックス