[ファイトクラブ]DynamiteルーシュMOX王座戦サンダー・ロサ山下実優ブライアン復帰

[週刊ファイト8月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼DynamiteルーシュMOX王座戦サンダー・ロサ山下実優ブライアン復帰
 (c) AEW 編集部編
・ルーシュがMOXとの王座戦で名勝負!ラテンスター誕生印象付けた
・リッキー・スタークス善玉!FTR王座移動HOOKがDynamiteにて戴冠
・サミー・ゲバラw/タイ・コンティ-ダンテ・マーティンw/スカイ・ブルー
・ジャングルボーイ暴くクリスチャン「妻に逃げられ離婚」ガチ演説
・東京女子プロレスの再戦サンダー・ロサvs.山下実優だったが・・・
・ダニエル・ガルシアが本調子でなくフラフラのブライアン復帰戦粉砕


■ AEW Dynamite Fight for the Fallen
日時:7月27日(現地時間)
会場:米マサチューセッツ州ウースター DCUセンター


 ROH名義のPPV大会『Death Before DISHONOR』で実弟ドラゴン・リーともの凄い試合をやって本誌はベストマッチ賞だと活字に残したばかりのルーシュだが、やはり信頼を得たのか早くもジョン・モクスリーのAEW世界暫定王座に挑戦するチャンスが与えらた。そしてこれまた名勝負が繰り広げられるのだ。MOXのトぺは一直線の綺麗なものだったし、日本式のハードヒットなチョップもカメラマンが捉えた通りの激しさである。

 一進一退の名勝負は、パラダイムシフトからのブルドッグチョークで決着。しかし、勝った負けたよりもルーシュがお茶の間に、いや全世界に強く印象づけられたのであった。米国の場合は数字にもハネかえる新たなラテン・スターの登場である。


 セグメントは試合だけでは終わらずジェリコ・アプリシエーション・ソサエティが花道へ。アナ・ジェイは新たに変身したんだとマイクも与えられてRampageでのルビーSOHO戦をアピール。もちろんクリス・ジェリコは鼻骨骨折させられたが憎きエディ・キングストンをデスマッチで沈めたと、大仁田厚ばりにそれを3回も繰り返すマイクには苦笑いなんだが、今度は”ライオンハート”キャラでの王座戦だそうです。


 リッキー・スタークスのプロモが試合前に流されて、おや、やはりベビーフェイスになったかのというところから、先週からの続きでダウンハウゼン戦となるんだが、これはピエロが攻撃したのは1spotだけで、あっと言う間にリッキーの勝利。また先週と同じく、まだピンピンしているとやっていたら、出てきたのがHOOKである。おおお~!


 これはイイ試合だ。最後はAEWでは”タズミッション”とは実況が言わないお約束なんだが、親父譲りのスタンディング・スリーパーでHOOKがFTW王座戴冠。会場爆発である。もっともFTWベルトはAEW公認のものではないどころか、出所も怪しい自称から始まっただけの王座なんだが、まぁいいじゃないですか。やはりベビーフェイス同士マッチなんで最後はお互いグーを合わせて健闘を称え合うのだったが・・・。


 このカードもそれだけでは終わらずのオマケ付き。スタークスが怪我で欠場に追い込まれたりの七転び八起き人生を語り出して、それは「へぇ~」だったし、「負けてもこの俺がFTWベルトの価値を上げてきた」は確かにその通りなのだが、いきなり横にいたタズ軍の仲間パワーハウス・ホッブスが後ろからラリアット。なるほど、これでホッブスがヒール、スタークスはベビーフェイスという新たな構図がライト層にもわかりやすくなったのであった。

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