[週刊ファイト7月14日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼Great American Bashコーラ&ロクサーヌ新王者 質北米 JDマクダナ
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■　WWE NXT2.0 Great American Bash
日時：7月5日（現地時間　日本WWEネットワーク木曜以降）
会場：米フロリダ州オーランド　Capital Wrestling Center

　実況が「花火は続いてます」に従い、独立記念日weekということでNXTはプールでバーベキューの事前収録映像から。イケメン二郎が「一気飲み」をやらされたりしてた。南部のレッドネックということでカウボーイのブルックス・ジャンセン&ジョシュ・ブリックスが灯油かけ過ぎて爆発となるのだが・・・。特番仕様の『Great American Bash』である。

＜第1試合 NXT女子タッグ王座戦＞
[王者]Toxic Attraction（●ジージー･ドリン&ジェイシー･ジェイン）
　10分29秒　コードレッド
[挑戦者]コーラ･ジェイド&○ロクサーヌ･ペレス

　本誌が「期待してイイ」とシュート活字でネタバレ記した通りの王座交代なんだが、ようやくかという気もする。なにしろ評判の良かった『マネー・イン・ザ・バンク』でもリブ・モーガンがSD王者になったばかり。これで王座交代になってなかったら、今回のGABはダメだと辛口評やっていたことだろう。

◆ロクサーヌ＆コーラがNXT女子タッグ王座を戴冠！ロクサーヌはマンディに王座挑戦を表明

　ロクサーヌ･ペレス&コーラ･ジェイドが「NXTグレート・アメリカン・バッシュ」のタッグ王座戦でジージー･ドリン&ジェイシー･ジェイン（with マンディ・ローズ）を破って新NXT女子タッグ王者となるとロクサーヌは次週、マンディのNXT女子王座挑戦を表明した。序盤、ロクサーヌはジージーに捕まって劣勢となるも、ビックブーツの相打ちで何とか抜け出すとコーラがハリケーンラナから延髄切りをジェイシーに決めて反撃。

　終盤にはロクサーヌ＆コーラがジージーにダブルスーパーキックからフォールを狙うとこれを妨害したマンディは退場処分となり、最後はロクサーヌがラウンドハウスキックからくるっと回るポップ・ロックスでジージーを沈めて3カウント。ロクサーヌ＆コーラがジージー･&ジェイシーを破って新NXT女子タッグ王者となった。専門媒体的には苦言もある内容だったんだが、まぁいいか。但し中身を良かったとは記せないので以下はトップ画像にはしません(笑)。

　試合後のインタビューでロクサーヌは「ブレイクアウトトーナメントが終わったと思ったら、今度は親友とタッグ王者になったのよ」と言ってコーラと共に王座戴冠を喜ぶと「次週、キャッシュインしてマンディとのNXT女子王座戦に挑むわ。これでトキシック・アトラクションもおしまいよ」とトーナメント優勝の挑戦権を使って王座挑戦することを表明した。

　記者的には元ジョーダン・デブリン、新リングネーム「JDマクダナ」の登場の方がインパクトあったからカワイ子ちゃん組の戴冠よりもこっち。このところ「新たに来ます」と車飛ばしている煽り映像流していたんだが、いきなり今週、車で英国からフロリダに着いたのか？・・・とのツッコミはあるけど許そう。Me Tooで過去の不祥事バラされて解雇されたんだが、日本にも長く来ていた滅茶滅茶出来る選手と本誌は何度も活字に残してきてます。

　ところでトニーD（ディアンジェロ）ファミリーなんだが、2ダイムの解雇のみならず、なんかでサントス・エスコバが手術入院らしくてどうやら画像はガチなのか。トホホなのだった。トニーD親分の苦悩は続く。
　プリティ・デッドリーの「王座を取り戻す」のプロモ・セグメント、こいつらはオシャレでキザなキャラだけでなく、しゃべれます。わざとの英国訛りはやめて欲しいんですけど・・・。

＜第2試合 シングルマッチ＞
●ウェス･リー
　3分46秒　サイクロンキック
○トリック･ウィリアムズ

　カーメロ・ヘイズのサイドキック役だけでなく、シングルとしてもやれることのアピールなんだろうが、ウェス･リーを負けさせるのか。ふ～ん。
　まぁ、なんか得体の知れないジェルを手に塗って、それでウェスの顔を塞いだからという”言い訳”は付けていたけど。