[ファイトクラブ]外敵勢に主力「軒並み敗戦」でも大満足 グレイト品質で1周年の狼煙上げた

[週刊ファイト7月14日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼外敵勢に主力「軒並み敗戦」でも大満足 グレイト品質で1周年の狼煙上げた
 photo & text by TERUZ グレイト7・1旗揚げ1周年TDC
・バルクオーケストラ吠えるもセプティモ&渡辺壮馬が空中弾で魅惑
・仙女流王道プロレス冴えるも“出身”宮城が岩田からフォール勝ち
・拷問の館SHO「何度でもやったる」トーチャーツールにT-Hawkが沈む
・G-REX王座戦は事実上の大会メイン リンダマンを新鋭・井土が猛追
・青木真也「何年かかっても田村潔司にたどり着く」飯塚優を肩固め
・永田がUWFマッチでナガタロックⅡ勝利 伊藤貴則をレスリング圧倒


■ GLEAT Ver.3 -旗揚げ1周年記念大会-
日時:7月1日(金)18:30
会場:TOKYO DOME CITY HALL 1250人(満員/主催者発表)

 UWFルールとプロレスルールの2本立てで旗揚げしたGLEATは「何がしたいのかわからない」と言われながらも、両ルールでのクオリティを高め続けて1周年を迎えた。今年に入って主力選手が新日本プロレス&全日本プロレスにも参戦したが、TOKYO DOME CITY HALLでは複数試合で主力勢が“外敵”を迎え撃つ展開に。新日本からHOUSE OF TORTUREと永田裕志、総合格闘技経験のある青木真也が参戦したが、どのような闘いが繰り広げられたのか。大会現地からレポートする。

バルクオーケストラ吠えるもセプティモ&渡辺壮馬が空中弾で魅惑

<第1試合/G PROWRESTLING【6人タッグマッチ】>
〇カズ・ハヤシ
渡辺壮馬
セプティモ・ドラゴン
 10分15秒 ファイナルカット⇒片エビ固め
田村ハヤト
●KAZMA SAKAMOTO
クワイエット・ストーム

 バルクオーケストラが1周年第1試合に吠えて火をつけるも、セプティモ・ドラゴン&渡辺壮馬が魅惑の空中弾で返礼だ。ユニットの大旗を振ってバルクが「セプティモがメキシコからやってくる? どうでもいいよ」などとマイクで挑発する。試合でもバルクの勢いで沸かせたが、勝負所になるとセプティモが場外へのキリモミ式ケブラーダを発射だ。戦場がリング内に戻ると、セプティモ&渡辺が2人同時ファイヤーバードスプラッシュで舞う。このアシストを得たカズ・ハヤシがファイナルカットでKAZMA SAKAMOTOを沈めた。

 カズはマイクで「今年がレスラー生活30年。GLEATなことを考えている」と予告。中身についてはバックステージでも明かされず、今後の発表となりそうだ。カズが戦線復帰を飾り、アクロバティックさで観客の気持ちをつかんだ第1試合が大会としてのワッショイワッショイ感につながった。

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