［週刊ファイト6月30日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼Bプリチャード暫定タレント担RAWアスカMITB予選ベッキーSロリンズ
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■　WWE RAW
日時：6月20日（現地放送時間　日本YouTube水曜以降）
会場：ネブラスカ州リンカーン　ピナクル・バンク・アリーナ

　先にWWEニュースとしては、かのビンス・マクマホン事件が尾を引いており、ジョニー・エースことジョン・ロウリネイティスに変わって赤顔ブラザー・ラブでも知られるブルース・プリチャードが暫定タレント・リレーション部長に。もっとも、いざビンスがとなったらステファニーが暫定CEOとか、こちらでもビンスのYESマンである59歳のプリチャードかと、フロント陣は次世代になっておらず、人材不足を露呈したとなじられているのが実情になる。

　さて、実況上は”ネブラスカ大学キャンパス”からの中継は、ビアンカ・ブレアから。次期挑戦者リア・リプリーがメディカルをクリアしなかったから『マネー・イン・ザ・バンク=MITB』欠場とマイクがあり、挑戦者決定フェイタル5ウェイ戦になる。

　アスカは王座奪還を宣言したベッキーに「アハハハハ、ベッキー泣いてるの？　赤ちゃんのように」と挑発するも、この5way戦ではベッキーに足を引っ張られてしまう。結局、カーメラがリブにスーパーキック決めて勝ち残るのであった。

　渦中のビンス・マクマホンが出てくるのはもはやわざとかと。今回はジョン･シナの来週登場告知でした。ビンスが出ると視聴率も上がる。今回の3時間番組平均視聴者数は200万人、視聴率0.54を記録してます。

　やはりランディ・オートンは手術のようで、BroがいなくなったリドルはRandyと書かれたTシャツで出てくるのだが、オモスの両手チョークスラムに沈んでMITBに出るのはオモスに。セス”フリッキン”ロリンズが、リドルをあざ笑いローマン・レインズを倒せるのは俺だけだと。

◆ロリンズが失意のリドルをカーブ・ストンプ葬「お前は完璧な敗者だ」

　ロリンズがバックステージで観戦する中、王者ローマン・レインズへの報復を誓うリドルが身長220cm超えの“巨人”オモス（with MVP）とのMITBラダー戦予選に挑むとフローティング・ブロからRKOを狙ったが、これをかわしたオモスのチョークスラムで沈んで無念の敗戦となった。試合後にはロリンズがリングに現れてリドルを場外に投げ飛ばすと「お前は完璧な敗者だ。相棒ランディ・オートンを失い、レインズとの王座戦でも敗戦した。さらにMITBラダー戦出場の機会も奪われたな」と嘲笑った。続けて「俺はMITB権利書を奪取する。そして、レインズにキャッシュインしてやる」と王座挑戦の野心を公言すると反撃に現れたリドルをカーブ・ストンプで沈めてリングを後にした。ロリンズ、オモスらが出場する男子MITBラダー戦が行われる「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月3日にWWEネットワークで配信される。

　次週に来るジョン・シナ迎撃は（オースチン）セオリーのようなのだが・・・。先週、自分のポージングが出来なかったとやり始めるが、当然ボビー・ラシュリーがベビーオイルの仕返し。セオリーのUS王座挑戦をアピールした。

　ウーソズとストリート・プロフィッツは延々と勝ったり負けたりをPPVまで繰り返すと。今回はアンジェロ・ドーキンスがジェイ･ウーソにライガーボムを決めました。

For the first time in a long time, @IAmNotEliasWWE was able to see his older brother Elias ❤️ #WWERaw pic.twitter.com/vIHdWPneX0

— WWE (@WWE) June 21, 2022

　今週イチバン面白かったのはアライアスとエゼキエルの二重撮影による対談かと。ここまでテレビでもやれるんだという驚き付き。最後に二人がグータッチまでやりました。

　もちろん、ケビン・オーエンズは認めてません。今のは「映画マジックだ」とアライアスのコンサートに乱入、ギターでやられると(笑)。ちなみに三兄弟でまだエルロッドというのもいるらしい。まだまだアングル引っ張ってます。