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■ WWE RAW
日時:6月13日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米カンザス州ウィチタ イントラストバンク・アリーナ
番組はミズTVから。自身も過去に『マネー・イン・ザ・バンクMITB』を制してブリーフケースを獲得、キャッシュインして2試合目になる弱っている王者に挑戦してまんまと世界王座を戴冠しているんだが、ポール・ヘイマンは「ローマン・レインズが相手なら誰でも無理」と、これはスポイラーなのか否か。しかし、リドルが出てきて俺がやってやると。ランディ・オートンが家庭の事情で休みがちな今年、リドルのプッシュ計画は変わってないようだ。
前哨戦のシングル戦なのに、ストリート・プロフィッツのモンデス・フォードが高く飛ぶフロッグ・スプラッシュをジミー・ウソーはヒザで迎撃、そのまま丸め込んで勝利と。ふ~ん。
セス・ロリンズがインタビューでコディ・ローズ襲撃について聞かれると「ローズはウイルスだ。とても危険な存在だったが、もうアメリカン・ナイトメアは終わった」と語った。さらにMITBラダー戦予選で対戦するAJには「ローズと同じようにしてやろう」とスレッジハンマーを持ちながら挑発すると突如現れたAJに「これはCodyの分だ」と一撃を浴びせられた。
◆“女帝”アスカがMs.MITB宣言のベッキーを乱闘で一蹴!次週、2人はMITBラダー戦予選
“女帝”アスカがMs.MITB宣言をしたベッキー・リンチと乱闘になると裏拳3発からのスープレックスでベッキーを蹴散らし、次週2人が激突するMITBラダー戦予選が決定した。ベッキーが王者デイナ・ブルックと24/7王座戦リマッチで対峙するとゴング前にデイナに襲い掛かってバリケードや解説席に叩きつけた。
さらにマイクを取ったベッキーは「ムカつくことばかりだ。毎週毎週侮辱しやがって。今回のMITBラダー戦こそは私の年になるぞ」とMs.MITBになることを宣言すると、そこに救援に現れたアスカがベッキーをエプロンに連打して乱闘に発展。アスカはアッパーカットを浴びながらも、ショルダータックルや裏拳3発を放つとスープレックスでベッキーを投げ飛ばしてリングを占拠。その後、アスカとベッキーが激突するMITBラダー戦予選が次週のロウで行われることが決定した。「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月3日にWWEネットワークで配信される。
MITBラダーマッチの予選として、タッグ戦で勝った方がというのも変ではあるのだが、アレクサ・ブリス&リブ・モーガン組がアレクサのDDTがニッキーA.S.H.に決まってドゥドロップとの英国組を下した。
まだ続くんですか? またやるんですかのケビン・オーエンズとエゼキエルの抗争なんだが、試合内容はしっかりしているので文句ありません。今回は実況の発言にKOが怒っている間にリングアウトになりエゼキエルの勝利となり、来週は(自称兄貴の)アライアスのコンサートなんだそうです。
セドリック・アレキサンダーはMVPのプレイメイカーに短い尺で沈む役なんだが、こうしてシングル戦で番組に出してもらえるだけでも凄いことなんであって、なんやかんやで生き残っていることになる。
番組ベストマッチなのはやはりAJスタイルズvs.セス・ロリンズだった。これもMITB予選という扱いになっている。
◆セス“フリーキン”ロリンズがAJスタイルズを下してMITBラダー戦出場決定
セス“フリッキン”ロリンズが「もうアメリカン・ナイトメアは終わった」と手負いのコディ・ローズ襲撃について語るとこれに反発したAJスタイルズとの予選に勝利してMITBラダー戦出場を決めた。予選ではロリンズがトペ・スイシーダやローリングエルボーで攻め込めば、AJのスープレックスでターンバックルに叩きつけられて激しい攻防を展開。終盤にはバックルボムから放ったフロッグ・スプラッシュで自爆するも、AJのスタイルズ・クラッシュを抜け出すとそのまま丸め込んで3カウント。ロリンズがAJを下してMITBラダー戦出場を勝ち取った。
重ねてリドルのプッシュは変わってない。(トマソ)チャンパがフローティング・ブロからのRKOに寝る役なのはわかっていることなのだが、5分程の尺では二人がとても良い試合内容で大人のファンを満足させてくれている。
ビアンカ・ブレアが『マネー・イン・ザ・バンク』で対戦するリア・リプリーとJudgement Dayを気に入らないとするセグメントに続いて、ムスタファ・アリvs.チャド・ゲイブルのシングル戦も。これは3分強くらいで勿体ないなぁ。過小評価賞の二人がマッチメイクされるだけでも進歩という見方もあるのだろうけど、やはり勿体ない。ゲイブル師匠のジャーマンが決まりました。
ヴィア・マハーンがレイ・ミステリオにサーヴィカル・クラッチのカードは飛ばすが、それにしても3時間番組のトリが筋肉ポーズ合戦って・・・薬物検査はどうなったのか?
◆“筋肉魔人”ラシュリーがポーズ対決で圧勝もセオリーの策略で醜態
“筋肉魔人”ボビー・ラシュリーが “ビンス会長の子分”こと王者セオリーとのポーズ対決に圧勝するも、セオリーのオイルを顔面に浴びせられた隙にドロップキックで場外に蹴散らされた。番組エンディングでラシュリーがUS王座戦を拒否された王者セオリーとのポーズ対決に挑むとダブルバイセップス、サイドチェスト、モストマスキュラーと3種類のポーズで競い合った。ラシュリーが“筋肉魔人”の名に恥じない圧巻の筋肉を披露すると、勝敗を決める観客から声援をも浴びて圧勝。ラシュリーが45歳の年齢からすると異常なのは前からだが、セオリー君は先週と比べても急激にパンプアップって、どうなのか。
敗戦したセオリーに「US王座が欲しいなら、もう1つのポーズで対決だ」と要求されると突如オイルを顔面に浴びせられてしまう。これで目が見えなくなったラシュリーはセオリーのドロップキックを食らって場外に蹴散らされるとセオリーにセルフィー撮影されて醜態を晒した。
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