[ファイトクラブ]「全部が全部GLEAT」1周年記念大会前最後の大阪大会

[週刊ファイト6月16日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼「全部が全部GLEAT」1周年記念大会前最後の大阪大会
 photo & text by 猫山文楽拳
・ガチムチ旋風!混戦バトルピシャリと締めたKAZMA SAKAMOTO
・宮城、細川粘りを見せるも勝ち星掴めず
・衝撃田中稔TKO負け
・カオス鞭打ちマッチにGamma乱入CIMA大阪06復活宣言
・灼熱の同門対決制したのはT-HAWK
・死闘の果て 無敗の男井土徹也G-REX挑戦権獲得
・BACKSTAGE


 GLEAT旗揚げ1周年東京ドーム前最後の大阪大会はCIMAがマイクで語った通り、「全部が全部GLEAT」だった。
 実力も華もマイクも兼ね備えた役者が揃ったプロレス団体は見映え良く豪華、フレッシュで勢いに満ちあふれ、プロレスの明るい未来ばかりが映る、スーパーポジティブな興行だった。

■ GLEAT G PROWRESTLING Ver.27
日時:2022年6月11日(土)14:00
会場:大阪・梅田スカイビル・ステラホール(観衆225人・主催者発表)

ガチムチ旋風!混戦バトルピシャリと締めたKAZMA SAKAMOTO
<第1試合 G PROWRESTLING(20分1本勝負)>
◯KAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストーム&チェック島谷
 12分38秒 トランスレイブ⇒片エビ固め
佐藤恵一&頓所準&●渡辺壮馬
 オープニングマッチらしい華やかでスピーディな展開。

 佐藤とストームはパワフルに打ち合い、代わった島谷と頓所はスピードバトル。

 両チーム連携プレーの応酬も互角、頓所がストームにドロップキックから場外へ見事な三角跳び式ムーンサルトで観客を魅了。息就く間もなく壮馬もトぺで続く。
 勝機とリングに戻った頓所がストームにフランケンシュタイナーの構えにはいるがストームに投げられ、DDTで切り返す。

 壮馬も勢い畳みかけ、KAZMA SAKAMOTOの延髄からトレイン攻撃を見舞われるもガチムチバーガーを巧みに交わし誤爆させる。


 6選手入り乱れ混戦の様相を呈したが最後はKAZMA SAKAMOTOが壮馬にトランスレイブをまえうしろから見舞って3カウント。

 試合終了後早々賑やかに舌戦が展開。
 まずは河村がマイクで俺達今世紀最高のガチムチバディ集団パルクオーケストラの大勝利と高らかに凱歌をあげると、メインに出場の井土が現れ、試合前からG-REXチャンピオン宣言。
 河上が自らが出場するランバージャック・マッチに話を替えると、今度はCIMAが「最後に勝つのは100パーセントこのCIMAや!」と言い捨てあとは任せたと引っ込む。

 河上「マイクは俺の完敗だが勢いでは誰にも負けねえ!」

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宮城、細川粘りを見せるも勝ち星掴めず
<第2試合 G PROWRESTLING(20分1本勝負)>
◯高橋奈七永&水波綾
 13分49秒 アルバトロス
宮城倫子&●細川ゆかり
 細川と宮城の奇襲で試合開始。
 奈七永にダブル攻撃も先制も、奈七永に即座に反撃を食らう。

 水波はギロチンドロップ、キャメルクラッチと細川に畳みかけるが宮城がカットに入る。
 これが火に油、奈七永は「出てくるんじゃねえよ!」と宮城を撃退、キャメルクラッチで絞りあげる。

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