[週刊ファイト6月16日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼Jハーディ泥酔運転逮捕オスプレイDax棚橋弘至MOX客Ta Na Ha Shi
(c) AEW 編集部編
■ AEW Dynamite
日時:6月15日(現地時間 公式写真翌日以降)
会場:米ミズーリ州セントルイス チャイフェッツ・アリーナ
いよいよ現地時間6・26『Forbidden Door~禁断の扉~』新日本プロレスとAEWの合同興行が迫ってきた。大阪Dominionでも予選、AEWの番組内でも選手の紹介含めて日本の露出が増しているのだが、なんといっても先に伝える必要があるのはジェフ・ハーディの泥酔運転逮捕である。
正直、またかであり、直近だけでもこれで3度目。アルコールのテストは法律許容の4倍だったそうで、もはや庇いようがない。AEWはとりあえず給料ストップ、健康回復祈るとの声明を発表、番組の各種映像からジェフが消されることになる。おかげで今回のメイン、3wayによるタッグ王座戦でマット&ジェフのハーディ・ボーイズが出る予定だったが、これは現王者組ジャングルボーイ&ルチャザウルス組に、ヤングバックスが挑戦と宣材画像の差し替えも行われていた。
試合はクリス・ジェリコと元インナーサークルから飛び出したオルティーズとの敗者髪切り戦から。ミソはフエゴ・デル・ソルのマスクをかぶった男がバット攻撃をすることでジェリコがフォールすること。もちろん正体はサミー・ゲバラというオチだ。散髪屋も呼ばれていたのだが、オルティーズは自分でハサミを入れていた。
ウォードロウはこれまで手錠をかけられセキュリティーに囲まれての入場を強いられてたので、晴れて自由の身になったから20人のセキュリティー、さらにPPV『Double or Nothing』見てない方のためにマーク・スターリングまでも次々とパワーボム葬される試合。
ここではダン・ランバートATT会長のコネでUFC戦士マット・ヒューズ、タイロン・ウッドリーがウォードロウの手を挙げてました。
次がお待ちかね。ウィル・オスプレイとFTRのダックス・ハーウッドが至宝戦で魅了してくれるのだ。そして重要なことは、マニアはともかく一般には知られてない会場客がオスプレイというのは凄いと認め、声援を送ったこと。もっとも職人DAXがいかに素晴らしいかも攻防から明白になっていく。
ヒドゥンブレイドでオスプレイ勝利なんだが、そこからユナイテッド・エンパイアの(新タッグ王者と実況でも紹介された)グレート-O-オカーンにジェフ・コブらが急襲すれば、キャッシュ・ウィーラー&六本木バイスが救出に。最後に入場曲と共にオレンジ・キャシディが登場して、オスプレイのUS王座戦はオレンジ君となるのであった。
そして、いよいよ棚橋弘至が入場してくる。英語になるので、マイク担当はジョン・モクスリーだ。そして「お前がなぜエースと呼ばれるか」を語り出し、タナはなにもしゃべらないのだが、自然にセントルイスのお客さんが超大物が来てくれたことを認知して、Ta Na Ha Shi、タ・ナ・ハ・シと合唱を始めるのである。日本から視聴している者なら感動を覚えるであろう。