ジェイ・ホワイトがオカダ・カズチカをブレードランナーで下しIWGP世界ヘビー初戴冠!

 12日、毎年恒例となった新日本プロレス前期の総決算ともいえるDOMINIONが大阪城ホールで行われた。
 メインのIWGP世界戦は、5・1福岡大会でジェイが突然乱入し試合後のオカダをOK。その強引な挑戦表明をオカダが受ける形で実現した試合。お互い大技を繰り出すも、決定打とならず。30分を超える長期戦となったが、最後はジェイがショートレンジラリアットを連打。しかし、オカダが意地の反撃で開脚式ツームストン・パイルドライバーからレインメーカーを決めようとした瞬間、ジェイはそれを上手くかわし、あっという間にブレードランナーで3カウントを奪い、IWGP世界王座初戴冠となった。

セミファイナルは、IWGP USヘビー戦。本来、3WAYマッチで行う予定だったが、王者のジュース・ロビンソンが病気を理由に来日を拒んだ為、王座をはく奪。急遽、残りの2人、SANADAとウィル・オスプレイで王者決定戦となった。手に汗握るハイレベルな攻防となったが、最後はオスプレイがヒドゥンブレードからのストームブレイカーという必殺コースでSANADAを仕留めた。しかし、勝者にベルトの授与がない事に怒りをぶちまけた。

■ DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL
日時:6月12日(日)14:00
会場:大阪城ホール

<第1試合>
○アローン・ヘナーレ
フランシスコ・アキラ
TJP
 10分31秒 アルティマ
田口隆祐
マスター・ワト
●天山広吉

<第2試合>
エース・オースティン
○エル・ファンタズモ
石森太二
 8分04秒 CRⅡ⇒片エビ固め
●BUSHI
内藤哲也
高橋ヒロム

<第3試合/スペシャルシングルマッチ>
●ドク・ギャローズ
 4分05秒 林真理子に捧げるNU3
○矢野通

<第4試合/NEVER無差別級6人タッグ選手権試合>
[挑戦者]
●金丸義信
エル・デスペラード
ザック・セイバーJr.
 9分26秒 ショックアロー⇒片エビ固め
○SHO
高橋裕二郎
EVIL
[第22代王者]
※EVIL&裕二郎&SHOが4度目の防衛に成功

<第5試合/IWGPタッグ選手権試合>
[挑戦者]
グレート-O-カーン
○ジェフ・コブ
 11分52秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ
[第94代王者]
※ファレ&チェーズが初防衛戦に失敗。コブ&オーカーンが新チャンピオンとなる

<第6試合/AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦>
○棚橋弘至
 12分40秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
●後藤洋央紀

<第7試合/「KOPW 2022」争奪戦 鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ>
[挑戦者]
●タイチ
 10分00秒 11-10
○鷹木信悟
[保持者]
※スコア11‐10で鷹木が勝利。『KOPW2022』防衛に成功

<第8試合/NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者]
○カール・アンダーソン
 16分27秒 ガンスタン⇒片エビ固め
●タマ・トンガ
[第36代王者]
※タマが初防衛戦に失敗。アンダーソンが新チャンピオンとなる

<第9試合/IWGP USヘビー級王座決定戦>
○ウィル・オスプレイ
 12分48秒 ストームブレイカー⇒片エビ固め
●SANADA
※オスプレイが第16代IWGP USヘビー級チャンピオンとなる

<第10試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
○ジェイ・ホワイト
 36分04秒 ブレードランナー⇒片エビ固め
●オカダ・カズチカ
[第4代王者]
※オカダが5度目の防衛に失敗。ジェイが新チャンピオンとなる

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