[週刊ファイト5月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
【5・4タイヤファイト初進出!岐阜大会結果】
メインは武士正が悲願のベルト奪取! 県民カラー、緑のタイヤファイトベルトを賭けた王座決定戦を激勝!!
セミでは“RIZINファイター”山田将成(RIZIN出場時はMASANARI)が貫禄の勝利。
左 タイヤファイトGIFU代表・柚原真紀さん 武士正挟み日本タイヤファイト入江(秀忠)代表 レフリー内川高行
■ T-0005 タイヤファイトGIFU
日時:202年5月4日(祝水)
会場:M’SCAFE(岐阜市柳ヶ瀬通3−9)
主催:タイヤファイトGIFU
協費・M’SCAFE、ACFグローバル
問い合わせ先:ACFグローバル09034942633(近藤)
【全試合結果】
<メインイベント タイヤファイトGIFU(-80kg)王者決定戦 1分3R>
●輝也(let it be)
1R タイヤアウト 1-3
〇武士正(Fighting TeamA-TOYS) 第2代タイヤファイト(-80kg)東京関西統一王者
*武士正が初代タイヤファイトGIFU(-80kg)王者となる。
岐阜県出身ミノワマンから激励のコメント届く。
「本日はタイヤファイト岐阜大会開催おめでとうございます。岐阜県でタイヤファイトという熱い試合が行われるは、ビックリしました。選手の皆様、この時の一瞬の為に今までやってきたことを出し切って頑張ってください。岐阜でタイヤファイトが盛り上がるのを期待しております。」
地元ヒーローのサプライズに会場に歓声が上がる。この激励に負けじと、初進出の岐阜市柳ヶ瀬にあるM’SCAFEでは激闘が繰り広げられれた。この日メイン武士正は悲願のベルト奪取を狙う。最初に入場は武士正。後に入場は地元の期待を受ける輝也。試合前の認定宣言を日本タイヤファイト入江(秀忠)代表が行う。
緊張の試合開始だからか、輝也がややフライング気味にパンチを放ったが、これを試合巧者・武士正が冷静に裁いて、反撃の左フックでバランスを崩した輝也がタイヤアウト。再開2本目、輝也が焦りからかまたもフライング気味にパンチを放ち、レフリーからの注意1宣告。気を取り直しての再開後、またも左でバランスを崩させる武士正。作戦なのかこれでタイヤアウト2を取り、ついに王座に大手。
3本目、今までとは違い、低く重心を落とす作戦に変更した輝也がボディパンチ連打で、武士正から逆襲のタイヤアウト奪取。武士正の過去の逆転負けの経験から、よもやの悪夢が蘇るか。
4本目、武士正セコンドの冨宅飛駆の指示「重心低く!」の元、武士正も低く構える。サークリングでのバランスの取り合いに、輝也が片膝を付き万事休す。大阪在住の武士正の腰にタイヤファイトGIFU代表、柚原真紀よりタイヤファイトGIFUのチャンピオンベルトが巻かれた。これで武士正は、8月に大阪で開催予定のタイヤファイト全国統一王者決定トーナメントの出場権をもぎ取った。武士正、本名近藤哲夫 53歳。まだまだ、タイヤファイトの可能性を垣間見た一戦であった。
▼メイン試合YouTube動画
<タイヤファイト -70g 1分2R>
〇山田将成(フリー)
2R 28秒 タイヤアウト 3-0
●QUMON(MONONOFU GYM)
先に入場は、つい先日の4月1日に大阪高槻市にオープンした武士正率いるMONONOFU GIMのQUMON。しかし、メインでタイトル戦を控える武士正の露払いをするにはあまりにも強敵。いよいよ、格闘技界の革命児、イリエマン(入江秀忠)考案のタイヤファイトにRIZINファイター山田将成がタイヤイン。山田はRIZIN参戦時、MASANARIのリングネームで今年2月23日大会開催のRIZIN TRIGGER 2ndに参戦。その際はISKAのアマ・キック世界大会、Stand up新人王決定戦など通し21連勝のフルマークだった松井大樹とフルラウンド戦い抜き判定負け。今回が再起戦となる。
試合は激しい乱打戦が30秒続程続く。山田がアッパーを織り交ぜ、左が捉えたところでQUMONたまらずタイヤアウト。しかし、山田も畑違いに思えたか意外とパンチをもらう。2本目左右のストレートから、右アッパー、右ボディのコンビに必死に耐えるQUMON。ここでラウンド終了。
30秒のインターバル後、2R。山田の猛攻。右の強烈なストレートでQUMONダウンしながらのタイヤアウト。再開後も猛攻は続き、連打でついに大の字に倒れたQUMON。RIZINファイターの強さに場内が震撼した。
試合後のインタビューで、今回タイヤファイトの参戦した経緯としてメイン登場の地元・輝也に誘われたことがきっかけという山田将成。今後は地元開催であらばRIZINでもタイヤファイトでも優先して出る用意があるとのこと。そして今後はMMA挑戦の意向があることなどを語っていた。
▼セミ試合YouTube動画
▼山田将成試合後インタビュー
なお、太田プロ芸人神宮寺しし丸のネタ披露による今後のタイヤファイト・リングアナの査定だったが、あまりのしし丸のネタの滑り具合に会場は凍てついた。しかし当日来場していた、次回6月5日のタイヤファイト富山大会代表兼タイヤファイト無敗の右乳が、温情で合格を出して継続参戦が決まった。