NXT女子T予告Vレイダース投入リック・スタイナー黒祭司Jゲイシー

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■ WWE NXT 2.0
日時:4月26日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 ラッシュ・レジェンドとニキータ・ライオンの試合からだったが、いくらリハーサル重ねてもプロレスはお客さんの前でやる「生モノ」の格闘神話である。タイミングがズレたりすると、途端に次どう動くかわからなくなっているようでは元女子バスケの大物スターと言われても、ラッシュ・レジェンドは前途多難かも。Callして次の展開を再確認(それ自体、視聴者にもわかってしまうからアウトなんだが)してもうまくいきません。

 当然ナタリアが襲撃にあらわれ、スケボー持参のコーラ・ジェイドちゃんが・・・と次回タッグの予告編やってました。期待出来ません。


 トニーD(ディアンジェロ)vs.ヴォン・ワグナーと、ともに売り出している選手なのでどうするのかと思っていたら、ファンタズマ軍介入があったので、なんとか場外カウント10からリング内にトニーD戻るもワグナーのビッグブーツ喰らってフォールされるケツに。

 サントス・エスコバが場外に落ちたトニーDのヒザ裏にクロウバーを食らわしたから足を引きつりという「セール」なのだが、選手は次がそのspotだと反芻しながら動いているから、その前の場外への自滅の落ち方がヤバい。ガチで痛めたんじゃないかと思うのだが、プロレスとしてのクロウバーを喰らったからではなく、その前の自分で落ちる際の事故という笑えないことに。う~ん。イタ公マフィア・キャラのトニーDはベビーフェイスになったのか? わかりません。


 当初はAEWにもいたNXT UKから期待の逸材投入になるネイサン・フレイザーのNXT初試合だが・・・。グレイソン・ウォラーがアンドレ・チェース教授 w/チェース大学勢ともどもコキ降ろし、予定されたシングル戦はやらないまま乱闘に。フレイザーは飛んではいたんだが・・・なんらかの予定変更になったのだと推定される。


 突然に”アメリカン忍者”ケイシー・カタンザーロがカタナ・チャンスに改名。相棒ケイデン・カーターはそのままだが、新人組ユリサ・レオン&バレンティナ・フェロスに450スプラッシュを見舞う。これは女子ブレイクアウト・トーナメントが始まるからで、番組を通じて知らない選手が試合の合間、合間に次々に紹介されていた。今回のタッグの新人組まだまだだなぁ。
 ちなみに改名強要の嵐なのか、ケイ・リー・レイまでもが「アルバ・ファイア」なんだと。ただ、わざとの強いスコットランドはグラスゴー訛りはそのままだった(笑)。キャラが一緒ならなぜに改名なのか? AEWに盗られた時に困るからWWEは登録商標で管理しておきたいらしいんだけど。


 男女混合の6人タッグ予定が前週から告知されていたのだが、ブルックス・ジェンセンがロッカールームでやられるスキットが事前にあり、アメリカ軍はジョシュ・ブリッグスとファロン・ヘンリーだけになり、ラテン系ファンタズマ軍(改名のクルス・デル・トロ&ホアキン・ワイルド)にエレクトラ・ロペスの2対3のハンディ・キャップ戦なのか? どうでもイイかぁ。一応、ファロン・ヘンリーも女子選手だったんのか。ふ~ん。

 合体技でそりゃファンタズマ軍が勝ちます。


 最近メキメキ実力をつけてきたソロ・シコアと、カーメロ・ヘイズのサイドキック役に甘んじていたトリック・ウイリアムスがシングル戦。長身のトリックのドロップキックはオカダ・カズチカみたいで映える。シコアのフロッグ・スプラッシュが決まるがそれはどうでもイイこと、ウイリアムスは良い。シコアは態度の悪い兄貴ウーソズとは違っている。

 解説席にいたNXT北米王者キャメロン・グライムスがいちゃモンを付けて次はシコア、ヘイズと3way戦である。


 メインルースターから入れ変わり立ち代わり戦力投入もNXT 2.0の作戦なんだが、このところ中途半端な扱いだった実力派のバイキング・レイダースなら会場も歓迎だ。3年ぶりのNXT登場になり、マリック・ブレイド&イドリス・イノフェをダブルチョークスラムで片付けた。次回はダイヤモンドマインのクリード兄弟だ。これは期待して良い。

 ソロになったウェス・リーの海岸でのモノローグが泣かせる。なにが起きたのか、一切触れてないんだけど、試合より記憶に残った。


 元ロキシーとしてインディー界で名を成したロクサーヌ・ペレス20歳は、先週Toxic Attractionのジェイシー・ジェインに勝つNXTデビュー戦だったので、今回はマンディ・ローズが相手。ただ、お客さんは「ロキシー、ロキシー」と声援してるじゃないか。ジャンピングニーに沈むんだけど、いいと思いますよ。小さいけど有望株です。

 ウェンディ・チューのスイッチで花道で勝ち誇る3人に上からフィッシュネットが降って来て、しまいにはスライム・スプレーかけられて、ザマアミロである(笑)。

◆NXT王者ブレイカーが父スタイナーの救出に現れるも次期挑戦者ゲイシーの攻撃で返り討ち

 NXT王者ブロン・ブレイカーが父リック・スタイナーの救出に現れるも次期挑戦者ジョー・ゲイシーのクローズラインで返り討ちにされた。先週、王者ブレイカーを高所から突き落とした挑戦者ゲイシーがリングに現れると「ブレイカーが怪我に言及しないのは王座戦の許可が出てないからだろう。それなら俺が新NXT王者になるまでだ」と次週の「NXTスプリング・ブレイキン」に言及して王座奪取を宣言。

 するとそこへ王者ブレイカーの父でWWE殿堂者スタイナーが私服で登場して、これは記者だけでなく驚いたかも。これまで頑なに番組出演を拒否、殿堂入り後は態度を変えるも、出番はゲイシーに檻に監禁という「なんじゃこれは?」の出番だったのだが・・。「お前は間違っている。息子は王座防衛戦に出場できる」とリック親父が否定すると、ゲイシーの指示で多数の黒装束軍団(祭司)に取り囲まれてしまう。

 しかし、そこへ現れた王者ブレイカーがローブ軍団を蹴散らして父の救出に現れるもゲイシーのクローズラインを浴びて撃沈するとタイトルを奪われて見下ろされた。


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’22年05月05日号新日AEW石井アスカRAW 全日DG後楽園 藤原祭 ノア大谷晋二郎 PS両国


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▼RampageアレンSwerve危険”Hookハウゼン”(笑) SジョーROHトレント

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▼春休ソロ・シコア人気ネイサン・フレイザーNXT初クリード兄弟海賊退治

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