[ファイトクラブ]NXTナタリア投入CグライムスMローズ防衛プリティ・デッドリー初戴冠

[週刊ファイト4月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXTナタリア投入CグライムスMローズ防衛プリティ・デッドリー初戴冠
 (c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編

■ WWE NXT 2.0
日時:4月12日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 試合はキャメロン・グライムスのNXT北米王座防衛戦から。対戦するは『STAND & DELIVER』のハシゴ戦で動きの良かったソロ・シコアである。

 兄貴たちウーソズとは違う道で這い上がろうとしているシコアは高評価だ。またコーナーを使ってならともかく、スピアー式の突進からリング中央でスパニッシュ・フライがやれるキャメロンは凄い。試合はトリック・ウィリアムの介入があり、そこに気を取られての”言い訳”はつけていたがケイブンが決まっての防衛。但し、トリックだけでなく前王者カーメロ・ヘイズも暴行に加わる。

 再確認としてはシコアもベビーフェイスということ。ただ、どこかのユニットで群れたりしてない。闘い終わってキャメロンと共闘という展開の素振りもなかったのだが・・・。


 番組自体は先週のエンディング、リック・スタイナー親父がジョー・ゲイシー w/ハーランドに拉致されて檻に入れられている絵のおさらいからだったのだが、当然怒っている(息子の)ブロン・ブレイカーのプロモ・セグメントに。今回も映像出演だけのジョー・ゲイシーは、藤波辰爾とかはマスコミに見せびらかせて写真撮らせているHall of Fame記念の指輪をリック・スタイナーから奪い、それを火の中に入れてしまう。フォローのセグメントでまた出てきた際には、熱くなった指輪を自身にハメるという意味不明のスキットを展開。ゲイシーさんの社会学講義?、「ブロン・ブレイカーは精神修行が足りない」はわかるんですが、行動は未だよくわかりません。


 その先週で、ヴォン・ワグナーに狙われたジャケット・タイム。すんなりKUSHIDAにお仕事させるなんか止めて欲しいと思ったのは本誌だけではなかったようだが、それもあったのか他の理由なのかKUSHIDAは出て来ず、先週やられた脇腹をセールしながらイケメン二郎が出てきて、そのままシングル戦になりました。

◆イケメン二郎が激怒してワグナーに挑むも“美女”がいる観客席に投げ飛ばされて醜態

 イケメン二郎がKUSHIDAの代わりに抗争するヴォン・ワグナー w/ロバート・ストーンとの対戦に挑むも体格に勝るワグナーに敗れると、試合後には観客席に投げ飛ばされて醜態を晒した。“ジャケット・タイム”KUSHIDA&イケメン二郎がバックステージで突如現れたワグナーに背後から襲撃されると、対戦予定だったKUSHIDAは強烈なパワーボムを浴びて撃沈した。これに激怒したイケメン二郎は1人でリングに向かうと「今からお前をぶっ飛ばしてやる! カモン」とKUSHIDAの代わりに試合に挑んだ。序盤、イケメン二郎が延髄切りやパンチ連打で攻め込むと、ワグナーに豪快なクローズラインやベアハグで反撃されてる展開に。

 終盤にはジャケットパンチ4連打からスーパーキックやスワントーンボムを叩き込んでワグナーを追い詰めたが、セコンドのストーンに気を取られた隙にワグナーのビックブーツを被弾すると、最後はスイング・バックフリップを決められて敗戦した。試合後にもイケメン二郎はワグナーに捕まると、客席に突如現れた“美女”ソフィア・クロムウェルの指示で観客席に投げ飛ばされる始末。これにイケメン二郎は「体中が痛む。奴は俺のことを人間だとは思ってない」と自身のツイッターに投稿した。


 今週のテーマは3大王座戦ということで、せっかく寄りを戻したばかりなのにラケル・ゴンザレス(現ロドリゲス)がSmackDown入りになり、残されたダコタ・カイがマンディ・ローズの女子王座に挑戦。といってもどうなるかはミエミエなんだが・・・。

 こちらもToxic Attractionの介入に気を取られての”言い訳”付けてランニング・ニーにカイが沈みます。ただ、オマケがあってウェンディ・チューが強力な水鉄砲2台持ってきてToxic Attractionにぶっかけるという、まるで日本のCPEキャット・ファイトのような絵にしていたんで許そう。

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