[ファイトクラブ]“ヴィーガン”或いは猪木イズム ザック・セイバーJr.優勝の鍵

[週刊ファイト4月7日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼“ヴィーガン”或いは猪木イズム ザック・セイバーJr.優勝の鍵
by猫山文楽拳
・ダークホースですらなかったザックに賛辞の嵐
・肉を喰らわずNJCUPを制す
・2021年『G1 CLIMAX 31』柴田勝頼vs.ザック・セイバー
・天晴サムライスピリッツ



 勝てば官軍なのである。


 肉を食わないから体が小さいなどと批判されがちだったザック・セイバーJr.だったが、ひとたびNJCUP2022準決勝で鷹木を落とし、内藤を堂々下して優勝を果たしてみれば賛辞の嵐。
ダークホースですらなかったザックに賛辞の嵐


 そもそも格闘技と違い、体格差はハンデには違いないが勝敗の決め手にはならないのがプロレス。
 今回のザックの優勝は、改めてそのことを証明してくれたというわけだが、それにしてもそれでなくても恵まれたガタイとキャラの立った選手が揃った新日本のヘビーにおいて、ザックをNJCUPの優勝予想で挙げるメディアは毎回皆無に等しい。
 2018年のNEW JAPAN CUPでも「伏兵優勝のNJC」は新潟出身地元の裕二郎と言われていたなか、最終決戦の地新潟県アオーレ長岡で優勝したザックは自らダークホースですらなかったと自嘲のマイク。

[ファイトクラブ]ザック・セイバーJr.&TAKAみちのく お楽しみはSAKURAの後か!?



 この時の一夜明け会見では、自分こそがストロングスタイルなんだと主張していた。

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