ACFタイヤファイト決戦、東京編開催!田馬場vs.西田の重量級対決!!

 IMPACT.22×格闘技のおもちゃ箱ACF72ndが3月21日、インディー格闘技の東の聖地とも言える王子ベースメントモンスターで開催された。

 ACF初の東京大会は、IMPACTとの合同イベントとなった。タイヤファイトコンテンツとしては、3月5日『池袋チャリティー・タイヤファイト』、3月13日『ACF71タイヤファイト男女Wタイトルマッチ』、そして今回と毎週の様に開催されており、もはや、日本タイヤファイト入江代表の思わく通り、キラーコンテンツへと完全に化けた模様だ。

 そのタイヤファイトが行われたセミファイナルでは、先週13日タイヤファイトOSAKAタイトルに挑戦した”ミナミの格闘オヤジ”武士正が登場。対戦相手は武士正同様、プロレス、キック、MMAと縦横無尽に顔を出す常連選手、ニンジャ・リーが初タイヤイン。
 試合は1ラウンド武士正オーソドックス、ニンジャリーがサウスポーの為、コイントスでサウスポースタイルからスタート。一本目、上手く右回りでサークリングを見せる武士正に、バランスを崩したニンジャリーからタイヤアウト先制。

 二本目、武士正自身がストレートで前のめりに成る位のパンチで、バランスを崩したニンジャ・リーが片手をつきタイヤアウト。三本目、ニンジャリーがバランスを崩した武士正に連打でタイヤアウトを取り返し1R終了。

2ラウンド
 やや疲れの見える武士正の隙を付き、連打を浴びせたニンジャリーが、なんと二本取り返し勝利。武士正は連戦の疲れか、連敗を喫し世代交代が見え隠れた感のある一戦となった。

 もう一つのタイヤファイトは、”デンジャラス人生ファイター”の異名を持つ、中川達彦が登場。この試合のレフェリーは冨宅飛駈が務める。
 1ラウンド、一本目カタナマンが、プッシュ気味であったが中川がバランスを崩し片手を着いた所でタイヤアウト。二本目は中川がストレートの連打で取り返しこれで1-1のイーブン。しかし、西村刀からカタナマンに改名した効果か、三本目、四本目を連取したカタナマンが勝利を収めた。

 武士正、ニンジャ・リー、中川達彦、アンダーカードに登場していた中山勝巳など、性懲りも無く登場しながらも、あきらめない姿勢はきっと若い格闘競技者も見習うべき何かがある気がしてならない。

 他、大阪から乗り込んでいたFightingTeamA-TOYS軍から、久しぶりの大成信人。初参戦MANAMI、そしていつものZEAL、徳☆正、罰Ⅱ正、ヨコワケ、タイナ御堂選手のグラップリングも繰り広げられた。盛りだくさんのACFおもちゃ箱大会は4月3日、大阪沖縄会館で開催される。

■ IMPACT22 x 格闘技のおもちゃ箱ACF72nd
日時:2022年3月21日(月・祝)開場12:00 開始12:30
会場:BASEMENT MONSTER王子
主催:IMPACT/ACFグローバル
前売チケット:最前列席8000円 自由席7000円
※入場時別途ワンドリンク代500円必要
※当日券は、各席500円up
プレイガイド:IMPACT/ACFグローバル/出場選手各ジム
問い合わせ:ACFグローバル09034942633(近藤)

【試合結果】

<メインイベント第11試合 キックボクシング 無差別級 3分×3R>
●西田操一(フリー)
 1R TKO
○田馬場貴裕(ねわざワールド品川/IMPACT)

<セミファイナル第10試合 タイヤファイト ミドル級(−83.9kg)90秒×2R>
●武士正(Fighting Team A-TOYS)
 2-3 武士正のタイヤアウト負け
○ニンジャ・リー(IMPACT)

<第9試合 タイヤファイト ミドル級(−83.9kg)90秒×2R>
●中川達彦(キングダム府中)
 1-3 中川のタイヤアウト負け
◯カタナマン(フリー)


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