真冬の静岡RIZIN TRIGGER 2nd熱々魅せた!Kコイケ-佐々木憂流迦

photo: RIZINFF ケーシー

■ RIZIN TRIGGER 2nd
日時:2月23日(水/祝) 開始14:00 終了19:15
会場:静岡エコパアリーナ

 まだ寒さが厳しい静岡のエコパアリーナで開催された、RIZIN TRIGGER 2nd。
 アリーナ席はまぁまぁ埋まっていたがスタンド席の空席は多かった。そう見えたのはスタンド席はソーシャルディスタンスで一列毎に着席禁止にしてあったからだ。(アリーナは全席可能)


 新しく作った六角形のヘキサゴンケージ(前回はDEEPのケージ)は、UFC方式のケージの外側にスペースがあるタイプになる。今回からラウンドガールはそのスペースを歩くスタイルに。オクタゴンより柱が二本少ないので客席からは凄く見やすかった。
 前回のTRIGGERではカメラマンも脚立の上で無理な体制で撮影していたが、今回は楽に撮影していたように思える。

 相変わらず、演出面で大幅な経費削減があり、煽りVも少なく入場曲も短めにしているが(特に青コーナー)、試合がサクサク進むという点ではこれはありかもしれない。

 試合では、内山選手がボンサイ魂を振り絞り僅差の勝利を手にしたり、ヘビー級のキックの醍醐味を体験できたり、(結果は残念でしたが)ハリー・スタローン選手の考えられない頑張りが見えたり・・・。まだまだあるゾ。山本選手のマクレガーばりの下がりながらのKOが見えたり、アキラ選手の固い闘いが見えたり、倉本選手の逆襲が始まったり・・・メインのクレベルvs.憂流迦は年間最高試合だと思われたほど。

 今回も大満足の大会。RIZINの地方大会に外れなし。

【試合結果】
<第13試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R>
〇クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術/元KSW&REBEL FCフェザー級王者)
 2R 3分22秒 リアネイキッドチョーク
●佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム/元修斗環太平洋バンタム級(60kg)王者)


 静岡在住のクレベルと静岡出身の佐々木が地元で雌雄を決することになったが、当初は憂流迦の打撃にクレベルが白目を剥いたりと、大いに期待を持たせた点でメインを立派に締めた。最初のチョークを決めさせなかった憂流迦、よくやったと思う。イイ試合だった。

<第12試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R>
●加藤ケンジ(3POUND/K.O.SHOOTO GYM)
 1R 4分15秒 グラウンド状態のヒザ蹴り連打TKO
〇倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)修斗GYM東京から所属変更

<第11試合 MMA ライト級(71kg) 5分3R>
〇アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH/パンクラス・ライト級4位)
 判定3-0
●鈴木琢仁(ボンサイ柔術)

<第10試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R>
●新居すぐる(Potential)
 1R 35秒 右カウンター⇒パウンド連打TKO
〇山本空良(パワーオブドリーム/Fighting NEXUS&PFCフェザー級王者)

 Fighting NEXUSなどではお馴染みだがヤマケンの息子、多くの人が見ているRIZINの舞台で秒殺KOやってくれました!

<第9試合 MMA 73g契約 5分3R>
〇渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺/ラウェイAIR KBZ 75kg級 2018王者)
 2R 3分31秒 右フック
●ハリー・スタローン(ブラジル/関谷柔術アカデミー)

 ラウェイのドキュメンタリー映画『迷子になった拳』で知られるようになった渡慶次幸平。パンクラス横浜道場で寝技練習しているようで、北岡悟がセコンドに。そして2R、右フックが火を吹いた。

~休憩~

<第8試合 キック 100kg契約 3分3R>
●笹田勝俊(笹田ジム)
 1R 2分38秒 左フック
〇マウンテンRYUGO(TenCloverGym)

<第7試合 MMA 62kg契約 5分3R>
●遠藤大翼(IGGY HAND’S GYM)
 判定0-3
〇吉野 光(ALMA FIGHT GYM LIFE)※フリーから所属変更

<第6試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R>
●小島勝志(STYLE PLUS GYM)
 判定0-3
〇中川皓貴(reliable)

<第5試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R>
〇内山拓真(ボンサイ柔術)
 判定2-1
●原 虎徹(CAVE)

<第4試合 キックボク 65.0kg契約 3分3R>
●北川裕紀(ZERO ONE GYM)
 判定0-3(28-29 28-29 29-30)
〇竹内皇貴(チームドラゴン)

<第3試合 キック 58kg契約 3分3R>
●MASANARI(キック塾)
 判定0-3(28-29 28-29 29-30)
〇松井大樹(MEIBUKAI/Stand up King of Rookie 2021 -57.5kg級優勝)

<第2試合 キック 59kg契約 3分3R>
〇大樹(HAWK GYM)
 判定3-0(30-28 30-28 30-27)
●仲川広汰(TenCloverGym)

<キック 60kg契約 3分3R>
●伊藤勇大(OISHI GYM)
 2R 13秒 レフリーストップTKO
〇桃翔(T-KIX GYM)

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’22年03月03日号札幌NJ連戦 サウジPPV 堺GoldRush 静岡RIZIN 全日アブ小 ノア藤田