ぱんちゃん璃奈、コロナ罹患をYoutubeで告白!現在回復中!第5試合 壱・センチャイジム vs. 横野洋、第4試合 石川直樹 vs. 森岡悠樹インタビュー!~1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』

キックボクシングイベントKNOCK OUTを開催する株式会社 Def Fellowより、2022年のシリーズ開幕戦1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』後楽園ホール大会、第5試合 壱・センチャイジム vs. 横野洋、第4試合 石川直樹 vs. 森岡悠樹のインタビューが届いた。
 また「感染症拡大防止のために一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)」に抵触している為、欠場となった ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)は自身のYoutubeチャンネルでコロナに罹患していたことを告白、現在回復してきており、仕切り直しの3月12日の対戦にむけて決意と対戦相手(喜多村美紀)や大会関係者、チケットを購入してくれたファンに今回の欠場を詫びた。
Youtubeチャンネル「ぱんチャンネル_ぱんちゃん璃奈」
動画:【コロナ感染】また試合が直前で無くなりました。ごめんなさい。

ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と松﨑公則(STRUGGLE)の欠場により、プレリミナリーファイト2試合+本戦9試合の全11試合となった。

ぱんちゃん璃奈と松﨑公則がコロナの影響で欠場!1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』!両選手の試合は3月12日(土)大会に延期!

【チケット払い戻し対応のご案内】
 メインカードの延期に伴い、ご希望の方にはチケット払い戻しを下記のとおり実施いたします。詳細をご確認の上、お手続きください。
<ご注意>
※ 発券済みチケットを紛失されている場合は払い戻しをお受けできません。
※ ご案内方法以外での払い戻し、受付期間を過ぎての払い戻しはお受けできません。
■KNOCK OUTオフィシャルショップ、チケットぴあにてご購入された方
 下記の受付期間内に下記住所まで、お手持ちのチケットを「簡易書留」か「宅配便」のいずれかでご郵送ください。なお、チケットと一緒に、以下の事柄を記載したメモを同封してください。
※チケットをご送付いただく際の送料は、恐れ入りますがお客様にてご負担願います。
①お送り頂いたチケットの種類と枚数
②お名前
③チケット代金の返金先口座(銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義<カタカナ表記>)
④連絡可能な電話番号(メモの内容と同封内容に相違がある場合、お電話にてご確認させていただくことがあります)
⑤メールアドレス(メモの内容と同封内容に相違がある場合、ご連絡させていただくことがあります)
<受付期間>
2022年1月24日(月)到着分まで
<送付先>
〒103-0023
東京都中央区日本橋本町4-5-2
田澤日本橋ビル9F
株式会社Def Fellow「1.22 KNOCK OUT払い戻し」係
<返金時期>
1月31日(月)付でご返金させて頂きます。
※出場ジム・選手・関係者からご購入されたチケットについては、ジム、選手、または関係者にご確認ください。
[大会に関するお問合せ]
(株)Def Fellow
KNOCK OUTプロモーション事業部
tel.03-6262-3760
inquiry@knockout.co.jp
https://knockoutkb.com/

■『KNOCK OUT 2022 vol.1』
◇日時:2022年1月22日(土) 17:00開場/18:00開始(本戦開始前にプレリミナリーファイト数試合予定)
◇会場:東京・後楽園ホール
◇主催 株式会社 Def Fellow
◇チケット料金
SRS席(最前列) 20,000円 RS席 10,000円 S席 8,000円 A席 6,000円 ※全席指定/消費税込み
※当日券は各席とも500円アップとなります。
※6歳未満は入場無料です。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。なお小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料となります。
※今大会は入場者数の規制が緩和されたことに伴い、会場側と協議の結果、観客席を100%フル使用として開催します。ただし、会場内における新型コロナウイルス感染防止対策は、これまでと同様の形で実施することに変わりはございません。また、声出し声援に関する対策はより厳しくなり、場内アナウンスや表示物などでの告知を今まで以上に行ってまいります。なお、現時点において「立見券」の販売は一切行わない予定です。
※今後、政府および自治体が発表する各ガイドラインの変更や感染状況に応じて、収容人数や運営上のルールを変更させていただく場合がございます。
◇チケット販売所
KNOCK OUTオフィシャルショップ https://deffellow.stores.jp/
チケットぴあ https://t.pia.jp/
出場各ジム
◇お問合せ
株式会社 Def Fellow
Tel : 03-6262-3760
Mail : inquiry@knockout.co.jp
https://knockoutkb.com/

◇決定カード(2022.1.14発表)
<第9試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R>
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)SUZUKI Chihiro
99.5.14生/東京都三鷹市出身/22歳/175cm/オーソドックス/11戦10勝(8KO)1敗
※MMA戦績:9戦6勝3敗
初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者/パンクラス・ネオブラッドトーナメント2018フライ級
優勝/RIZINアマチュアMMA2016フライ級優勝
 vs.
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ)TAPURUWAN Hadesworkout
元WMAF世界スーパーライト級王者
元WMC世界フェザー級王者

メインイベント第11試合KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級!鈴木千裕 vs. タップロン・ハーデスワークアウト インタビュー!~1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』


<第10試合 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦/3分3R・延長1R>⇒3月12日(土)に延期
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE) PANCHAN Rina
94.3.17生/大阪府豊中市出身/27歳/165cm/オーソドックス/12戦12勝(2KO)
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者/元REBELS-BLACK女子46kg級王者
vs.
喜多村美紀(テツジム) KITAMURA Miki
86.6.27生/広島県福山市出身/35歳/160cm/オーソドックス/24戦10勝10敗4分

KNOCK OUT-BLACK(肘無)女子ミニマム級王座決定戦!ぱんちゃん璃奈 vs. 喜多村美紀 インタビュー1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』


<第8試合KNOCK OUT-RED(肘有)ライト級/3分3R・延長1R>
古村匡平(FURUMURA-GYM) FURUMURA Kyohei
99.8.24生/佐賀県三養基郡出身/22歳/174cm/オーソドックス/21戦18勝(7KO)2敗1分
大和MUAYTHAIスーパーライト級王者
 vs.
髙橋亨汰(伊原道場本部)TAKAHASHI Kota
96.9.11生/東京都練馬区出身/25歳/174cm/サウスポー/29戦24勝(11KO)3敗2分
新日本キックボクシング協会・日本ライト級王者

第9試合→第8試合KNOCK OUT-RED(肘有)ライト級!古村匡平 vs. 髙橋亨汰 インタビュー~1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』


<第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R>
中島弘貴(LARA TOKYO)NAKAJIMA Hiroki
88.7.5生/東京都八王子市出身/33歳/175cm/オーソドックス/43戦27勝(15KO)16敗
元Krushスーパー・ウェルター級王者/K-1 WORLD MAX 2010日本トーナメント準優勝/Krush-70kgトーナメント2009優勝
 vs.
曽根修平(チャクリキ武湧会)SONE Shuhei
83.6.10生/福岡県北九州市出身/38歳/175cm/オーソドックス/32戦16勝(6KO)13敗3分
※MMA戦績:17戦10勝7敗

第8試合KNOCK OUT-BLACK(肘無)スーパーウェルター級!中島弘貴 vs. 曽根修平 インタビュー!~1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』


<第6試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級/3分3R・延長1R>
吉野友規(STURGIS新宿)YOSHINO Tomoki
86.5.30生/埼玉県比企郡出身/35歳/186cm/オーソドックス/7戦6勝(4KO)1敗
第6回K-1アマチュア全日本大会重量級優勝(2018年)
 vs.
斗吾(伊原道場本部)TOGO
89.4.22生/神奈川県相模原市出身/32歳/177cm/オーソドックス/57戦38勝(27KO)11敗8分
新日本キックボクシング協会・日本ミドル級王者

第7試合KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級!吉野友規 vs. 斗吾 インタビュー!~1月22日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.1』

<第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級/3分3R・延長1R>
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)ISSEI Saenchaigym
97.8.15生/沖縄県那覇市出身/24歳/172cm/サウスポー/25戦18勝(6KO)6敗1分
ルンピニージャパン・バンタム級王者
 vs.
横野洋(キックボクシングジム3K)YOKONO Hiro
97.1.8生/兵庫県神戸市出身/24歳(試合時は25歳)/173cm/オーソドックス/15戦8勝(6KO)5敗2分
元DEEP☆KICK 57.5kg王者

☆壱・センチャイジム
「今回の試合は、僕が『スピード・アクター』になります」

──タイトルマッチからの再起戦ですね。前回の小笠原瑛作戦を今振り返ると?
壱 最初はすごく落ち込みました。その間にいろいろ考えたんですけど、結局、「自分だけが努力していると思い込みすぎてた。勝ちにつながってない以上、これは努力とは言わなかったんだな」と思ったんです。結局、結果が全てなので、結果につながらなかったということは、何十時間練習したって、ただの自己満だったんだろうなと。結果を出すまで頑張らないといけないんだろうなと、改めて思いました。今の僕は瑛ちゃんの名前を出せるレベルじゃなかったということなんですけど、この階級では瑛ちゃんがまだチャンピオンでい続けると思うので、『KNOCK OUT』に呼んでもらえる以上、『KNOCK OUT』を盛り上げるために頑張ります。これから地方の選手とか、下の階級の選手が上げてきたりすると思うんですけど、そいつらを片っ端から潰していって、3回目の対戦まで盛り上げられたらいいなと。そういう風に切り替えて、今はまた火がついてます。

──タイトルマッチから今回の試合までが意外に早いなと思ったんですが、それはそういう切り替えができたからということですか?
壱 試合を見た方は分かると思うんですけど、瑛ちゃんとの試合で目と脚をけっこうやられてしまって、「完治まで時間がかかるだろうな」と思っている時に、試合のオファーをいただいたんです。それがきっかけで、「俺にできるのは戦うことだけなんだな」と思って、「負けたからってクヨクヨしてられないな」という気持ちになって受けたんです。練習はまだ再開してなかったんですけど。横野選手をなめてるわけではなく、その日には治ってるだろうと思って。それにタイ人のコーチから「タイでは2週間に1回試合とか当たり前。いつもケガなく試合してる選手なんていない。お前もオファーを迷ってるヒマなんてないっしょ」みたいに言われて、そうだよなと。多少のケガがあったとしても、俺にはこれしかないので。今はケガも治ってきて、心配ないです。

──タイトルマッチで、具体的に足りないと感じた部分はどこでしょう?
壱 あの試合では、打ち合いでもらったパンチと、蹴られ続けたローキックのダメージが瑛ちゃんの勝利につながったと思うんですけど、それは結局、会長が最初から注意していたことなんですよ。僕はボディとローでは倒れない自信があるので、倒れるとしたら打ち合いの中だろうなというのがあって。結局、そこの準備していたところで負けてしまったんですよね。1回目の瑛ちゃん戦はすぐ終わって、パンチの威力とかも分からないぐらいだったんですけど、今回は「準備していたものよりも、瑛ちゃんが一歩上を行っていた」という負けなんですね。全部でちょっとずつ、チャンピオンが上回っていたと。

──ということは、何か一つ上げればいいというわけではないので、大変ですよね。
壱 まあでも、それがチャンピオンだよなと思うんですよ。予想してきたことを気をつけていれば勝てるというんだったら、あんなに連勝して知名度がある選手にもなってないでしょうし。結局、どの選手もローとパンチで倒してるわけですから。そこが特化してることは分かってたんですが、想像以上だったんですよね。僕はヒジとミドルに特化していると思っていて、横野選手もそこを対策してくると思うんですけど、そこで想像を超えるものを出せば、またチャンピオンに近づいていけるんじゃないかなと思ってます。一からのスタートですけどね。

──その横野選手の印象は?
壱 横野選手とは、共通の対戦相手が多いんですよね。瑛ちゃんだったり炎出丸選手だったり、森岡悠樹選手だったり。実は瑛ちゃん戦の前に横野選手との対戦が来るかなあと思ったりもしていたので、このタイミングかというぐらいでした。印象は、背が高いぐらいかなと。スローな選手だし、謎ではありますけどね。瑛ちゃん戦も、何もせずに終わってしまったので。ただ、実力差があるので問題はないと思ってます。

──ではどういう勝ち方をしたいですか?
壱 僕は最近、階級を上げてからKOがないんですよ。普通は階級を上げるとKOが増えると思うんですけど、僕は減ってしまったということは、足りないものが絶対あるんですよね。そこを見つめ直していきたいと思っています。倒すプランはしっかりできているので、試合では楽しみにしてもらいたいです。

──ここから、今年どうしたいですか?
壱 昨年は目標だった瑛ちゃん戦に負けてしまったんですが、僕の周りは容赦ないんですよ。友達とかも「2回も負けてるんだから、もういいだろ」とか「もう引退しろよ、2回も負けてるんだし」とかって言われるんですね。

──それはなかなかですね(笑)。
壱 気を使わないヤツが多くて。まあ僕もその方が気楽でいいんですけどね。僕自身は、これで負けたら何を目指したらいいか分からないというぐらい、あの一戦にかけてたんです。でも負けて、僕にはこれしかないと分かったし、今年も最終目標が瑛ちゃんというのは変わらないですね。「しつこいよ」と言われると思うんですけど、1戦目と2戦目で、結果は同じ負けですが内容は違ったと思いますしね。3戦目がどうなるかは分からないですけど、今年も『KNOCK OUT』のベルトを最終目標として、そこに行くための過程を踏んでいきます。

──そこで必要なものは何でしょう?
壱 僕は前に瑛ちゃんに負けてから、3連勝で再戦にたどり着いたんですけど、その3戦もインパクトのある試合はあったのかなって考えちゃったんですよね。それで、『KNOCK OUT』が僕に求めてるものは何かと考えた時に、一つはビジュアル枠、イケメン枠。でも、2回も負けてるイケメンっているのかなと。そう考えた時に、戦い方が大事だなと思って。打ち合いだったら誰でもできるんですよ。そこで僕は、僕にしかできないムエタイテクニックを駆使してKOしていけば、『KNOCK OUT』に面白いヤツがいると反応してもらえるんじゃないかと思ってるんです。それは他団体では見られないテクニックだと思うので。

──なるほど。前回の試合では、練習していたというムエタイテクニックはどれぐらい出せたんですか?
壱 半分も出せなかったですね。会長にも申し訳なかったです。ただ、その中でも出せた技もあって。その一つが、相手の股間まで行くぐらい踏み込んで、斜めにカチ上げるヒジなんです。ヒジの相打ちがあって目が見えづらくなって、距離感がバグっちゃったタイミングがあったんですけど、その時に「これは踏み込むしかない」と思って、とっさに出たのがそれだったんです。今回、横野選手もサウスポーなので、また出せるんじゃないかと思ってます。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントは?
壱 前回、スピード・アクターと戦ったんですけど、今回は僕がスピード・アクターになってるはずなんですよ。

──どういうことですか? 「スピード・アクター」は小笠原選手のキャッチフレーズですが……。
壱 瑛ちゃんと試合して、彼がそう呼ばれる理由が分かったんですよ。それで、今回は瑛ちゃんっぽい試合をして、横野選手とスピードの差を見せつけるのも面白いかなと思って。僕は毎回、戦うにあたってモデルの選手を作るんですけど、今回は瑛ちゃんでいこうかなと思ってるんです。ちなみに瑛ちゃん戦の時はタイのサオエークをモデルにしたんですけどね。

──そういうのもあったんですね。
壱 なので、今回は僕がスピード・アクターになって試合するので、そこも楽しみにしてもらえればと思います。

──分かりました。ありがとうございました!

☆横野洋
「ヒジありは苦手ですけど……打撃で勝負します」

──昨年は最初よかったものの、その後乗り切れなかったかなという印象です。ご自身としては?
横野 そのままですね。乗り切れなかったです。ヒジありができないことが、完全に分かりましたね(笑)。ヒジなしだったら出られる場面も、ヒジがあるとビビって出られないということが続いていて。7月の小笠原瑛作戦で、アカンなあと思いました。

──なるほど。でも今回もREDルールですよね。BLACKルールでの出場は考えなかったんですか?
横野 いや、僕もBLACKがいいんですけど、BLACKの話は来なかったので。久しぶりにBLACKでやりたいなとは思ってるんですけど、まあしょうがないです。

──8月の試合が中止になって、7月以来半年ぶりの試合になります。この間、改善した点は?
横野 前よりは、ムエタイができる人がジムに来てくれて、教えてくれたりするようになりました。でも「ムエタイ、ムズいなあ」と思うぐらいで、何かが身についたとかはないんですけど。

──と言いつつ、今回対戦する壱・センチャイジム選手はどう見てもムエタイファイターですが(笑)。
横野 まあ、打撃やったら絶対大丈夫なんで、そこでやるしかないですね。あんまり相手の試合を見たことがないんですけど、スタミナはあるなと思ってます。

──相手の映像とかはあまり見ない方なんでしたっけ?
横野 格闘技は好きなんですけど、そんなに見たりはしないですね。今回も友達と飲んでいる時に「見ろよ!」って言われて、酔っ払いながら見たからあんまり覚えてなくて。そんな感じです。

──そうですか(汗)。では練習でテーマにしていることは?
横野 最近は基本をけっこうやってますね。ジャブとかストレートとか、基本だけやってます。苦手なものをやるのも大事だと思うんですけど、得意なものを伸ばして勝てたらうれしいんで、得意なものを見つめ直してる感じです。

──では、その打撃で先手を取って攻めていく?
横野 もともと僕はスロースターターなんで、先手っていう感じでもないですね。まあ、自分の攻撃を当てていって、倒せる時に倒したいなと。

──相手のペースにならないために気をつけることは?
横野 下がらんかったらいいんやないかなあとは思ってますけどね。

──相手は前回の試合でタイトルマッチまで行った選手です。そこに挑む気持ちは?
横野 「挑む」っていう気持ちはあんまりないですね。ランキングがあるわけでもないので、そこはそんなに気にしてないです。

──では試合自体のテーマは?
横野 「とりあえず勝つ」っていうぐらいですかね。今年一発目の試合やし、ジムでも今年一発目なんで。その次が近藤魁成なんで、いい感じでつなげてあげたいなと思ってます。

──じゃあ、気合いは入ってるんですね。ここまでのお話だと今ひとつ伝わってきづらいもので……(汗)。
横野 前よりは確実に入ってますよ。『KNOCK OUT』に来てからあんまり勝ててないですけど、相手どうこうよりは自分がしっかりすれば勝てるなあというイメージなので、基本を大事にしようっていうのが、僕なりの気合いです。

──横野選手の受け答えが面白いので、インタビューもいつもそのまま掲載させてもらってますが、試合に負けた時に「真面目にやらないからだ」と言われそうだなあといつも思うんですが……。
横野 いや別に、僕のことを知ってる人は「お前らしくて、ええんちゃう?」ってみんな言ってくれてるんで、大丈夫ですよ。僕が「一生懸命頑張ります!」って言うよりは、そっちの方が「お前らしいなあ」って応援してくれると思うんで。僕のことを知らん人は別にそれでいいんで。「何やコイツ!」で覚えてくれてもいいですし。

──本当は、こんなコメントなのに勝つ、というのが理想的なんでしょうけどね。
横野 そうなんすよね。そろそろビシッと決めとかないとな、とは思ってますよ。

──実はそこに気合いが入ってるわけですね(笑)。ここで勝てば、ランキングがないとは言え、大きくひっくり返る勝利になると思います。
横野 勝ったら僕が1位みたいなもんっすよね。でも、今回勝ってもすぐにタイトルマッチというわけにはいかんやろうし、僕の前の試合で54.5kgの試合があるんで、次はあっちの勝者とやらされるんやろうなあと思ってるんで。

──「やらされる」って(笑)。
横野 まあ勝っていって、今年はベルトを獲りたいですね。

──おっ、まともな抱負が(笑)。ちなみに年末年始はどう過ごしてたんですか?
横野 12月26日に赤ちゃんが生まれたので、ずっと家にいました。

──そうなんですか! おめでとうございます!
横野 楽しく子育てしてますよ。かわいすぎて、もう食べちゃいたいぐらいです(笑)。この子がベルトより小っちゃいうちに、ベルトを獲りたいです。

──それはどういうことですか?(笑)
横野 赤ちゃんとベルトを並べたら、かわいいじゃないですか。

──なるほど(笑)。子供ができたこともモチベーションにつながっている?
横野 そうですね。頑張りますよ。

──では最後に、そういう点も全部引っくるめて、この試合で一番注目してほしいところは?
横野 他の選手より打撃がうまいぞというところは見てほしいですね。打撃の打ち方も戦い方もキレイではないんですけど、独特のうまさがあると思うんで。

──分かりました! ありがとうございました!

<第4試合 KNOCK OUT-RED -54.5kg契約/3分3R・延長1R>
石川直樹(team Lit)ISHIKAWAI Naoki
86.8.18生/埼玉県春日部市出身/35歳/171cm/オーソドックス/40戦22勝(12KO)10敗8分
元新日本キックボクシング協会フライ級チャンピオン
元スックワンキントーン・スーパーフライ級チャンピオン
元ジャパンキック協会フライ級チャンピオン
vs.
森岡悠樹(北流会君津ジム)MORIOKA Yuki
94.3.9生/千葉県木更津市出身/27歳/175cm/オーソドックス/16戦9勝(4KO)6敗1分

☆石川直樹
「ここから巻き返し。『これぞ石川直樹』という試合を見せて勝つ!」

──昨年は『KNOCK OUT』で1試合の後、RIZINで1試合されました。結果については不本意だったのでは?
石川 そうですね、不甲斐ない試合をしてしまいました。『KNOCK OUT』でのユット・ZERO戦ではもっと前に出ないといけなかったですね。相手がテクニシャンだということは対戦前から分かっていたんですが。下がりながら疲れない試合をして、こっちが出ようとするとフェイントなどで来させないという感じで。うまい戦いをされちゃって……それでも出ないといけなかったんですけど。最悪な試合でした。

──その1ヵ月後、RIZIN参戦が急きょ決まって、吉成名高選手と対戦しました。
石川 せっかくの大舞台だったので、派手に勝ちたかったんですけど。自分の得意なヒジでやられてしまいましたね。ただ、見えていたし、来るのも分かっていたヒジで倒れてしまったというのは、逆に考えれば自分の強い武器にできるなという考えに今は切り替えました。呼吸を読まれたというか、僕もずっと対戦相手にやっていたことを自分が食らって、来るタイミングが分かっていたのにやられたということは、逆に自分もできるということなので。あの試合で自分が倒された展開に、自分が持っていければ、これからKOを量産できるんじゃないかと思っています。

──昨年がそういう結果だっただけに、今年は新年から巻き返しの気持ちが強いと思いますが。
石川 はい。落ちるところまで落ちたので、ここからは全部勝っていきたいですね。「石川は終わったんじゃねえか」と思った方も多いと思うんですけど、自分では今が一番強いと思えているので、そろそろ結果を出さなきゃなと思っています。

──今回の対戦相手は森岡悠樹選手に決まりました。印象は?
石川 森岡選手のことを知らなくて、動画を見たんですが、いい選手ですね。これからの選手だなと思いました。右のパンチをけっこう当てて効かせていて、見えづらいのかなと。そこだけ警戒して臨みたいです。

──森岡選手は身長とリーチがありますが。
石川 そうですね。身長に関しては、以前に所属していたジムで馬渡亮太という178cmの選手とずっと練習していたので、問題ないです。しかも森岡選手は身長をうまく使えていないイメージがあるので。

──今回はどんな試合をしたいですか?
石川 自分らしい試合、「これぞ石川直樹だ」という試合をしたいですね。下がらないでガンガン前に出て、ヒジ・ヒザ、ヒジ・ヒザのオンパレードで勝ちたいです。

──前回は現体制の『KNOCK OUT』に初出場だったわけですが、イベントについてはどういう印象でしたか?
石川 それを感じる以前に、旧体制の時も含めて『KNOCK OUT』には3回出させていただいてるんですが、まだ一度も勝ってないんですよ。一夜明け会見とかもやったことがないので、そういうのも味わってみたいですね。継続的に参戦させていただくためにも、今回の試合は大事になってくると思うし、ベルトにも絡んでいきたいと思うので。ここで負けちゃったら何にも言えなくなるので、落とせないですね。

──昨年、試合に出た時点での目論見は狂った部分があると思うんですが、巻き返しのためにやり始めたことはありますか?
石川 いろんなジムに出稽古に行っていて、いろんな選手とスパーリングさせてもらってるんですよ。BRING IT ONパラエストラAKKで直樹選手をはじめ何人かの選手、クロスポイント大泉では同じ大会に出る乙津陸選手とか。対戦相手と同じような体型やスタイルの選手ともやったりしていて、いい練習ができてすごく調子いいです。

──ところで、石川選手のパーソナルな部分ってあまり出てないと思うのでちょっと伺いたいんですが、趣味とかはありますか?
石川 趣味ですか(笑)。何だろうなあ……趣味というか、犬を溺愛してますね。愛犬家という感じです(笑)。狆(ちん)っていう小さい犬種なんですけど、インスタグラムにはけっこう投稿しているので、見てください(笑)。他には……キャンプにも昔からよく行きますね。

──今はキャンプブームですが、その前からなんですね。
石川 もうけっこう長いですよ。山梨県の方に何人かで行って、富士山と湖を見つつ焚き火をしながらお酒を飲むのが最高ですね。あと、コロナ前は海外旅行にもよく行ってたんですけど、今は国内で温泉に行ったりとか。こうして話すと、けっこう趣味ありますね(笑)。

──いい趣味をいくつもお持ちじゃないですか(笑)。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
石川 これはどの試合も同じなんですが、ヒジ・ヒザ、上下の攻防に注目していただきたいなと思ってます。ヒジが当たればヒザが当たって、ヒザが当たればヒジが当たるという、そういう試合を『KNOCK OUT』ではまだお見せできていないので。しつこーく行くのが僕の持ち味なので、今度こそお見せできればと思います。

──分かりました。ありがとうございました!

☆森岡悠樹
「『倒すヒジ』を駆使してREDルールらしい試合をしたい!」

──念願の後楽園ホールでの試合となりましたが……。
森岡 そうですね(笑)。まあちょっと不本意ながらという感じなんですけど。前回勝って、後楽園ホールで試合できていれば一番だったんですが、壱・センチャイジム選手に負けてからなので、場所が移っただけ、みたいになっちゃって。

──その壱・センチャイジム戦を含め、昨年の戦いを今振り返ると?
森岡 去年は横野洋戦、鈴木貫太戦、壱・センチャイジム戦と3試合して2勝1敗なんですが、1戦目、2戦目でしっかり勝てて自信がついてきたところでトップクラスの選手とやって。自信もあったんですけど、やっぱり3R通して見ると壱・センチャイジム選手の方が地力が全然上でした。攻める場面もあったんですけど、トータルで見ると相手のペースだったなと思うような試合で、結局まだまだトップに足りないなと思いましたね。

──具体的に足りないところは?
森岡 前回の試合で、相手のペースの作り方がうまいなと思いました。あとはトータルのバランス。最後、スタミナがなくなって動けなくなったところでヒジをもらっちゃったので、そういうのはなくしていきたいなと思いました。

──スタミナに関しては、特に弱点というわけではなかったですよね?
森岡 そうですね。横野戦、鈴木戦では3Rに一気に攻めて勝つことができて、自分の中でもスタミナがついてきたなという自信があったんですけど、壱・センチャイジム選手とやって、やっぱりスタミナもまだ足りなかったんだなと思い知らされました。1Rは自分から攻めていて、自分のペースかなと思ってたんですけど、結局ペースに呑まれてたのかなと。

──というところで、今回は石川直樹選手との対戦です。
森岡 石川選手は階級も下でしたし、対戦するとは想像もしてなかったので、これまでは意識していませんでした。昨年9月のユット・ZERO戦も後から見たんですが、その試合はユット選手のペースだったので、あまり参考にはならなくて。他の試合もいくつか見たんですが、やっぱり首相撲、ヒジ、ヒザというイメージですね。首相撲で自分のペースを掴むという。

──その意味では特徴がハッキリしている相手ですが、自分が戦うとなると?
森岡 首相撲も別に苦手というわけでもないですけど、好きではないんですよね。それよりは魅せるという意味でもパンチなどの攻撃にこだわってきたので。石川選手はもともとやっていた階級では背が高い方だと思うんですけど、今回54.5kgで自分とやるとなるとリーチが全然違うので、ヒジ・ヒザもそんなに届かないだろうし、怖い部分はあんまりないかなという感じですね。

──自分としてはどう戦ってどう勝ちたいですか?
森岡 これからもREDルールでやっていきたくて、他団体やBLACKルールにないものといったらヒジだと思うので、そこをしっかり出していきたいですね。石川選手もヒジ・ヒザが得意で、いかにもREDルール、という選手ですけど、相手の得意な部分で上回って勝ちたいです。

──ヒジを狙っていくと。
森岡 はい。ただ、鈴木戦の時にヒジでカットしてTKO勝ちしたんですけど、それだとやっぱり「あ、終わっちゃったな」という感じになるので、今回はヒジでぶっ倒したいです。最後はそれでフィニッシュできれば理想的ですね。

──ただ、ヒジの距離になるとリスクもありますよね。
森岡 もちろんリスクも承知の上で、あえてそこで勝ちたいなと思っています。REDルールらしい試合にしたいですね。

──「切るヒジ」と「倒すヒジ」は違うと聞きますが、簡単に説明していただけますか?
森岡 距離の問題もあると思います。倒すのを狙う場合はいつもよりもっと踏み込んで、アゴに当てて倒す感じですね。眉とかテンプル(こめかみ)のあたりだと切れちゃうことが多いので。ヒジのリーチは短いので、踏み込んで当てるのはより難しいですけどね。他の試合ではなかなかないと思うので、そこを狙っていきたいです。他団体にも負けないように、そういうREDルールらしさを出せればいいなと思っています。

──石川選手は過去に複数のタイトルを獲得している選手でもあります。
森岡 地力がある、強い選手ですよね。あのペースに呑まれてしまったらヤバいなとは思います。

──この試合を皮切りに、今年はどうしていきたいですか?
森岡 昨年、壱・センチャイジム選手に負けてしまったので、すぐにトップに行けるとは思っていなくて、一つずつ勝っていくしかないですね。もちろん今年中に、負けた壱・センチャイジム選手にもリベンジできるチャンスも掴みたいと思っています。

──その壱・センチャイジム選手はその後タイトルマッチに臨んで、敗れました。
森岡 チャンピオンの小笠原瑛作選手がやっぱり強いなという試合でしたね。あれを見せられちゃって、「本当にトップまではまだまだだな」と思わされました。チャンピオンはやっぱり強いです。

──ここからそのトップに食い込んでいくために、当面必要なものとは?
森岡 自分のペースで攻めることができて、ラウンドごとに山場が作れて、最後まで戦いきれるようになることですね。今はそれを目標にしています。まだまだ全体的な底上げが必要ですね。全然足りないです。

──話が戻りますが、経緯はどうあれ、ここで勝てば「後楽園ホールで勝利」となりますが……。
森岡 そうしたいですね(笑)。やりたい選手もまだたくさんいますし、『KNOCK OUT』で負けていてリベンジしたい選手もいるので、いい勝ち方ができたら、対戦アピールをしていきたいですね。

──では最後に、今回の試合で注目してほしいポイントは?
森岡 他団体にもBLACKルールにもないヒジ・ヒザで攻めたいと思っているので、REDルールらしい戦いに注目してほしいと思います。

──実は石川選手も同じ点を挙げていました。
森岡 そうですか!(笑) いいですねえ。向こうもそれが得意なので、ヒジ・ヒザでガンガンやり合う試合をしたいですね。楽しみです。

──ありがとうございました!

<第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級/3分3R・延長1R>
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)TSUZAKI Yoshiro
84.12.19生/長崎県対馬市出身/36歳(試合時は37歳)/180cm/オーソドックス/19戦8勝(3KO)9敗2分
 vs.
平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)HIRATSUKA Yojiro
82.1.8生/宮城県七ヶ浜町出身/39歳(試合時は40歳)/178cm/オーソドックス/11戦5勝(1KO)6敗
元J-NETWORKスーパーウェルター級王者/北斗旗全日本超重量級&重量級優勝

<第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R>⇒3月12日(土)に延期
松﨑公則(STRUGGLE)MATSUZAKI Kiminori
75.7.29生/東京都台東区出身/46歳/164cm/サウスポー/49戦20勝(11KO)25敗4分
元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者/元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者/元WPMF日本スーパーフライ級王者/元J-NETWORKスーパーフライ級王者
 vs.
阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)ABE Haruka
99.3.31生/宮城県仙台市出身/22歳/158cm/オーソドックス/18戦6勝(5KO)12敗
WMC日本フライ級3位

<第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R>
小磯哲史(TESSAI GYM)KOISO Tetsushi
73.8.8生/神奈川県川崎市出身/48歳/173cm/オーソドックス/50戦17勝(6KO)28敗5分
元J-NETWORKライト級王者/元蹴拳スーパーフェザー級王者
 vs.
Apollo中山(GOD SIDE GYM)APOLLO Nakayama
88.6.14生/神奈川県川崎市川崎区出身/33歳/170cm/サウスポー/4戦1勝(1KO)1敗2分
KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kgトーナメント優勝(2021年)

<第1試合 KNOCK OUT-BLACK -53.0kg契約/3分3R>
ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)NAKAMURANCHAI Kenta
00.8.18生/千葉県白井市出身/21歳/170cm/サウスポー/8戦3勝(3KO)5敗
 vs.
乙津陸(クロスポイント大泉)OTSU Riku
04.6.14生/東京都西多摩郡出身/17歳/163cm/オーソドックス/1戦1勝

<プレリミナリーファイト2 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R>
智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台)TOMOMI
01.9.19生/宮城県塩竈市出身/20歳/175cm/オーソドックス/1戦1勝
KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kg優勝(2021年)
 vs.
斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)ONODA Masahiro
89.11.1生/埼玉県幸手市出身/32歳/173cm/オーソドックス/4戦1勝(1KO)3敗

<プレリミナリーファイト1 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R>
井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)INOMOTO Koki
00.7.26生/東京都中央区出身/21歳/158cm/オーソドックス/デビュー戦
 vs.
山岡由忠(クロスポイント大泉)YAMAOKA Yoshitada
74.9.21生/福岡県北九州市出身/47歳/169cm/サウスポー/1戦1敗

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります。

【イベントスケジュール】
<2022年>
01/22(土)後楽園ホール
03/12(土)後楽園ホール
04/17(日)後楽園ホール
06/10(金)後楽園ホール
07/23(土)後楽園ホール
10/16(日)後楽園ホール
11/19(土)後楽園ホール
12/11(日)後楽園ホール
※大会は都合により変更となる場合があります。