オカダが“ベルト模造”オスプレイ撃破 世界王者として50周年牽引へ 新日本

 5日、新日本プロレスが『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』東京ドーム大会を開催した。

 オカダ・カズチカが“ベルト模造”ウィル・オスプレイを撃破だ。前夜に鷹木信悟を破ってIWGP世界ヘビー王座を戴冠したオカダは連夜のタイトル戦に臨む。かつては同じユニットに属してお互いを知り尽くした両者は、先を読み合うことで高度なラリーが続く。普段と同じことをやっていては勝てないとばかりに、オカダがオスプレイのお株を奪うストーム・ブレイカーまで繰り出した。

 オスプレイによるヒドゥン・ブレイドをドロップキックで迎撃したオカダは、開脚式ドライバーからこの日2発目のレインメーカーを発射する。オスプレイは3カウントを聞くしかなかった。4日に“旧IWGP王座”へのお別れ、5日に“模造ベルト”撃退を果たしたオカダは晴れて「IWGP世界ヘビー級チャンピオンはこの俺だ」とマイク。2日連続で昭和レスラーを思わせるガウン&首タオルで登場したが、「俺はこの新日本プロレスのリングの上に猪木さんが上がってくれるのを待っています」と創業者・アントニオ猪木にもメッセージを送る。伝統を継承しつつも超える意欲を50周年の節目で見せていた。

 なお、第6試合でジェフ・コブを破った内藤哲也が次期挑戦者に名乗りをあげている。

■ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム
日時:1月5日(水)17:00
会場:東京・東京ドーム 観衆6,379人(主催者発表)

<第0-1試合>
●外道
邪道
バッドラック・ファレ
 6分40秒 こけし⇒片エビ固め
○本間朋晃
永田裕志
真壁刀義

<第0-2試合>
TAKAみちのく
金丸義信
●エル・デスペラード
 9分23秒 ベンダバール
○マスター・ワト
小島聡
天山広吉

<第0-3試合>
●DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ
 10分28秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
BUSHI
高橋ヒロム
○鷹木信悟

<第1試合/IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ>
[挑戦者]
●ロッキー・ロメロ
田口隆祐
 12分07秒 ロン・ミラー・スペシャル
タイガーマスク
○ロビー・イーグルス
[第68代王者]
※タイガー&ロビーが初防衛に成功
※もう1組はエル・ファンタズモ&石森太二

<第2試合/STARDOM SPECIAL MATCH>
○上谷沙弥
中野たむ
 9分14秒 フェニックススプラッシュ⇒片エビ固め
●スターライト・キッド
岩谷麻優

<第3試合/「KOPW2022」決定戦4WAYマッチ>
○鈴木みのる
 6分08秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒片エビ固め
●矢野通
※鈴木が『KOPW 2022』保持者となる
※あと2人はチェーズ・オーエンズ、CIMA

<第4試合/NEVER無差別級6人タッグ選手権試合>
[挑戦者]
●YOH
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
 9分37秒 片エビ固め
○SHO
高橋裕二郎
EVIL
[第22代王者]
※EVIL&裕二郎&SHOが初防衛に成功

<第4試合後>
「ケンカ買わせていただきます!いつまでも天狗になってんじゃねーぞ!」プロレスリング・ノアのレスラーたちが東京ドームの舞台に登場!

<第5試合/スペシャルシングルマッチ>
●グレート-O-カーン
 13分21秒 オコーナーブリッジ
○SANADA

<第6試合/スペシャルシングルマッチ>
●ジェフ・コブ
 15分34秒 デスティーノ⇒片エビ固め
○内藤哲也

<第7試合/IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ>
[挑戦者]
○棚橋弘至
 22分40秒 ラダーからのハイフライフロー⇒片エビ固め
●KENTA
[第11代王者]
※KENTAが初防衛に失敗、棚橋が第12代王者に

<第8試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●ウィル・オスプレイ
 32分52秒 レインメーカー⇒エビ固め
○オカダ・カズチカ
[第4代王者]
※オカダが初防衛に成功


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