オカダが50周年背負う昭和ガウン 「IWGPヘビー」お別れ「世界」初戴冠 新日本

 4日、新日本プロレスが『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』東京ドーム大会を開催した。

 オカダ・カズチカがコスチュームを新調し、50周年の覚悟を背負う昭和テイストのロングガウンで登場だ。鷹木信悟との攻防はまさに先の読み合いとなるが、コーナートップでの主導権争いを制しての雪崩式DDTに成功したオカダが巧者ぶりをみせる。それでも鷹木は変型MADE IN JAPANからの正調MADE IN JAPANでオカダを追い込む。シーソーゲームを打ち止めにすべくオカダが開脚式ツームストンパイルドライバーを放つ。これが見事に決まり、ふらつく鷹木に正調レインメーカーでダメ押し。オカダが鷹木を沈めて「世界」初戴冠だ。

 オカダは戦前から“やりたいこと”の存在を示唆していたが、それは「IWGPヘビー」ベルトへのお別れだった。同王座の4代目ベルトをリング中央に置くと、「ありがとうございました」と深々と礼。50年の歴史の中で大きな役割を果たしたベルトにケジメをつけた上で、オカダは統合後のIWGP世界ヘビー級ベルトを腰に巻いた。5日には模造ベルトを手にリアルチャンピオンを名乗るウィル・オスプレイと対戦する。

■ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム
日時:1月4日(火)17:00 ※第0試合は16:00開始
会場:東京・東京ドーム 観衆12,047人(主催者発表)

<第0試合/「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボー>
鈴木、チェーズ、CIMA、矢野が『KOPW 2022』決定戦4WAYマッチ進出権を獲得

<第1試合/スペシャルシングルマッチ>
●SHO
 12分32秒 ファイブスタークラッチ
○YOH

<第2試合>
エル・ファンタズモ
石森太二
○KENTA
 8分40秒 反則
ロッキー・ロメロ
田口隆祐
●棚橋弘至

<第3試合>
ジェフ・コブ
グレート-O-カーン
○ウィル・オスプレイ
 9分27秒 ヒドゥンブレイド⇒片エビ固め
●BUSHI
SANADA
内藤哲也

<第4試合>
●成田蓮
 11分46秒 PK⇒片エビ固め
○柴田勝頼

<第5試合/NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者]
○EVIL
 12分10秒 EVIL⇒片エビ固め
●石井智宏
[第34代王者]
※石井が初防衛に失敗、EVILが第35代王者に

<第6試合/IWGPタッグ選手権試合>
[挑戦者/WTL2021優勝チーム]
○YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
 15分27秒 奈落⇒片エビ固め
ザック・セイバーJr.
●タイチ
[第91代王者]
※タイチ&ザックが2度目の防衛に失敗、後藤&YOSHI-HASHIが第92代王者に

<第7試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者/BOSJ28優勝者]
●高橋ヒロム
 16分18秒 リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコ⇒体固め
○エル・デスペラード
[第91代王者]
※デスペラードが初防衛に成功

<第8試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
[挑戦者/G1 CLIMAX 31優勝者]
○オカダ・カズチカ
 35分44秒 レインメーカー⇒エビ固め
●鷹木信悟
[第3代王者]
※鷹木が4度目の防衛に失敗、オカダが第4代王者に


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