[週刊ファイト11月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼MLW金網戦ジェフ・コブ登場!ホミサイド裏方契約、全日斉藤兄弟渡米
Part 2(Part 1 MLW Opera Cupデイビー・リチャーズ!)
photo by George Napolitano 編集部編
・ルチャアンダーグラウンドMatanza暴れ最後はファトゥContra軍離脱
・KCナバーロ、女子タッグ、ROHエージェント転出Homicide、ラ・パルカ
・ウィロー小夜啼鳥+会場付録?Blueミニーちょっかいのホリデッド女子戦
・Cデュランの現金詰まったブリーフケース獲得戦アレッツ勝利アラミス
・提携強化全日プロ斉藤兄弟留学!11・28TAJIRミドル王座戦青柳亮生
■ MLW (Major League Wrestling) “War Chamber”
日時:11月6日(現地時間~深夜過ぎまで長時間TVテーピング)
会場:米ペンシルバニア州フィラデルフィア 2300アリーナ 観衆675
ルチャアンダーグラウンドMatanza暴れ最後はファトゥContra軍離脱
<第12試合 War Chamber>
チーム・ハマーヘッズ(〇アレキサンダー・ハマーストーン、EJエヌドゥカ、リチャード・ホリデイ、サビオ・ベガ、マタンザ・デュラン=ジェフ・コブ)
トーチャーラック 金網生還
CONTRA UNIT(ヤコブ・ファトゥ、マッズ・クリューガー、●イクロ・クォン、Sentai Death Squad #1,#2=覆面Foot Soldersジョセフ・サミュエル&不明)
Part 1からの繰り返しになるが、第〇試合というのはあくまで当日のテーピング順番であって番組MLW Fusion: Alphaの放送とは関係ない。こちらも膨大な点数ある写真の整理がわからなくなるので、形式上これに従った。この日の最後を飾ったのがWar Chamberである。
▼MLW Opera Cupデイビー・リチャーズ!アレックス・ケイン新National王者
MLWの幹部にしてメキシコAAAとの橋渡しをしてるコナンの斡旋から、旧ルチャアンダーグラウンド勢がここに合流しており、悪のオーナー役だったダリオ・クエトが、ここではマッチメイカー役のシーザー・デュラン名義になっている。なので、事前の発表はマタンザ・デュランがMLWに初登場だったのだが、今やジェフ・コブのほうがはるかに知られている。新日『ワープロ』30分番組でもジェフ・コブのG1特集やっていた。なのでテロップ上はMatanzaなんだが、もう花道の段階からジャンプスーツを脱いでジェフ・コブとして試合したのは正解だろう。
そのコブとヤコブ・ファトゥの絡みは期待通りというか、迫力満点で現地からのレポートでも好評に。ただ、このWar Chamber、実はメンバーからしてトラブル続きだったのが舞台裏からの情報であり、本誌10月14日号拡大版で紹介したTAJIRIと再会して喜んでいたキング・ムエルテス(リッキー・バンデラス)が飛行機のトラブルで現地入りが間に合わず。インディ興行の場合、国土の広いアメリカの場合これはよくあることなのだが・・・。
替わって出てきて代役を引き受けたのがサビオ・ベガである。というか、そもそもコナンと同じくプエルトリコからの選手ブッキング兼プロデューサーで、実際にはもう裏方業が主であって試合する予定なかったそうなのだが、こういう場合は大変にありがたいものだ。
日本のファンに紹介しておきたいのはTHE JUDGEことEJエヌドゥカである。NFLでは実績と記録を残しており、大物の転向になりベビーフェイスとしてすでにファンの人気も出てきたから、今後はどんどん伸びてくるだろう。
チームリーダーのアレキサンダー・ハマーストーンは、前回のテーピングで世界王者ファトゥを倒して二冠王になった。よってナショナル無差別級王座の方を返上、アレックス・ケインが戴冠したことはpart 1で紹介した通りだ。
▼MLWナショナル無差別級王者Aハマーストーン世界王者ファトゥ倒し二冠
但し、すべてが首尾よく運んだわけではなかった。裏ネタになってしまうが、ケガの事故があったようで予定より10分は早くLet’s Go Homeになってしまったという。
ただ、試合自体は終わってからなのだが、「負けたのはお前のせいだ」とヤコブ・ファトゥとマッズ・クリューガーが派手な喧嘩になり、CONTRA軍の仲間割れ、ヤコブのUNITからの離脱が起きている。
これが当初の予定では試合の中でやるものだったのか、予定より早く終わることになったので、これをくっつけたのかはわからないとは現場記者からのメモになるが、ある意味で救ったというか、なんとか大会を締めてくれた格好になったらしい。
YouTube