牧平圭太が渡部太基にドロー、辛くも-67kg級王座を防衛〜3・14 Krush.52 後楽園ホール大会

 14日、後楽園ホールにてKrush.52大会が開催。メインイベントで-67kg級王者・牧平圭太が登場し、渡部太基とのタイトル防衛戦を行った。試合は渡部太基が良いパンチを王者・牧平圭太に打ち込み追い込むも、延長ラウンドまで縺れ、延長ラウンドでも勝負がつかずドロー。王者・牧平圭太の防衛となった。

 試合後の会見で王者・牧平圭太は「まあ、本当もう勝利の女神がただちょっと自分に傾いてだけっていう、それぐらいの試合でしたねぇ。泥臭くても何が何でも勝つっていうのが今回のテーマだったので、本当Krushのチャンピオンいち、泥臭いチャンピオンかもしれませんけど、それが自分というのを受け止め、これから強くなっていきます。向こうの気迫とパンチに押された部分もあった。まだまだ甘いって証拠ですね。」と苦しかった試合について語った。

渡部太基 試合後 インタビュー
渡部太基 試合後 インタビュー

 渡部太基は「そうっすねぇ。う〜ん。詰めが甘かったすねぇ。最後もうちょい行けばいけたかなぁって。。まあ、悔しいです。(かなりパンチで攻めていくような作戦に見えましたが)まあボクシングしたといころで見せたいということろもあって、蹴りをいっぱい使ってやろうと思ったんですけど、蹴りの距離では相手が強かったので、パンチで攻めたが、単発でしたが結構いいのも当たったので、いけるかなぁと思ったんですが、だんだん大ぶりになっていつもの悪い癖がでて、疲れちゃいました。チャンピオンなのでタフでしたねぇ。気持ちが。。。何回かいいパンチも当たったかと思うんですけど。。(ドローの判定を聞いて)ちょっと勝ったかなぁって思った部分もあって。。。(結果を聞いて)まあ脱力感っていうか・・終わった・・。そういう感じでしたねぇ。まあ、ドローも負けなんでやり返したいです。俺の方が強いと思っているので、もう一回やりたいです。(ドロー判定に対しては)最悪ドローだろうと思っていた。言い訳になっちゃいますが、最後本当にもう、お互い辛かったんですが、最後1分、俺の方がちょっとでもイケてたかなぁって最後やってて自分では思ったんで。でもまあ、自分がそう思っただけで、周りから見たら、ドローなんで。何も言い訳するつもりも無いし。次に向けて反省の材料にしたいです。」と淡々とした中に悔しさを滲ませた。


■ Krush.52
日時:3月14日(土) OPEN/17:00  START/17:10
会場:東京・後楽園ホール


150314Krush-2150314Krush-1
<第9試合 メインイベント Krush -67kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)>
△牧平圭太(HALEO TOP TEAM/王者/67.0kg)
 ドロー 3R判定 1-1 延長ラウンド判定 0-1
△渡部太基(藤原ジム/挑戦者、元WPMF日本ウェルター級王者/67.0kg)


<第8試合 セミファイナル -60kg Fight 3分3R(延長1R)>
⚫︎北井智大(チームドラゴン/59.9kg)
 2R 2分40秒 KO (3ダウン)
○神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK/60.0kg)


150314Krush - 088
<第7試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)>
○泰斗(GET OVER/65.0kg)
 判定3-0
⚫︎後藤眞暢(triple-y/64.9kg)


150314Krush - 075
<第6試合 -60kg Fight 3分3R(延長1R)>
○大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/59.9kg)
 判定2-0
⚫︎明戸仁志(K-1ジムEBISU小比類巻道場/59.9kg)


150314Krush - 061
<第5試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)>
○後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM/58.0kg)
 判定2-0
⚫︎石橋真幸(名古屋JKファクトリー/57.6kg)


<第4試合 Krush -58kg WILDRUSH League 2015 3分3R(延長1R)>
×藤橋 光(シルバーウルフ/58.0kg/勝ち点0)
 判定0-3
○小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/58.0kg/勝ち点0→2)


150314Krush - 041
<第3試合 Krush -58kg WILDRUSH League 2015 3分3R(延長1R)>
○翔也(チームドラゴン/57.9kg/勝ち点0→3)
 1R 1分56秒 KO (3ダウン)
⚫︎林 京平(JTクラブジム/58.0kg/勝ち点0)


<第2試合 Krush -58kg WILDRUSH League 2015 3分3R(延長1R)>
○朝久裕貴(朝久道場/57.7kg/勝ち点0→2)
 判定2-0
⚫︎伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER/57.9kg/勝ち点0)


<第1試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)>
○石田圭祐(チームドラゴン/55.0kg)
 1R 1分29秒 KO
⚫︎鈴木優也(K-1ジム目黒TEAM TIGER/55.0kg)


オープニングファイト第4試合 -70kg Fight 3分3R
○秋元和也(シルバーウルフ/70.0kg)
 3R 0分10秒 KO
⚫︎剛王(Raja bangsa/70.0kg)


<オープニングファイト第3試合 -63kg Fight 3分3R>
⚫︎本村謙太(Booch Beat/62.7kg)
 1R 2分51秒 KO (3ダウン)
○早坂太郎(名古屋JKファクトリー/62.4kg)


<オープニングファイト第2試合 -67kg Fight 3分3R>
⚫︎菊崎義史(TANG TANG FIGHT CLUB/66.6kg)
 判定0-3
○靖仁(錬空武館高久道場/66.7kg)


<オープニングファイト第1試合 -58kg Fight 3分3R>
○飛翔(チームペガサス/57.5kg)
 判定3-0
⚫︎荒木虎之介(K-1ジム目黒TEAM TIGER/57.6kg)


(記事・撮影:永井鋭次)

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