18日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』横浜武道館大会を開催した。
狂気をまとった飯伏幸太がKENTA撃破で大復活し、G1史上初3連覇に向けて王手だ。誤嚥性肺炎による欠場は2か月間に及び、9月4日の復帰戦以降も本領発揮とは言えなかった飯伏。G1公式戦も序盤で2敗を喫したが、IWGP世界王者の鷹木信悟を破ったことで上向く。
KENTAとの最終公式戦では、波に乗ってた頃の“狂気”までが復活。KENTAが横たわった場外長机は片方の足が折れてナナメ状態だったが、気に留めず飯伏はトップコーナーからダイブする。KENTAの椅子攻撃をかわしてからの飯伏の椅子攻撃は未遂となったが、手に取った構えだけでゾクゾクさせてみせた。必殺カミゴェがカウント2で返されても、後ろから前からの生膝カミゴェでKENTAを料理した。
これで飯伏のG1は4年連続決勝進出。昨年まで2連覇を果たしており、3連覇が目前となっている。
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時：10月18日（月）18:30
会場：神奈川・横浜武道館 観衆874人（主催者発表）
＜第1試合＞
〇グレート-O-カーン
10分25秒 エリミネーター⇒片エビ固め
●小島聡
▼「G1 CLIMAX 31」Aブロック公式戦
＜第2試合＞
〇矢野通
11分08秒 逆さ押さえ込み
●石井智宏
＜第3試合＞
△高橋裕二郎
13分36秒 両者リングアウト
△鷹木信悟
＜第4試合＞
〇タンガ・ロア
17分31秒 エビ固め
●ザック・セイバーJr.
＜第5試合＞
●KENTA
26分16秒 カミゴェ⇒片エビ固め
〇飯伏幸太
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