「G1ブロック最終公式戦」興行崩れ大きく 横浜武道館不入り874人 新日本

 18日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』横浜武道館大会を開催した。

 「G1ブロック最終公式戦」興行までも崩れが大きく、横浜武道館大会は不入り874人観衆にとどまった。コロナ禍以降に下がり続ける新日本の集客は関係者間でも話題で、G1も開幕戦から苦戦。本誌の「後楽園と優勝戦は最後の砦」との言葉通り、砦以外の大会は“ブロック代表が決まるクライマックス”であっても例外にあらず。アリーナ後半分は空席であり、後楽園ホール(コロナ制限下では713人定員)規模となった。

 同じコロナ禍突入後の2020年を振り返っても、G1公式戦(最終公式戦でない通常興行)の2020年10月14日(水)横浜武道館が1,498人。G1ブロック最終公式戦(Aブロック)の2020年10月16日(金)両国国技館が2,863人。いずれにも及ばず、リング上での話題の後退を改めて印象づけている。

 なお、Aブロック代表として飯伏幸太が勝ち上がっている。

■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時:10月18日(月)18:30
会場:神奈川・横浜武道館 観衆874人(主催者発表)

<第1試合>
〇グレート-O-カーン
 10分25秒 エリミネーター⇒片エビ固め
●小島聡

▼「G1 CLIMAX 31」Aブロック公式戦
<第2試合>
〇矢野通
 11分08秒 逆さ押さえ込み
●石井智宏

<第3試合>
△高橋裕二郎
 13分36秒 両者リングアウト
△鷹木信悟

<第4試合>
〇タンガ・ロア
 17分31秒 エビ固め
●ザック・セイバーJr.

<第5試合>
●KENTA
 26分16秒 カミゴェ⇒片エビ固め
〇飯伏幸太


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