4日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』後楽園ホール大会を札止め観衆で開催した。
日本に新総理大臣が誕生したタイミングでオカダ・カズチカが「リングは投票なんて必要ない」とリーダー就任予告だ。SANADAとのシングル対決は2019年10月14日以来で実に2年ぶり。ヒザを痛めたSANADAを非情なまでに攻めるオカダだったが、SANADAもSkull Endで驚異的な粘りを見せた。
30分時間切れ引き分けを観客に予見させたが「タイムアップギリギリの開脚式ツームストンパイルドライバーからのレインメーカー」でオカダ勝利。Bブロック開幕となった棚橋弘至戦と同じパータンで「ここ一番の畳みかけ」を印象づけ、デッドヒートを制した。これで5勝目となったオカダはG1を全勝でターンしている。
オカダ「日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います。このリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば、勝っていくことができれば、必ずまた新日本プロレスを引っ張っていけるようなリーダーになれる。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか」
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時:10月4日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆692人(札止め=主催者発表)
▼「G1 CLIMAX 31」Bブロック公式戦
<第1試合>
〇チェーズ・オーエンズ
10分58秒 パッケージドライバー⇒エビ固め
●棚橋弘至
<第2試合>
●タマ・トンガ
13分47秒 EVIL⇒片エビ固め
〇EVIL
<第3試合>
〇ジェフ・コブ
15分15秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●タイチ
<第4試合>
●YOSHI-HASHI
16分57秒 GTR⇒片エビ固め
〇後藤洋央紀
<第5試合>
●SANADA
29分14秒 レインメーカー⇒片エビ固め
〇オカダ・カズチカ
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▼G1集客後退も熱きリングは維持 後楽園と優勝戦は最後の砦 新日本