4日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』後楽園ホール大会を札止め観衆で開催した。
闇落ちしたSHOがセコンド業務としての後楽園ホール消灯までマスターし、ファンはガッカリだ。G1におけるBULLET CLUB頂上対決となったEVILとタマ・トンガの一戦は予想に反して実にスリリングな一戦に。しかも心理戦やレフェリー巻き込みを含めてのやりとりが観客を楽しませる。
試合はフィニッシュ予告とばかりにタマがマットを叩いて観客の手拍子を招いたところで急展開。後楽園が暗転すると、EVILがレフェリーを押さえ、ディック東郷がスポイラーズチョーカーでタマを捕らえる。この流れでペースを崩したタマをEVILが渾身のEVILでマットに叩きつけて勝利した。直後に花道に登場したSHOがEVIL、東郷とアイコンタクト。“消灯役”であったことを匂わせていた。
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時:10月4日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆692人(札止め=主催者発表)
▼「G1 CLIMAX 31」Bブロック公式戦
<第1試合>
〇チェーズ・オーエンズ
10分58秒 パッケージドライバー⇒エビ固め
●棚橋弘至
<第2試合>
●タマ・トンガ
13分47秒 EVIL⇒片エビ固め
〇EVIL
<第3試合>
〇ジェフ・コブ
15分15秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●タイチ
<第4試合>
●YOSHI-HASHI
16分57秒 GTR⇒片エビ固め
〇後藤洋央紀
<第5試合>
●SANADA
29分14秒 レインメーカー⇒片エビ固め
〇オカダ・カズチカ
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▼G1集客後退も熱きリングは維持 後楽園と優勝戦は最後の砦 新日本