継承ドンタッカーイズム偉大なり矢野貴義の魂がむしゃらプロレスと共に在り 矢野貴義一周忌&生誕祭


 9月5日開催を予定していたが、緊急事態宣言期間延長に伴い延期となっていた「矢野貴義一周忌&生誕祭 ドン・タッカーイズム」がようやく開催され、西日本の社会人プロレスの勇士たちが門司に集結しドンの生誕祭に花を添えた。
 また当日は、地域密着型プロレススタイルで九州で精力的にプロレス興行を開催している九州プロレスから、がむしゃらプロレスの選手のトレーナーとして尽力した阿蘇山選手が来場、リング上から選手たちを激励した。

 現在活動を行っている社会人プロレス団体最古の歴史ある団体存続の意義と存在すべき理由が、大会開催3日前にSNS上から発信された、九州プロレス理事長筑前りょう太氏の言葉に凝縮されている。
 「誇りを持って「社会人プロレス」を名乗る所に、矢野さんの”己と仲間の生き様に対する自信”と”プロレス”への敬意をいつも感じます。
 10周年の時のパンフの昼間働く姿&コスチューム姿の選手紹介は、団体の姿勢を表していて大好きです。
 がむしゃらプロレスさん、頑張って下さい!」


 記者は2020年11月あの日この場所で、もう一度プロレス記者に復帰をして今度こそ逃げずにやり残した仕事と向き合いたいと思った。
 そのことを思い起こさせた人こそ故矢野貴義さんだったというのを、大会終了後に矢野さんの奥様と話していて確信した。
 姿形が失われようとも、いまもプロレスを愛する人々を北九州の地にがむしゃらプロレスに呼び寄せてしまうドン・タッカー矢野の引き寄せの磁力恐るべし。
 まこと彼の魂はいまもがむしゃらプロレスに寄り添って、選手と、ファンそして家族と共に在り続ける。

 
 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンも、偉大なるドン矢野貴義の生誕そして一周忌に花籠を贈った。

■ がむしゃらプロレス「矢野貴義一周忌&生誕祭 ドン・タッカーイズム」
日時:2021年10月3日(日)15:00
会場:福岡・門司赤煉瓦プレイス(観衆150人・主催者発表)

<第1試合 シングルマッチ>
◯○HAGGAR
 7分17秒 変形腕ひしぎ十字固め
●KENZO

<第2試合 疲れん程度1本勝負>
リキ・ライタ & ◯ダイナマイト九州 with ジャンボ原
 11分06秒 ダイキュークラッチ
●ブラックスティック☆パンチ & ブラック☆スティック with 美原 輔


※第3試合~第6試合は当日オーダー表を各代表が提出し、試合直前に発表された。
<第3試合 チーム西日本 vs がむしゃらプロレス>
●シドニー・昌太・スティーブンス & 石鎚山太郎 & ライジングHAYATO with キューティエリ・ザ・エヒメ
 13分09秒 飛びつきクロスヒールホールド
HIROYA & MIKIHISA & ◯尾原 毅



<第4試合 チーム西日本 vs がむしゃらプロレス>
◯上原智也 & グレートカグラ
 11分15秒 ファッキンバスタード
サムソン澤田 & ●YASU

<第5試合 チーム西日本 vs がむしゃらプロレス>
嵐 弾次郎 & ◯土屋クレイジー with 大向美智子
 17分14秒 シャイニングウイザード⇒体固め 
●トゥルエノ・ゲレーロ & 陽樹



<第6試合 チーム西日本 vs がむしゃらプロレス>
●ALLマイティ井上
 16分01秒 鋼鉄ロケットランチャー⇒体固め
◯鉄生


【チーム西日本】チーム代表”大向美智子”
上原智也(OPG)
嵐弾次郎(丹の国プロレス)
シドニー・昌太・スティーブンス(岩国プロレス)
石槌山太郎(愛媛プロレス)
ライジングHAYATO with キューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛プロレス)
土屋クレイジー with 大向美智子(毛利道場 egoist)
グレートカグラ(松江だんだんプロレス)
ALLマイティ井上(松江だんだんプロレス)

【がむしゃらプロレス】チーム代表”SMITH”
HIROYA
サムソン澤田
トゥルエノ・ゲレーロ
YASU
MIKIHISA
陽樹
鉄生
尾原毅

<拡大詳細版は10月8日発売の週刊ファイト(10月14日号)に収録されます>