(C)House of Hardcore
2015年3月7日にペンシルバニア州フィラデルフィアで『House of Hardcore VIII』が開催された。
このHouse of Hardcoreは伝説のハードコア団体ECWの重鎮だったトミー・ドリーマーが単発で大会を開催しているもので、今大会も伝説のECWアリーナ(現2300アリーナ)で行なわれた。
ドリーマーの人望で、旧ECW勢は勿論、WWE、TNA、ROH、そして新日本プロレスで活躍するトップ選手が集結する豪華なワンナイト大会となっている。
メインでは、ROH、新日本プロレスほかインディ団体などを多くの団体で活躍するヤングバックスが、TNAトップであるボビー・ルード、オースチン・エリーズに勝利するという波乱。タッグ屋であるヤングバックスと、現在はシングルプレイヤーとしての色が強いルード、エリーズという事もあるのだろうが、バレッドクラブの勢いを見せつけた・
その他、エリック・ヤングがトミー・ドリーマーを必殺技のパイルドライバーで仕留め、チーム3Dは得意のテーブル葬、マット・ハーディは、ツイスト・オブ・フェイトでカリート(カリビアン・クール)から、それぞれフォール勝ちと、スター選手が得意技を決めて勝利する試合ばかりというお祭り大会らしい結果となった。
また、先日、メキシコAAAに電撃復帰する事が発表されたレイ・ミステリオも登場。試合後にヤングと、イーサン・カーターⅢに襲われるドリーマーを救出し、リングで挨拶。本当に団体の垣根を越えて選手を集める事が出来るドリーマーの顔の広さが分かる豪華なワンナイト大会となったようだ。
■ House of Hardcore VIII
日時:2015年3月7日
場所:アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア
<タッグマッチ>
○ザ・ヤングバックス
ピンフォール
●オースチン・エリーズ、ボビー・ルード
<ストリートファイトマッチ>
○エリック・ヤング
ピンフォール
●トミー・ドリーマー
<タッグマッチ>
○チーム3D(ブリー・レイ、ディーボン)
ピンフォール
●クリストファー・ダニエルズ、フランキー・カザリアン
<3WAYダンス>
○マット・ハーディ
ピンフォール
●カリート
ランス・ホイット(ランス・アーチャー)
<シングルマッチ>
○ライノ
ピンフォール
●エディ・キングストン
2015年3月6日に放送された『Impact Wrestling』は、メインでボビー・ラシュリーの持つTNA世界ヘビー級王座への挑戦者決定トリプルスレッドマッチが行なわれた。番組を取り仕切るディレクター(RAWでいうGM)であり、TNAベビーフェイスの大将格であるカート・アングル、そして同じくベビーフェース勢のエース格であるボビー・ルード、そして、チーム・カナダ時代からそのルードの親友であったが、裏切ってヒールターンしたエリック・ヤングという3人で争われた。試合はベテランのアングルがハッスル。次々と必殺のアンクル・ロックを極めまくる!しかし、3人が入り乱れてレフェリーに誤爆、試合が混沌とする中、ヤングがルードを椅子で強打、これでルードがダウンし、ヤングが襲いかかろうとするところをアングルが阻止してヤングをリング下に追い出したのだ。そして、グロッキーのルードにアングルスラム(オリンピックスラム)!ここでレフェリーが蘇生し、アングルがフォール勝ちとなった。混戦を制したアングルに対し、拍手しながら現れたのが、王者ラシュリーだった。ラシュリーはベビーフェイスに転向したものの、アングルと同士討ちして以来、不穏な関係になっている。リング上で睨みあう両雄。直接対決で、真正面からぶつかり合い分かりあえる関係に戻るのか?そして王座の行方は?王座戦線から目が離せないだろう。
また、2回連続でMVP率いる超党派ヒールユニットBDCの暴挙を阻止したドリュー・ギャロウェイ(マッキンタイヤ)が遂にTNAで試合を行った。たび重なるギャロウェイの妨害に業を煮やしたBDCのメンバーがリングから挑発すると、観客席から現れたギャロウェイは、今すぐここで戦ってやると、BDCの番頭格ケニー・キングと対戦した。必殺技フューチャー・ショックでキングをマットに沈めたギャロウェイは満点のTNAデビューとなった。
TNAは今後、聖地フロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオでの収録に入る。ギャロウェイは、地元という事でイギリスツアーのみなのか?オーランドでの収録に現れて正式にロースターとなるのか?こちらも注目されている。
■ Impact Wrestling
日時:2015年3月6日(放送日)
場所:イギリス・マンチェスター
<TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定トリプルスレッドマッチ>
○カート・アングル
ピンフォール
●ボビー・ルード
エリック・ヤング
<TNA世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・ウルブス(デイビー・リチャーズ、エディ・エドラーズ)(挑戦者)
ピンフォール
●ジェームス・ストーム、アビス(王者)
<ノックアウツ王座タイトルマッチ>
○タリン・テレル(王者)
反則
●オーサム・コング
<シングルマッチ>
○ブラム
ピンフォール
●マット・ハーディ
<シングルマッチ>
○ドリュー・ギャロウェイ
ピンフォール
●ケニー・キング
2015年3月7日にメリーランド州ボルティモアでROH「THE CONQUEST TOUR ’15」が開催された。
今大会はTVテーピング大会であるが、TNAを契約満了で離脱したサモア・ジョーのROH復帰戦が組まれた為、話題になった。
サモア・ジョーはテーピング最後に登場し、カイル・オライリーと対戦。元ROH王者であったサモア・ジョーの帰還に会場からも大声援。最後は必殺のマッスル・バスターでフォール勝ちした。
またIWGPヘビー級王者であるAJスタイルズも参戦。こちらは、マーク・ブリスコをスタイルズ・クラッシュで仕留めてフォール勝ち。
ROH世界ヘビー級王座戦は、王者ジェイ・ブリスコが、ジェイ・ドリラーで挑戦者ジミー・ジェイコブスからフォールを奪い、見事に王座防衛した。
■ ROH「THE CONQUEST TOUR ’15」
日時:2015年3月7日
場所:アメリカ・メリーランド州ボルティモア
<シングルマッチ>
○サモア・ジョー
ピンフォール
●カイル・オライリー
<シングルマッチ>
○AJスタイルズ
ピンフォール
●マーク・ブリスコ
<シングルマッチ>
○マイケル・エルガン
ピンフォール
●ウィル・フェレーラ
<ROH世界ヘビー王座タイトルマッチ>
○ジェイ・ブリスコ(王者)
ピンフォール
●ジミー・ジェイコブス(挑戦者)
<ROH世界TV王座タイトルマッチ>
○ジェイ・リーサル(王者
ピンフォール
●ドノヴァン・ダイジャック(挑戦者)
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