26日、神戸ワールド記念ホールにて新日本プロレスの『G1 CLIMAX 31』が開催され、Aブロック公式戦4試合が行われた。
セミファイナルでは、KENTAと石井智宏が激突! 試合前から、Tシャツを闘牛士のように構え、石井をおちょくるKENTA。
試合開始も、いつものようにのらりくらり。リング下へエスケープばかりで、なかなか組み合おうとしないKENTA。場外で余裕を見せるそんなKENTAに対し、業を煮やした石井は強引に髪の毛を引っ張り、リングに戻す石井! そこからはバチバチのやり合い。石井の雪崩式ブレーンバスターにはヒヤリとさせられたが、最後はコーナーマットが外され、むき出しの金具に石井をぶつけ、すかさず丸め込んで勝利! KENTAはこれで、内藤の不戦勝を含め3勝1敗となった。
メインは、本来ならば、鷹木信悟vs.内藤哲也のロスインゴ対決であったが、内藤の欠場により消滅。
鷹木は第2試合にまわり、セミのザックと飯伏幸太の闘いがメインとなった。
記者が見る限り、要所要所の攻めはキツイ一発もあるが、全体の試合運びとしては、まだ本来の動きではないと思えた。
打撃や飛び技の数では、飯伏のほうが多いが、ザックは地味に関節を極めにくる。
最後は、飯伏がカミゴェにきたところをザックはかわすと、あれよあれよという間に、飯伏に絡みつき、全く動けない飯伏は、ギブアップするしかなかった。
これで、ザックは内藤、鷹木、飯伏と本命視される3選手をキッチリと仕留めたことによって、この段階では大本命となった。さて、このまま突っ走るのか、足を引っ張る選手が現れるのか?!
■新日本プロレス『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年9月26日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:2,250人
<第1試合>
○マスター・ワト
6分21秒 逆エビ固め
●藤田晃生
<第2試合>
スペシャルシングルマッチ
●永田裕志
16分51秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒ 片エビ固め
○鷹木信悟
<第3試合>
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
○グレート-O-カーン
14分16秒 エリミネーター⇒片エビ固め
●高橋 裕二郎
<第4試合>
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
○矢野通
10分46秒 横入り式エビ固め
●タンガ・ロア
<第5試合>
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
●石井智宏
21分08秒 横入り式エビ固め
○KENTA
<第6試合>
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
●飯伏幸太
19分55秒 クラーキーキャット(バッドバルーンリミックス)
○ザック・セイバーJr.
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