初代大阪王者・村田剛力剛が武士正下し黒いタイヤファイト王座載冠!大阪東京対抗戦は右乳と中川達彦勝利

 黒いタイヤファイトベルトの行方。初代大阪王者は、元アマボクシングランキング2位の村田剛力剛(ごうりきごう)が武士正を下し載冠。大阪対東京対抗戦は右乳、中川達彦勝利!!

9・19タイヤファイトOSAKA

 “世界1近い距離での打撃戦”を標榜するあの噂のタイヤファイトが全国ツアーをスタートさせた。その№シリーズ第3弾(T-0003)としてタイヤファイト大阪大会が開催され、タイヤファイト創始者超人イリエマンがターゲットとなったタイヤ“殴られ屋”ファイトを含む計7試合の世界1近距離での打撃戦がおこなわれた。
 事前に大阪でのルールやレフリング講習会を東京から入江代表を呼び準備したお蔭なのか、試合はトラブルなく順調に消化され、注目の一つ、大阪対東京の対抗戦には東京陣営からはユーチューブやSNSなど各方面で話題の右乳が先人を切って登場。

 浪速からの切り込み隊長、道端剛史を迎え討った。この試合が3戦目の右乳は上手くタイヤの円形を利用してサークリングからの強打を見舞うなど経験の差を見せつけ、3対0のタイヤアウト、ストレート勝ち。SNS生配信視聴者や、応援に賭けつけたファンの前で勝ち名乗りを受けた。


 続く対抗戦第2試合では、初代東京大阪タイヤファイト80王者、キングダム府中の中川達彦が登場。対戦相手は中川同様、空手着を着用してファイトする拳和館館長、スミヒデアキだ。
 試合はこれまたサークリングで相手の圧を交わしながら戦う両者。最初に中川を倒したのはスミだったが、これはプッシュ(両手の押しによる反則)。その後は続け様に中川がタイヤアウトを奪う。間にはスミが有効かプッシュ反則かスレスレのタイヤアウトを奪うが、これをレフリーが反則判定。それが最後の流れを変えるチャンスだったのか、スミは3本目を中川に奪われ万事休す。大阪対東京の対抗戦は東京側に軍配があがる結末となったが、両陣営の実力差は大きく感じられず、今後ルール慣れした関西勢のレベルアップは間違いないものと思われる。


 初のタイヤファイト大阪開催の大会メインを締めるのは武士正で、先に出場のタイヤファイトの初代東京関西統一王者・中川達彦を破り載冠していたが、今年7月31日に開催されたタイヤファイト旗揚げ戦では東京のWhiteRice(ホワイトライス)にタイヤアウト3-2の惜敗。今回が仕切り直しとなる。しかし対戦予定だった田中祐樹が新型コロナの濃厚感染者に指定されてしまった為、急遽、第1試合の勝者・村田剛力剛(ごうりきごう)との対戦となった。


 村田はMMAにも出場しているが、本職は元アマボクシング・インターハイ・ウェルター級ランキング2位の強豪選手だ。試合は下馬評で武士正不利の予想を覆すかのように、タイヤインからの1本目スタート直後から乱打の猛攻。これに村田のバランスを崩し武士正が1本目を先制。
 続く2本目も開始直後からのアグレッシブな猛攻を見せ、なんとタイヤアウト連取に。会場は武士正の大阪、初代黒いベルト奪取の期待にボルテージは最高潮に達する。しかし、ここで「欲がでた。」と試合後のインタビューで武士正が語った通り、二本目のガッポーズ後、必ず勝つためガードを固め一息ついたところを、村田剛力剛のパンチのフェイントぎみの強烈な連打を合せられ痛恨のダウン。大の字になりすぐに立ち上がれない程のダメージを受けた武士正を見たレフリ―が試合止めた。


 終わってみたら村田のKO勝ちとなったものの、タイヤファイトOSAKAの主催者でありながら、メインイベントで強敵を迎え討ち、そしてあと一歩で大阪のベルトを巻くところまでの奮闘を見せた武士正には会場のファンからの大きな賞賛の拍手が送られた。
 日本タイヤファイト代表・入江は、「本当にこれぞ、タイヤファイトという素晴らしい試合が見れた。」と大会を絶賛し、今後王者・村田を含む、大阪勢の台頭の大きな可能性を語っていた。

■ T-0003 タイヤファイトOSAKA
日時:2021年9月19日(日) 開場16:30 開始17:00
場所:座・朋(大阪市西区阿波座2-2-22ルポ西本町B1F)
主催:タイヤファイトOSAKA
協賛:CREW、DiningBAR鍋次郎、MONONOFU、FIGHT HOUSE
企画:株式会社プランニング
協力:ACFグローバル、道頓堀プロレス
タイヤファイト公式HP

<第1試合 ファーストタイヤ 大阪タイヤファイト王座戦出場者決定戦 -80㎏ 90秒2R>
○村田剛力剛(総合格闘技チームソフトコンタクト)
 1R59秒 3−1
●西村刀(フリー)

<第2試合 セカンドタイヤ -70㎏ 90秒2R>
●もふか(フリー)
 1R36秒 0−3
〇北村ゴールデン(大阪キックTB NATION)

<第3試合 サードタイヤ -85㎏ 90秒2R>
●ZEAL(FightingTeamA-TOYS)
 1R1分9秒 0−3
〇ビッグウエスト恭平(大阪キックTB NATION)

<第4試合 ACFグラップリング特別ルール 無差別級 3分1R>
△徳☆正(FightingTeamA-TOYS)
 時間切れドロー
△LIONBOYシンジ(UBF)

<第5試合 ACFグラップリング特別ルール 無差別級 5分1R>
△夜王(FightingTeamA-TOYS)
 時間切れドロー
△TIGERBOYアツシ(UBF)

<第6試合 道頓堀プロレス提供試合 シングルマッチ 10分1本勝負>
●菅沼修(フリー)
 7分13秒 スクールボーイ
〇小山寛大(道頓堀プロレス)

<第7試合 道頓堀プロレス提供試合 スリーウェイマッチ 15分1本勝負>
○晴斗希(道頓堀プロレス)
 9分30秒 スクールボーイ
●ダイナ御堂●(フリー)
※もう一人は 三原一晃(道頓堀プロレス)

休憩約10分

<第8試合 フォースタイヤ タイヤ“殴られ屋”ファイト 30秒5R>
超人イリエマン(キングダムエルガイツ)
vs.
5人のチャレンジャー
1R 桜花昇ぼる ※時間切れドロー
2R KC ※時間切れドロー
3R 三間克仁 ※時間切れドロー
4R カワイケイゴ ※時間切れドロー
5R くノ一なつこ ※タイヤアウト勝ち

<第9試合 フィフスタイヤ 大阪VS東京 全面対抗戦 -72kg 90秒2R>
●道端剛史(フリー)VS 
 51秒 0−3
〇右乳(GTジム)

<第10試合 シックススタイヤ 大阪VS東京 全面対抗戦 無差別級 90秒2R>
●スミヒデアキ(拳和館)
 50秒 0−3
〇中川達彦(キングダム府中)

<第11試合 メインタイヤ -80kg大阪タイヤファイト王座決定戦 90秒2R>
●武士正(FightingTeamA-TOYS)
 43秒KO
○村田剛力剛(総合格闘技チームソフトコンタクト)


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