19日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』エディオンアリーナ大阪での開幕2連戦における2日目を開催した。
YOSHI-HASHIとのドタバタが面白すぎて、EVIL反則・介入劇が市民権を獲得する勢いだ。ここのところの6人タッグ戦線を中心に存在感を爆上げしているYOSHI-HASHIは、獣神サンダー・ライガーから大物食いを期待されるなど注目の的。その勢いのままに、Bブロック開幕1試合目の重責を務めるだけではなく、試合内容で弾けてみせた。
EVILサイドがあらゆる反則・介入を繰り返しても、ことごとく切り返す。痛快すぎる展開から勝利目前だったYOSHI-HASHIだが、最後はローブローからのEVILで後頭部を痛打してマットに沈んだ。週刊ファイトが何人かのファンに直撃すると、「これくらいテンポよくやってくれると楽しい」「今日はディック東郷の動きがよかった」など好意的な声が目立った。早い試合順で要領よくブレンドというエクスキューズはつくが、不評続きの反則・介入もプロレスとしての“味つけ”足りえるのだ。
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時:9月19日(日)14:00
会場:エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場 観衆2,188人(主催者発表)
<第1試合>
○SHO
8分09秒 スネークバイト
●藤田晃生
▼「G1 CLIMAX 31」Bブロック公式戦
<第2試合>
○EVIL
17分15秒 EVIL⇒体固め
●YOSHI-HASHI
<第3試合>
○ジェフ・コブ
12分11秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ
<第4試合>
○SANADA
19分04秒 オコーナーブリッジ
●タマ・トンガ
<第5試合>
○タイチ
18分30秒 ブラックメフィスト⇒片エビ固め
●後藤洋央紀
<第6試合>
○オカダ・カズチカ
29分36秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●棚橋弘至
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