19日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 31』エディオンアリーナ大阪での開幕2連戦における2日目を開催した。
残り24秒というタイムアップ目前で棚橋弘至を粉砕。オカダ・カズチカが「レインメーカーが帰って来たぜ」と絶叫した。7・25東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級“代替挑戦”もあって波に乗る棚橋。その勢いのまま、スリング・ブレイドやドラゴンスクリューでオカダを追い込む。必殺ハイフライフローを棚橋が放つが、これはオカダがヒザ立てで回避。
25分が経過すると、オカダが自身の決意を確認するかのように、間合いを十分にとってのレインメーカーポーズ。観客は万雷の拍手で呼応した。制限時間の30分に近づいていくにつれ、棚橋がスープレックス連発、オカダがショートレンジ式ラリアットとデッドヒート。決着つかずとも思われたが、開脚式ツームストンからのレインメーカーを決めたオカダが勝利をつかんだ。開幕2連戦は残念ながら空席も目立ったが、「レインメーカーが帰って来たぜ」という言葉通りに活躍するオカダを、関係者もファンももちろん待っている。
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 31
日時：9月19日（日）14:00
会場：エディオンアリーナ大阪（府立体育会館）第1競技場 観衆2,188人（主催者発表）
＜第1試合＞
○SHO
8分09秒 スネークバイト
●藤田晃生
▼「G1 CLIMAX 31」Bブロック公式戦
＜第2試合＞
○EVIL
17分15秒 EVIL⇒体固め
●YOSHI-HASHI
＜第3試合＞
○ジェフ・コブ
12分11秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ
＜第4試合＞
○SANADA
19分04秒 オコーナーブリッジ
●タマ・トンガ
＜第5試合＞
○タイチ
18分30秒 ブラックメフィスト⇒片エビ固め
●後藤洋央紀
＜第6試合＞
○オカダ・カズチカ
29分36秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●棚橋弘至
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▼50周年イヤーを左右するG1開幕 「レインメーカー」の帰還と「主役」の離脱
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