9月25日(土) 「KNOCK OUT 2021 vol.4」BLACK(肘なし)スーパーフライ級(52kg)王座決定トーナメント!花岡竜 & 空龍(くうりゅう)インタビュー!

 9月25日(土) 東京・後楽園ホールで開催される「KNOCK OUT 2021 vol.4」の核となる【初代KNOCK OUT-BLACK(肘なし)スーパーフライ級(52kg)王座決定4人ワンデートーナメント】初戦で対戦する花岡竜(橋本道場/INNOVATIONフライ級王者)&空龍[くうりゅう](空修会館)インタビューが届いた。

■『KNOCK OUT 2021 vol.4』
日時 2021年9月25日(土) 開場17:00 開始18:00
会場 後楽園ホール
協賛 株式会社FOREST PLANET マリオンアパレル株式会社 清水工業株式会社 ポノス株式会社 株式会社Tカンパニー 株式会社OFFICE MIRAI 備長炭焼き鳥・駅 
セイクリッドフォース株式会社
チケット料金 
SRS席¥20,000 RS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥7,000 ※当日500円増し 
※全席指定/消費税込み
※今大会は新型コロナウイルス感染症対策のため、座席数を制限して販売いたします。
※6歳未満は入場無料(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料)
チケット販売 KNOCK OUT OFFICIAL SHOP チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow ℡:03-6262-3760 mail: promotion@knockout.co.jp  HP:https://knockoutkb.com/

【発表カード】

<KNOCK OUT-初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級(52kg)王座決定トーナメント 決勝 3分3R(延長1R)<
準決勝(2)の勝者
準決勝(1)の勝者

<KNOCK OUT-初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級(52kg)王座決定トーナメント 準決勝(2) 3分3R(延長1R)>
花岡 竜(橋本道場/INNOVATIONフライ級王者)
 vs.
空龍[くうりゅう](空修会館)

☆花岡竜
「ベルトは巻いて当然なのが橋本道場。レベルの違いを見せて優勝します」

──トーナメント発表会見では、「空龍選手しか眼中にない」という発言で、他の選手たちがザワつくひと幕もありました。あの会見ではどう感じましたか?
花岡 そうですね、ちょっと話題になりました(笑)。「眼中にない」って言おうと用意して言ったわけじゃないんですけど、相手のこととか考えてたら、やっぱ眼中にないなって思って言ったことだったんです。そしたら相手の2人が「本当にその通りだと思います」みたいな感じで認めちゃってたので、「やる気あるのかな?」と思って(笑)。「試合やるんでしょ?」と。いや、そこで認めたらそりゃあ勝てないよって思っちゃいましたね、ちょっと。それだけ印象に残ってます。

──実際トーナメントの話が来た時は、自分のためのトーナメントという感じがしましたか?
花岡 いや最初は、濱田選手がずーっと「BLACKのスーパーフライ級王座を作りたい」みたいなことを言ってて、それに乗っかった感じだったので、前回ポッと出で出てきてKOして、呼ばれましたよみたいな感覚だったんですけど、会見では「優勝の大本命」って宮田プロデューサーに言ってもらって、「あ、そうなんだ!」っていうので、あの場で気づきました(笑)。

──そうなんですね。軽い気持ちで受けたということでもないでしょうけど。「よし、俺のトーナメントが来たぜ!」ということでもなかったと。
花岡 そうですね、どちらかというと「トーナメントか、頑張ろう」ぐらいの気持ちだったんですけど、あの一言でもうプレッシャーというか、「あ、勝たないと!」という気持ちになりましたね。

──タイトルもかかっているわけですし、優勝してタイトルを、という気持ちはやっぱりありますよね?
花岡 はい、それはもちろん。もうでも本当にあれを言ったからにはっていうのもあれですけど自分にも追い込みをかけようと思って「眼中にない」とかちょっと大胆な発言をしたんですけど、もう練習はメチャメチャやってるんで、本当に負けらんないなっていう気持ちは誰よりもあると思います。

──では改めて、準決勝の相手である空龍選手についてですが。
花岡 アマチュアの時からずっと知ってたんですよ。格闘技雑誌でアマチュアの試合結果を見ると、関西の大会では常にMVPとかチャンピオンになったというのが載っていて、全国大会とかでも一緒だったりしてたので、「強い子がいるんだな」と思ってたら、デビューしてたんだっていう感覚でしたね。

──なるほど。それで今回、改めて映像を見たと。
花岡 はい、名前を聞かされて「空龍って誰だ?」と思ったんです。それで本名を見て「あ、この子か!」って言って映像を見たんですけど、その自分がタイトルの認定試合した時の相手と試合してて、その相手に引き分けだったんですね。それで、ああ、そんな感じかっていう印象でした。

──そこで見た動きや技についてはどういう印象を持ちましたか?
花岡 本当に、見て思ったのは「特にないな」ということなんです。

──ほう。
花岡 見てたら、「やりやすい相手なんだろうな」と思いました。突っ込んできてくれるんで。前に前にっていう気持ちはすごく強いなと思うんですけど、あんまりテクニック重視ではないのかなと思いました。

──では、注目はしていたけど、今は自信があると。
花岡 もう自信満々ですね。負けるとこが想像つかないです。

──そうすると、「注目はしていたけど負けるところが想像つかない」相手と準決勝を戦って、「あなたたち大丈夫なの?」という2人のどちらかと決勝で戦うということに……。
花岡 はい、そうなんです(笑)。だからもう本当にプレッシャーですね。ここで落としたらどうしようっていう、そのプレッシャーだけがあります。

花岡 そのプレッシャーをはね返すには練習しかない?

花岡 でも練習しているうちに、だんだん自信も湧いてきて。やっぱりプレッシャーがかかるってことは、周りも「当たり前に獲るだろう」と期待してくれてるのかなって、ポジティブに考えてるんで。そこらへんもだんだん、試合が近づくにつれて平気になってくると思います。

──じゃあもう、死角は何もないじゃないですか。
花岡 ないですね。あとは自分自身だけです。

──しかも、ワンデー・トーナメントという部分にも問題はないという話でしたね。
花岡 はい。実際、プロになってからはやったことないので、「足折れちゃったらどうしよう」とかは考えるんですけど……疲労とかスタミナに関しては、アマチュアの時から1日3試合、4試合ってトーナメントでやってたので全然問題ないとは思うんですけど、やっぱりケガがちょっと怖いですね。

──ただ、「ケガしないような試合」をするというわけにもいかないですよね?
花岡 やっぱり、試合がつまんなくなっちゃうというのが一番イヤなので、極力倒しに行ってのケガだったらちょっとは納得するんですけど、やっぱ逃げ腰というか守り気味の試合でケガして足痛いとかなったら自分にイライラしちゃうので、攻めて攻めてという気持ちでいこうというのはあります。

──2試合あるから、できる限り短時間で決めたという気持ちはあったりしますか?
花岡 もう、準決勝はとにかく1R、2R以内には決めたいとは思います。

──どういう技でというのは?
花岡 毎回、どういう技でというのは決めてないんですけど、試合になると相手のガードが開いてるとことかがフワって見えるんですよ。本当に、そこを狙っていくとやっぱり当たるなっていうのがわかってきて、そういうところを狙っていけば倒せるかなと思います。

──おお~! それはいつ頃から見えるようになったんですか?
花岡 アマチュアで100何戦してからだんだん見えてきて、プロになってからはもっとハッキリ見えるようになって。タイトル取った後ぐらいからはずっと、「ここだ!」「ここだ!」みたいな感じのタイミングで突くと、相手が嫌がるなっていうのはだんだん見えてきてます。

──どこを取っても、負けが考えられないようなコメントにしか聞こえないですね(笑)。
花岡 そうですね。でも映像とかはちゃんと見て、「これがうまいな」とかはちゃんと認識してるんですけど、それを見ても対策すれば勝てるみたいな。何が来ても「これやれば勝てる」っていう感じで、「勝てる」にしかつながらないので、全然平気かなと思います。

──決勝はどちらが上がってきてもという感じですか?
花岡 はい、もうどちらが出てきてもいいかなと思います。対策とか分析は、一応全員分やってます。空龍選手と心直選手がサウスポーなので、今はちょっとサウスポーを重点的にやっていて、濱田選手はゴリゴリで前に出てくるだけっていう印象なので、それをちょっといなしてみたいな練習はしています。

──2試合勝てばチャンピオンということですが、『KNOCK OUT』のベルトについてはどうですか?
花岡 獲れたらうれしいのはうれしいと思うんですけど、獲って満足ではないと思うので。やっぱり勝ち方にこだわろうかなと思ってます。

──もともとイノベーションの王座も持っていて、橋本道場には周りにたくさんチャンピオンがいて、チャンピオンであることがもう当たり前という感覚になってないですか?
花岡 獲ってナンボっていうのは、けっこうありますね。アマチュアの頃からずっとベルトを巻いてきたので、巻くうれしさっていうのはあんまり感じなくて。初めてベルトを巻いた時も、個人的な試合内容が本当に最悪で、獲っても「よっしゃー!」みたいにはならなかったですし。でも逆にあの前回ウィサンレック選手に勝った時とかは、ベルトとかないですけど本当にうれしかったので、やっぱりもう、ベルトは巻いて当然というか、持って帰ってこその橋本道場みたいなところがあるので、やっぱり試合内容を一番気にしてますね。

──勝って『KNOCK OUT』のチャンピオンの中に並ぶということは、責任を持ってイベントを引っ張るべき人間の一人になるっていうことにもなると思います。そういう部分での意識というのは?
花岡 そこはやっぱり、獲ったからにはどんどん引っ張っていける存在になっていけたらなとは思います。『KNOCK OUT」を見に来る人っていうのはやっぱりKOを期待するじゃないですか。本当にどんどんどんどん、アグレッシブに倒して盛り上げられるような選手になって、鈴木千裕選手とかぱんちゃん璃奈選手みたいに盛り上げていけたらなというのはあります。

──特に花岡選手の場合は、前回の松﨑公則戦でもコーナーに詰めてから見せたような技の多彩さが持ち味だと思います。観客を驚かせるような倒し方を何か用意しようというような考えは?
花岡 今まで、失神KOというのがないので、ハイキックとかパンチとかで一瞬を狙って倒していきたいなというのは思ってます。

──今回のトーナメントを通じて、一番注目してほしいポイントは?
花岡 もう他とは違うスピード、スタミナ、テクニックにはもう絶対注目してもらって、その中で、いつ倒すのかなっていうのを楽しみに見ていただけたらと思います。

☆空龍
「練習量では誰にも負けません。年齢も戦績も下ですがひっくり返します!」

──空龍選手は今回『KNOCK OUT』に初参戦ということで、まずは基本的なところからお聞きしたいと思います。キックボクシングは何歳の時に、どういうきっかけで始められたんですか?
空龍 小学校1年生の時に、姉の友達がやっていて、それに憧れて始めました。

──今は高校生ですよね。小学校1年生からということは……。
空龍 今、高校2年なので、ちょうど10年ぐらいです。最初はグローブ空手から始めて、今キックボクシングをやってます。

──ジュニアでのタイトル歴は?
空龍 NEXT★LEVELでは中四国と日本統一、あとWBCムエタイでタイトルを獲りました。

──それも含めて、プロデビュー以前の戦績は? また、勝ち方はどういうものが多かったですか?
空龍 だいたい50戦ぐらいやっていて、45勝ぐらいだと思います。キックで倒したのが多かったです。

──ではやっぱり、得意なのは蹴りですか。今年3月の試合がYouTubeに上がっていましたが、そこでは首相撲からのヒザを多用されていましたが。
空龍 得意なのは蹴りです。首相撲からのヒザも使いますけど、やっぱり蹴りが一番得意です。

──ジュニアで活躍して、プロデビューしたのが……。
空龍 15歳の時です。一昨年でした。

──ジュニアで試合数を重ねて、タイトルも取った上だったわけですが、プロデビューとなると、気持ち的に違いましたか?
空龍 やっぱりプロになったことによって、プロの自覚というのが芽生えました。周りの、見てくれている人に楽しんでもらえるような、いい試合をしようと思ってやっています。

──それが結果にもつながっていると思うんですが、ここまで負けなしで来れている理由というのは、ご自分では何だと思っていますか?
空龍 やっぱり練習だと思います。やっぱりジムの荒川館長の指導と練習量だと思います。

──練習量ということでは、例えば1週間の練習スケジュールはどんな感じですか?
空龍 日曜日以外は普段から毎日やってます。学校が終わったらジムに行って、毎日だいたい5~6時間はやってます。練習を続けることで、体力もついてきたと思います。

──というところで、今回『KNOCK OUT』の王座決定トーナメントにエントリーが決まったわけですが、その話が来たときというのはどう思いましたか?
空龍 本当に大きな、ありがたいチャンスをいただけたので、そのチャンスを活かせるようにしっかり頑張ろうと思いました。

──ジュニアではすでにベルトを巻いていますが、プロでのベルトは目標でしたか?
空龍 はい。プロでチャンピオンになることを目標にやってきたので、今回そのチャンスを活かせるように頑張りたいです。

──準決勝は花岡選手との試合です。印象は?
空龍 スピードも速く、多彩な技を出してくる選手だと思うんですけど、自分の動きをしっかり出したいと思います。後ろ蹴りなどの大技をたくさん出してくると思うので、そこは警戒しています。

──「自分の動き」と話が出ましたが、どう戦いたいですか?
空龍 試合にならないと分からないんですけど、相手の技にカウンターを合わせて、試合の流れでやっていきたいと思います。2戦ともKOを狙ってます。

──ワンデー・トーナメントという点については?
空龍 プロでは初めてですけど、体力的には問題ないと思っているので、あとは、ケガをしないような戦い方を考えてやっていきたいと思います。

──決勝に進出した場合、反対ブロックの2選手については?
空龍 濱田選手はパンチでガツガツ出てくるタイプだと思っていて、心直選手は同じサウスポーなので、そこに気をつけていければと思います。どちらが勝ち上がってくるかというのは全く予想できないんですけど、どちらでも勝つつもりでいきます。一応、どんな選手がきても戦える練習はしているので。

──今回、後楽園ホールで初めての試合ですが、これまでは大阪や岡山での試合が多いんですよね。
空龍 はい。今まで東京では新宿FACEとGENスポーツパレスでやらせていただいて、あとはタイでやったことがあります。後楽園ホールのリングには以前から上がりたいと思っていたので、うれしいです。

──東京での試合は、気持ちが違う部分はありますか?
空龍 試合は全部一緒の気持ちで臨んでいるので、変わりはないです。

──今回のトーナメントにあたって、空修会館の荒川館長からはどのようなアドバイスをもらっていますか?
空龍 館長からは、「挑戦する気持ちで頑張るように」と言われました。僕はずっと空修会館でやってきているので、ここまで来たのは全て館長のおかげだと思っています。

──今回ベルトを巻けば、恩返しになりますね。優勝への自信は?
空龍 押忍、あります!

──17歳でとなると、かなり早い段階でチャンピオンという目標が達成されることになりますが、そうなったらその先は?
空龍 その先もしっかり一戦一戦勝って、もっと上に行けるように頑張ります。

──では最後に、空龍選手の場合は今回『KNOCK OUT』初参戦ということもあり、空龍選手の試合を初めて見るというお客さんもいると思います。どういうところに一番注目してほしいですか?
空龍 年も戦績も一番下だと思うんですけど、それをひっくり返すので、そこを楽しみにしてもらえればと思います。自分も楽しみです。押忍!

<KNOCK OUT-初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級(52kg)王座決定トーナメント 準決勝(1) 3分3R(延長1R)>
濱田 巧(team AKATSUKI)
 vs.
心直[しんた](REON Fighting Sports Gym)

9月25日(土) 「KNOCK OUT 2021 vol.4」BLACK(肘なし)スーパーフライ級(52kg)王座決定トーナメント! 濱田巧 vs. 心直インタビュー!


<KNOCK OUT-初代KNOCK OUT-REDバンタム級(53.5kg)王座決定戦 3分5R(延長1R)>
安達浩平(team AKATSUKI/元J-NETWORKバンタム級王者)
 vs.
響波[きょうは](Y’s glow)

<KNOCK OUT-RED 53kg契約 3分3R(延長1R)>
白幡裕星(橋本道場/KNOCK OUT-REDスーパーフライ級(52kg)王者、ムエタイオープン同級王者)
 vs.
サンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM/元ラジャダムナン認定ミニフライ級王者)

<KNOCK OUT-BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)>
大谷翔司(スクランブル渋谷)
 vs.
麻火佑太郎(PHOENIX)

<KNOCK OUT-BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)>
Apollo中山(GOD SIDE GYM)
 vs.
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)

※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール

・コロナ禍で5試合が中止となった前大会8月22日(日)KNOCK OUTの昼夜2部大会『KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 & vol.4』の全9試合は公式Youtubeチャンネルで公開されている。
https://www.youtube.com/c/KNOCKOUT_KB/videos

9月19日(日)『Yogibo presents RIZIN.30』さいたまスーパーアリーナにはKNOCK OUTから鈴木千裕、ぱんちゃん璃奈 が参戦する。

SS席・S席が追加発売 RIZIN.30埼玉試合順 休憩前に石渡伸太郎引退式も


【スケジュール】2021年
09/25(土) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
10/29(金) KNOCK OUTプロ大会  後楽園ホール
11/07(日) 昼:アマチュア大会/夜:プロ大会 新宿FACE
11/28(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
※運営都合により上記予定は変更または中止される場合がございます。