満を持して棚橋弘至が「準備できてま～す」とマイクで叫んだ。24日・愛知大会のメインでKENTAと対戦した棚橋はヒール殺法に苦戦。勝負所でKENTAは、リング下から因縁のブリーフケースを持ち出して棚橋を殴打する。その様子を解説席で見ていた柴田勝頼がリングに入ると、2年前のG1のリングでバレットクラブに蹂躙された場面のお返しとばかりにKENTAに前蹴り。
強引に柴田が両者の試合をリスタートさせると、奮起した棚橋がハイフライフローでKENTAを仕留めた。解説席で柴田に「もう1回、IWGPいこうぜ、バックアップするよ」とハッパをかけられると、ついに棚橋がプランを声に出す。
棚橋「あした東京ドーム大会、メインエベント。まだ飯伏が出られるかわからない状態です。いっこ、アピールしといていいですか? 準備できてまーす。そしてっ、名古屋のみなさん、愛してまーす!!」
21日に“後日”とアナウンスされていた飯伏幸太の7・25東京ドーム大会出場可否は、けっきょく判明しないままに24日の愛知大会が終了する異常事態。棚橋は飯伏の意思を尊重するとしつつ、飯伏に代わっての東京ドーム大会でのIWGP挑戦意志を明らかにした。
※当記事使用写真は2021年NEVER戦直前の鷹木と棚橋のやりとり。NEVER戦では棚橋が勝利し、鷹木から同ベルトを奪取している。
■ 新日本プロレス WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME
日時：7月25日（日）17:00 ※第0試合は16:00開始予定
会場：東京・東京ドーム
＜第0試合/「KOPW 2021」争奪ニュージャパンランボー（参戦選手数未定）＞ ※16:00開始予定
※1分毎に1選手が登場する時間差バトルロイヤル。敗れた選手から退場していき、最後まで残った選手を勝者とする。オーバーザトップロープルールを採用。出場選手と順番はテーマ曲によって発表となる。
＜第1試合/IWGPジュニアタッグ選手権試合＞
[挑戦者] ロッキー・ロメロ
田口隆祐
(1/60)
エル・ファンタズモ
石森太二
[第66代王者] ※石森&ファンタズモが初防衛戦
＜第2試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合＞
[挑戦者] ロビー・イーグルス
(1/60)
エル・デスペラード
[第89代王者] ※デスペラードが3度目の防衛戦
＜第3試合＞
ジェフ・コブ
(1/60)
オカダ・カズチカ
＜第4試合/IWGPタッグ選手権試合＞
[挑戦者] ザック・セイバーJr.
タイチ
(1/60)
SANADA
内藤哲也
[第90代王者] ※内藤&SANADAが初防衛戦
＜第5試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合＞
[挑戦者] 飯伏幸太【棚橋弘至への変更が浮上】
(1/60)
鷹木信悟
[第3代王者] ※鷹木が初防衛戦
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