(C)ROH
7月11日(現地時間)にメリーランド州ケートンズビルで『ROHベスト・イン・ザ・ワールド2021』が開催された。
ROHは正式名称はリング・オブ・オナー(Ring of Honor)。全米第四のプロレス団体としてアメリカの北東部と中東部を中心に興行を開催しており、熱心なファンが多いことで知られている。
今大会では、四大王座戦が組まれ、メインはROH世界王座戦で、王者ルーシュがバンディードの挑戦を受けた。ロス・インゴブレス創設者であるルーシュはCMLL離脱後、北米ではROHを主戦場にしており、最高峰王座に君臨している。今回の挑戦者はなんと同じメキシコ人選手のバンディード。そして試合はまさかに王座移動となったのだった。ルーシュがいつも通りラフ戦法で攻め、バンディードの覆面を剥ぎ取ろうとしてレフェリーに注意されている時、バンディードが隙をついて丸めこんでフォール勝ち。これでカウント3が入り、バンディードが新王者となったのだった。もちろん、納得がいかないルーシュはROH版ロス軍、ラ・ファクシオン・インゴベルナブレがリングに乗り込みバンディードを襲うが判定は覆ることはなく、遂にルーシュは王座陥落となった。
また各王座戦が組まれ、ROH世界タッグ王座戦は挑戦者クリス・ディッキンソン、ホミサイドが王者レット・タイタス、ジョナサン・グレシャムに勝利して王座奪取。ROH世界TV王座戦は挑戦者ドラゴン。リーがトニー・デッペンに勝利して、王座移動を果たしている。
■ ROH Best in the World 2021
日時:2021年7月11日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国メリーランド州ケートンズビル
<ROH世界王座タイトルマッチ>
○バンディード(挑戦者)
ピンフォール
●ルーシュ(王者)
<ROH世界タッグ王座タイトルマッチ>
○クリス・ディッキンソン、ホミサイド(挑戦者)
ピンフォール
●レット・タイタス、ジョナサン・グレシャム(王者)
<ROH世界TV王座タイトルマッチ>
○ドラゴン・リー(挑戦者)
ピンフォール
●トニー・デッペン(王者)
<ROHピュア王座タイトルマッチ>
○ジョナサン・グレシャム(王者)
アンクルロック
●マイク・ベネット(挑戦者)
<シングルマッチ>
○ブロディ・キング
ピンフォール
●ジェイ・リーサル
<ラストマンスタンディングマッチ>
○ジョシュ・ウッズ
スタンディング
●サイラス・ヤング
<ROH世界6人タッグ王座タイトルマッチ>
○シェイン・テイラー・プロモーションズ(王者)
ピンフォール
●ダルトン・キャッスル、イーライ・ドレイク、ダク・ドレイパー(挑戦者)
<シングルマッチ>
○EC3
ピンフォール
●フリップ・ゴードン
<タッグマッチ>
○ブリスコズ
ピンフォール
●PJブラック、ブライアン・ジョンソン
<タッグマッチ>
○PCO。ダンハウゼン
ピンフォール
●ビア・シティ・ブルーザー、ブローラー・ミロナス
<シングルマッチ>
○レイ・ホルス
ピンフォール
●フラミータ
AND NEW ROH WORLD CHAMPION @bandidowrestler!!!!! #ROHBITW pic.twitter.com/xlLeP8H3ej
— ROH Wrestling (@ringofhonor) July 12, 2021
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