MLW収録独占!ヤコブ・ファトゥ、トム・ローラー、サビオ・ベガら40名+

Photos by George Napolitano

 米国はパンデミック終結に伴い、いよいよメジャー・リーグ・レスリング(以下MLW)もお客さんを本拠地2300アリーナに、超パンパン札止めで入れての集中テーピングを実施した。本誌も各海外通信員が一斉に始動開始しており、ジョージ・ナポリターノ記者は久しぶりとなる現場取材となっている。バックステージのプロモ用ショットを含み余りにも膨大な写真点数が届いているが、とりあえず速報として一部を紹介する。

■ MLW Battle Riot III
日時:7月10日(収録現地時間 放送米国7月24日以降)
会場:2300アリーナ(旧ECW本拠地のビンゴホール)

 TV番組『ルチャアンダーグラウンド』の終了に伴い、昨年秋からMLWのTV番組『Fusion』では、その残党というか中核だった面子が、「アズテカ・アンダーグラウンド」名義のユニットとして合流していたが、”悪のオーナー”役だったダリオ・クエトがシーザー・デュランという役名になって、番組上のマッチメーカーとしてコナンらと絡みだしていた。これがパンデミック終結後の毎週の番組進行の軸になる。米国内では毎週土曜にbeIN SPORTS局で放送されている。

米国向けNEW JAPAN STRONGには出ていて来日が待望されているトム・ローラーは、アレキサンダー・ハマーストーン戦など2試合に参加。

 日本でもお馴染みサビオ・ベガは、なんと覆面のクワンとしても出場。ブルーミニーに毒霧発射、ヌンチャクでなぎ倒す活躍。しかもコナンと同じくMLW裏方エージェントの一員でもある。

 当日の試合順トリ、40名参加のバトル・ライオットに優勝したのは、大会の中盤でトム・ローラー相手にナショナル無差別級王座を防衛したアレキサンダー・ハマーストーンだった。

 リチャード・ホリディ相手にIWA認定カリビアン・ヘビー級王座を防衛したキング・ムエルテスことリッキー・バンデラス特写。

 ハードコア客が集結する会場で、最も大受けだったのはメキシコから飛来したコナンの秘密兵器アラミス(右)と、顔面ペイント(左)にして、ストロングスタイルならぬ“Strange Style”を自称するアレッツのハイフライングなカードだった。米国では新鮮なカードになる。客を入れると、団体が売り出すカードよりお客がベストマッチを決めてしまうのが怖いところだ。

※大会の全容と詳細は近日ファイトクラブ公開、金曜発売週刊ファイト7月22日号に拡大版収録


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’21年07月22日号MLW独占 Stardom朱里ウナギ ノア QuintetUFC オーンドーフ 虎女王