クーデター軍の政権奪取後、市民への弾圧が続くミャンマーで、6月30日、抗議デモなどに参加し逮捕・拘束されていた約2,300人が解放された。市民不服従運動を呼びかけ刑法505(a)の扇動罪で逮捕されていた芸能人や記者なども釈放され、デモに参加していて2月下旬から拘束されていた2019年ゴールデンベルト67㎏王者のセイン・ミョ・アウンも戻ってきた。
弾圧が治まらない中、反発の強まる国民と国際社会における世界への懐柔的な意味での釈放とみられており、反軍政のNLD(国民民主連盟)、CDM(Civil Disobedience Movement“不服従運動”)の中心人物は釈放されておらず、人権団体では「国際社会に対しての抗議を沈めるもので、不当逮捕が止まらない限り同じことの繰り返しとなる」と話している。
トップ写真:釈放されたセイン・ミョ・アウン(向かって右)、2013年ミャンマーMMA王者ポーター・ギィのFacebookより「ゴールデンベルト王者のセイン・ミョ・アウンが帰ってきた」と書かれている。
セイン・ミョ・アウンは、2019年ゴールデンベルト67㎏王者で判定有ラウェイWLCにも参戦している
Source: Myanmar NOW、The Irrawaddy
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