ドン・キャリスが副社長解任に!Impact Wrestling

(C)TNA

 6月17日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインでは提携団体、新日本プロレスから遠征してきている小島聡がエリック・ヤング率いるヒールユニット、バイオレント・バイ・デザインのライノと対戦。同じデザイン軍のジョー・ドーリングに完敗した小島だが、今回はECWレジェンドでもあるライノと真っ向勝負となった。ライノにはデザイン軍が、そして小島にはエディ・エドワーズがセコンドについて試合開始。試合は迫力のぶつかり合いになったが、最後は小島がクローズラインでライノからフォール勝ち。ドーリングに敗れた雪辱を晴らした格好となった。これに怒ったデザイン軍は今度はタッグマッチでの対決を要求し、2021年6月24日放送回で小島、エドワーズとデザイン軍がタッグで激突することとなった。

 そして遂にインパクト世界王者ケニー・オメガへの挑戦が決まったサミ・キャラハンが番組に登場。しかし、ケニー・オメガのマネージャーでインパクト・レスリング副社長(現在は辞任しているがストーリー上はまだ副社長設定で継続)であるドン・キャリスがキャラハンの解雇を宣言。それに抗議する為に、もう一人の副社長であるスコット・ダモールと話し合いを行うこととなった。リングで怒りを抑えられないキャラハンの前にダモールが現れ、説得によってキャラハンは姿を消し、代わりにキャリスがリングに登場。ダモールとキャリスが口論となった。ダモールはキャリスはオメガを守る為にキャラハン解雇を決めたので背任行為だと責める。そこに同じくインパクト・レスリング役員であるトミー・ドリーマーが現れ、理事会からの仲裁人としてここに来た事を告げた。そして理事会でキャリスの決めたキャラハン解雇は無効、団体よりオメガを優先しているキャリスの副社長解任が決定した事を告げたのだった。怒り狂うキャリスだが理事会で決まったことなので、どうしようもなく、バックステージに引き上げると、そこにキャラハンが待っていた。キャラハンは憎いキャリスには手を出さないが、代わりにオメガを打ちのめすと宣言。これでオメガ対キャラハンの因縁含みの王座戦待ったなしとなったようだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年6月17日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
○小島聡
 ピンフォール
●ライノ

<シングルマッチ>
○テニール・ダッシュウッド
 ピンフォール
●レイチェル・エラリング

<シングルマッチ>
○スティーブ・マクリン
 ピンフォール
●ジェイソン・ページ

<シングルマッチ>
●ジョシュ・アレキサンダー
 ピンフォール
○マッドマン・フルトン

<シングルマッチ>
○TJP
 ピンフォール
●ブラック・タウルス


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