グレイソン・チバウがローリー・マクドナルドに判定勝ち!PFL 2021 #5

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 6月17日(現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティで『PFL 2021 #5: Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はウェルター級とライトヘビー級の試合が組まれた。メインはウェルター級リーグ優勝候補筆頭であるローリー・マクドナルドが登場した。UFCでもトップで活躍し、ベラトールでは王座に君臨していたマクドナルドの相手はのグレイソン・チバウで同じく元UFCだが、実績が違い過ぎるので下馬評ではマクドナルドが圧倒している。しかし試合は下馬評を覆し、チバウが打撃でマクドナルドをリード。1Rにはチバウがマクドナルドからアイポークを受けたと主張したのもあり、その後、マクドナルドがペースを崩したのか、チバウはマクドナルドのテイクダウンを切って打撃を当てる。結果、僅差の判定でチバウが勝利。チバウが予想を覆して大物マクドナルドから判定勝ちをもぎ取った。
 セミファイナルには同じく優勝候補だったレイ・クーパー3世が登場したが、なんと減量に失敗。対戦相手のニコライ・アレクサヒンに勝利しても減点されることとなってしまった。試合はクーパー3世が圧倒して判定勝ち。なんとかプレーオフの権利を勝ち取った。

■ PFL 2021 #5: Regular Season
日時:2021年6月17日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ニュージャージー州アトランティックシティ

<ウェルター級>
○グレイソン・チバウ(ブラジル)
 判定 2-1
●ローリー・マクドナルド(カナダ)

<171.6ポンド契約>
○レイ・クーパー3世(米国)
 判定 3-0
●ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<ライトヘビー級>
△エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
 ドロー
△ダン・スポーン(米国)

<ライトヘビー級>
○クリス・カモージ(米国)
 判定 3-0
●セザー・フェレイラ(ブラジル)

<ライトヘビー級>
-アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
 ノーコンテスト
-ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)