昨年2月の大阪大会『ラウェイ in ジャパン15 ~絆~』以来、1年半ぶりに再開となるラウェイ日本大会。 今大会からオープンフィンガーグローブ着用の『UNBEATABLE(アンビータブル/無敵)・ルール』を制定。伝統ラウェイ・ルールとも並行して行われることとなり、新ルールでの対戦カード第1弾として佐藤光留(パンクラスMISSION)vs.鈴木槙吾(フリー/ONLY WE)の一戦が発表された。(トップ写真)
伝統ラウェイルールでの試合に渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)と東修平(AACC)の参戦が発表されており、対戦相手も近日発表となっている。
現在ミャンマーは混乱状況で、軍部サポートの大会を国内でわずかに開催しているのみで、ミャンマー選手招聘が困難である状態である。
【UNBEATABLE(アンビータブル)ルールの概要】
※以下では、ラウェイ・ルールとの相違点を中心にご紹介いたします。
■シリーズのために特別開発されたオープンフィンガーグローブ着用(名称は後日発表)。ラウェイ・ルールは引き続きバンデージのみ。
■5分2ラウンド・インターバル2分(主に拳を休めるため)。※ラウェイは1ラウンド3分
■判定あり(制限時間内に決着がつかなかった場合、計3名のジャッジが試合全体の攻防で、優勢だった選手に1票を入れる。ラウンドごとでは採点せず、2票を得た選手が勝者となる)※ラウェイでは判定なしで「時間切れの引き分け扱い」
■ラウェイの「タイム」(大きなダメージなどの際に希望すると、1試合で1回2分間休憩できるシステム)は認めず。
■ラウンドガールのリング入場を可とするなど、奉納行事のラウェイでは認められなかったルールの緩和を検討中。
判定の優先順位
一般的な判定基準と大きく異なる点は、「格闘技の原点回帰」を意識したアグレッシブ・ファーストを基本とする。
①アグレッシブ(攻撃的・積極的であった選手)
②クリーンヒット(多くのダメージを相手に与えた選手)
③リングジェネラルシップ(主導権を維持していた選手)
④ディフェンス(攻撃を無効にする防御に長けていた選手)
ダウンについて
10カウント以内にファイティングポーズを取れなかった場合、もしくはラウンド中に3度ダウンを喫した場合は「KO負け」。レフェリーストップやドクターストップ、1試合で一方の選手がダウンを計4度喫した場合は「TKO負け」、1カウントは2秒とする。(合計20秒)。
【有効な攻撃】
1、パンチ(バックハンドを含むあらゆる拳を使った攻撃)
2、キック(ヒザを含むあらゆる足を使った攻撃)
3、あらゆるヒジを使った攻撃
4、あらゆる頭突き攻撃
(選手双方の希望により、禁止とする特別ルールもあり)
5、頸部(首)以外への絞め技・関節技
6、戦略的なクリンチ(抱え込み)
7、頸部を支点としたものを除くあらゆる投げ技
【主な反則】
目つぶし(ラウェイでも反則)、金的(ラウェイでは故意でなければOK)、脊髄、女子の胸部への攻撃(ラウェイではOK)。いずれも故意であるか否かは問わない。投げ技・関節技・絞め技は頸部(首)を支点としたもののみ禁止(ラウェイではOK)。
■【第1回大会】LETHWEI x UNBEATABLE
[日程] 2021年7月22日(木・祝)
[開場] 17:30 [試合開始] 18:00
[会場] 東京・新宿FACE(東京都新宿区歌舞伎町1-20-1ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F)
https://shinjuku-face.com/
[主催] 株式会社ファーストオンステージ
[協賛] マリオンアパレル株式会社/清水工業株式会社/浅井建設株式会社
[衣装協力] マリオンアパレル
[入場料金]
・カウンターVIP席 20,000円 ・SRS席(最前列) 15,000円 ・S席 10,000円 ・A席 7,000円売り切れ
※当日券は+500円
※ご入場時に別途ドリンク代500円が必要
※未就学児は保護者の膝上での観戦に限り無料、座席を必要とする場合は有料となります。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席数の制限などの感染症対策を講じたうえでの開催となります。
【チケット】
[販売所] チケットぴあ(セブンイレブン、チケットぴあ各店舗でも購入可能)
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2113957&rlsCd=001&lotRlsCd
Pコード:849-441
【特別ゲスト】
「危険地帯ジャーナリスト」(テレビ番組『クレイジージャーニー』でおなじみの丸山ゴンザレス
【出場決定選手】
試合数4~5試合予定。ラウェイ・ルール、アンビータブル・ルール双方の試合を開催予定
<UNBEATABLE(アンビータブル)90㎏契約 5分2R>
佐藤光留(パンクラスMISSION)
■本名・佐藤弘明(さとうひろあき)
■生年月日:1980年7月8日
■出身地:岡山県岡山市
■身長:173cm
■血液型:O型
■タイプ:オーソドックス(右構え)
■得意技:平井拳
■現在の保持タイトル:なし
■過去のタイトル歴:
デモリッション 4MEN tournament優勝
■プロデビュー:2000年2月27日
■プロデビュー興行:パンクラス
■戦績:MMAで約50戦(勝率50%)
■シュートボクシング:1戦1敗
vs.
鈴木槙吾(フリー/ONLY WE)
■生年月日:1986年4月30日
■出身地:静岡県掛川市
■身長:172cm
■血液型:O型
■タイプ:オーソドックス(右構え)
■得意技:右フック
■現在の保持タイトル:なし
■過去のタイトル歴:第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト
■プロデビュー:2009年2月1日
■プロデビュー興行:パンクラス
■戦績:MMA 13勝(7KO)13敗3分、ラウェイ1敗
☆両選手の因縁
佐藤光留は2005年1月30日にP’s LAB東京で行われたパンクラス興行『第2回プロ・アマ オープン キャッチレスリング トーナメント』にて100kg未満級優勝。この時、判定で破った2回戦の対戦相手が鈴木槙吾であった。当時、高3だった鈴木にとって16年半ぶりのリベンジ・マッチとなる。
※佐藤は6月27日のパンクラスでの試合結果(vs.渕上幹斗/DESTINY JIU-JITSU)および試合内容を検証。それに関わらず、試合前の MRI 検査、「試合数日前」と「試合直前」の最低2回、新型コロナウイルス感染症検査を実施予定。健康上のリスクがあると判断した場合、出場を中止する可能性がある。
【運営側のコメント】
清水 覚男 Kakuo Shimizu
(ファーストオンステージ取締役最高顧問、ラウェイ日本大会プロモーター)
「この度ミャンマー・ラウェイの試合と共に、ラウェイの本質を残しながらエンターテインメント性を見直しオープンフィンガーグローブ使用の新ルール【UNBEATABLE】を7/22新宿フェイス大会から発足させる事となりました。UNBEATABLEはアジアから世界への拡大を視野に今後の大会を開催していきます。そして現在、映画『迷子になった拳』でラウェイへの関心が高まっていることをうれしく感じています。今後ともミャンマー・ラウェイ・UNBEATABLE共にご支援頂けますようよろしくお願いいたします」
浅井 甲 Mamoru Asai
(ファーストオンステージ代表取締役)
「依然として出口の見えないコロナ禍で、ラウェイとアンビータブルを融合させた次世代型イベントを実現できることをうれしく思います。皆様に活力を与えられる大会にしますので、よろしくお願いいたします」
【問い合わせ先】
株式会社ファーストオンステージ
LETHWEI ✕ UNBEATABLE 実行委員会
Mail:inquiry@firstonstage.jp
TEL:03-3527-9090
【大会公式ランディングページ】
https://firstonstage.jp/
【公式ツイッター】
https://twitter.com/Lethwei_Japan
※本イベント「LETHWEI×UNBEATABLE」は、過去のILFJラウェイ日本大会の“リニューアル”ではなく、別の新たなシリーズ・イベントとなる。ILFJラウェイ日本大会は、状況が回復次第再開する予定となっている。
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