NXT直前In Your Hoseミリオンダラー王座-イケメン二郎-Poppy&紫雷イオ

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 PPV大会『In Your House』が現地、日曜夜に迫ったNXTの直前回。まずはオースチン・セオリーと、相棒ダニー・バーチが負傷で一人になっているオニー・ローカンのシングル戦から。

 試合はヨーロピアン・エルボーの打ち合いなど、両者ともデキる選手だから見ごたえは十分。場外でオニー側のピート・ダン、THE WAYの親分ジョニー・ガルガノの乱闘はあったのだが、やはり裏投げでローカンの勝利にしていた。

 ここから映像スキットでLAナイト、さらにキャメロン・グライムスの美女をはべらした「豪華な生活」が挿入されていくことになり、今回の目玉であるテッド・デビアスの重大発表ならぬ、”Priceless Announcement”の布石が打たれていくことになる。
 あと、マイケル・ヘイズが『In Your House』のカード紹介をしていくんだが、テロップにはドグ・ヘンドリックスとあり、一瞬混乱したよ。そうか、マイケル・ヘイズがテレビに出る時はその名前だったと途中でようやく思い出したのだが、テレビ登場はかなり久しぶりのような気がする。ましてRAWならわかるが、NXTの番組だから戸惑ったのは本誌だけではないかも。それにしても「豪華な生活」の映像、えらく昔のテレビ番組のパロディというか、なんか古いことやってるなぁ・・・と思うのだが。


 ファンタズマ軍がリングに登場、サントス・エスコバがスペイン語混じりでがなっていると、NXT北米王者ブロンソン・リードが挑発。そこにMSKも出てきてと思ったら、アイゼア”SWERVE”スコットらのヒップポップ軍Hit Rowの女1選手含む4人衆まで出てきて、一瞬三つ巴のトリオ戦でもやるのかと。ただ、そういえば先週からの予告があったとアイゼア・スコットとキリアン・デインのシングルになるのだが、『In Your House』ではベルト総取りということで、MSKの保持するNXTタッグ王座、さらにリードの北米王座とベルト3本が賭けられるトリオ戦になるんだそうだ。まぁルチャやれるファンタズマ軍には、トリオ戦は闘い慣れているということなんだろう。


 そのスコットとデインのシングル、細部が良く練ってある。凸凹コンビのドレイク・マベリックがちょこまかやっても、HIP Rowに受け止められるのはご愛嬌。ここはユニットを率いるスコットがフォールを掴むのだった。


 ありゃ、ザイア・リーvs.メルセデス・マルチネスはPPVでやるんじゃなくてこっちでやるのかと、またも勘違いさせてしまったのがザイアの急襲攻撃。

 実際はマルチネスと知らないjobber選手の試合が組まれていたもので、そっちは20秒くらいでエアレイド・クラッシュが決まるだけのスクワッシュ・マッチであり、ザイアとの乱闘の方がはるかに長いという・・・。


 RAW生中継内のCMでもテッド・デビアスの重大発表があることだけが現地USAネットワーク局では翌日NXTの目玉のセグメントに。

 やはりというか、ミリオンダラー・ベルトのお披露目となるんだが、そんなの今の視聴者は覚えているのだろうか? 

 なにしろ1989年のことだから大昔のギミックになる。レトロ万歳!


 205 LIVEからイケメン二郎が、そこでのデビュー戦でもタッグを組んで二連勝のオーガスト・グレイとNXT初登場。ジェームス・ドレイク&ザック・ギブソンのGYV(グリズルド・ヤング・ベテランズ)との対戦カードが組まれている。ティモシー・サッチャー&トマソ・チャンパが花道で観覧する中、今回はどちらかと言えばイケメンの出番は前半のみで、あとはオーガスト・グレイが最後はチケット・トゥ・メイへムに沈むケツだった。次回のNXTではGYVと親父組のテキサス・トルネードマッチが発表されている。


 歌手でYouTuberでもあるPoppyの再登場も事前に煽られていたから大物のようだ。なにしろトリプルHが出迎えて、なんでも新作発売日らしい。正直詳しくなかったんだが、調べてみると日本の「可愛い」文化に影響を受け日本語教室に通い、ヒット曲には♪Moshi Moshiがあり、いくつか聴いてみると音作りはメタルという・・・。
 ただ、他の選手の時に出てきた時もあったんだが、やはりPoppyと言えば紫雷イオじゃないかと思っていたら、出、出、出ました久しぶりのイオ様。試合というわけではないんだが、キャンディス・レラエを蹴散らしてました。
 ちなみにデクスター・ルミスとインディー・ハートウェルの恋愛物語も続いていて、イラスト画伯でもあるデクスターがPoppyの絵を描いてきて本人に手渡すと、Poppyも喜んでハグする。と、まさにその時にハートウェルがその場に来て、二人が抱き合っている姿を目撃するという・・・。面白いから許そう。


 『In Your House』でラケル・ゴンザレスのNXT女子王座に挑戦が決まっているエンバー・ムーン。それが前哨戦でダコタ・カイとシングル戦となれば、絶対に負けられないカードというか、それじゃダコタは可哀そうな役割なのかと思ったんだが。

 なるほど、セコンドのラケルがエンバーを蹴り上げて反則裁定に。まぁ、試合内容はイイんだが、この結末というのがどうも。ただ、ちゃんとエンバーがエクリプスをラケルに決めてました。


 番組トリはキャリオン・クロスのNXT王座をフェイタル5wayで争うので、それぞれが言い争うセグメントに。なぜかアダム・コールだけは当初スクリーンの登場だったのだが・・・。

 事実上の前哨戦になっていくも・・・

 今回は会場にいないと思わせておいたアダム・コールがキャリオンにスーパーキック、ラストショットと畳みかけて、番組最後の絵は「コール、ベイ、ベイ!」なのであった。

■ WWE NXT
日時:6月8日(現地時間、日本時間木曜WWEネットワーク配信開始)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

◆イケメン二郎NXTデビューも無念のタッグ戦黒星「再挑戦しよう!次は絶対に勝つ」

 イケメン二郎がNXTデビューを果たした。二郎はオーガスト・グレイとタッグを組んでグリズルド・ヤング・ベテランズ(ジェームス・ドレイク&ザック・ギブソン)と対戦。水色ジャケット姿で登場した二郎はジャケットを脱がそうとするギブソンに「触るな! おら」と怒りを露わにして攻め込んだが、左膝を集中攻撃されて劣勢の展開に。

 しかし、試合途中にトマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャーがリングサイドに現れると、その隙に交代したグレイがギブソンにネックブリーカー、ドレイクにブルドックやクロスボディで猛攻を仕掛けたが、最後はグリズルド・ヤング・ベテランズにチケット・トゥ・メイへムを決められて3カウント。二郎がNXTデビューを果たすも無念のタッグ戦黒星となった。

 試合後に二郎は「今日、NXTでデビューすることができた。まだ興奮が収まらないが結果は敗戦。再挑戦しよう!次は絶対に勝つ。素晴らしい夜をありがとう」と自身のツイッターでさらなる挑戦を誓うとグレイからの「俺たちはハンサムでグッドなチームになると思う」という投稿には「俺もそう思う」と笑顔のチーム写真と共に返答した。

◆紫雷イオがNXT復帰!キャンディスを蹴散らして王者ラケルと睨み合い

 紫雷イオがミュージシャンのポピーと共に登場してNXTに復帰すると、ポピーを挑発していたキャンディス・レラエを蹴散らし、バックステージでは因縁の王者ラケル・ゴンザレスと睨み合いを展開した。リングに登場したNXT女子タッグ王者キャンディスが「ポピーのことを聞くのはうんざりだわ。インディの男デクスター・ルミスを奪うなんて。彼女泣いてたわよ」とポピーを非難していると、ポピーもステージに現れて「私は闘わないけど闘える人を知っているわ」と意味深に発言するとイオが姿を現した。

 NXTに復帰したイオはキャンディスに襲い掛かるとフラップジャックから619、さらにスプリングボード・ミサイルキックを決めて場外に蹴散らした。その後、イオはバックステージでNXT女子王者ラケルと遭遇すると両者睨み合って火花を散らした。