感染者増加のカンボジアだが『MAS FIGHT CAMBODIA』延期を挟みながらも継続!4人トーナメントは代替選手が優勝!

©Town Sports
 5月30日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』配信大会が開催された。 カンボジアでは、今年の2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、現在も感染拡大はおさまらず、『MAS FIGHT CAMBODIA』は、主要都市ロックダウンからの再開で、5月9日大会は開催できたが、16日、23日大会は停止。今回は3週間ぶりの大会となった。
※クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
最終更新: 1 日前·データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
5月29日までの概要:陽性者:28,825、回復者:21,315、死亡者:203

メインの57㎏クン・クメール(カンボジアのムエタイ)4人トーナメントでは、大会直前でバード・サンヘムは体調不良によりエリット・チョモロエンに変更(変更前・上、変更後下)

 その変更したエリット・チョモロエンが優勝。賞金340万リエル=約52,000円を獲得。準優勝のバン・キャヤックには180万リエル=約46,000円が授与された。
トップ写真:トーナメント4選手の対戦は試合直前に抽選で決められる。

            エリット・チョモロエン

 全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 71』
日時:2021年5月30日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式YoutubeチャンネルFacebookページでもライブ放送されている。

<第6試合 57㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
○エリット・チョモロエン(カンボジア)-Elite Chomroeun
 2RKO ※左ハイキック バン・キャヤックは初戦のダメージが残り2Rローキックでダウン有
●バン・キャヤック(カンボジア)-Bang Kayak

<第5試合 63.5㎏ MAS FIGHT 9分1R>
△ティ・ヴァリス(カンボジア)-Thy Varith
 時間切れ引分
△エリット・サムフォアズ(カンボジア)-Elit Samhors

<第4試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R>
△トゥン・バナ(カンボジア)-Thun Vanna
 時間切れ引分
△セン・タイサン(カンボジア)-Seun Thaisun

<第3試合 57㎏トーナメント クン・クメール 3分5R>
●ウー・テアリス(カンボジア)-Ouch Thearith
 判定 
○バン・キャヤック(カンボジア)-Bang Kayak
 
<第2試合 57㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●ブン・ソシア(カンボジア)-Bun Sothea
 判定
○エリット・チョモロエン(カンボジア)-Elite Chomroeun

<第1試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
○ブリッド・サマナン(カンボジア)-Brid Samnamg
 判定
●リィ・ヘン(カンボジア)-Ly Heang

※カンボジア“全ての外国人を対象とした入国制限措置”(2021年5月24日現在)
・eビザとアライバルビザも含めて、現在はビザ免除と観光ビザの発行は一時的に停止。
・カンボジアに入国するためには大使館でのビザ取得が必要となる、また入国の際には居住国の認可を受けた保険当局より出発の72時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書が必要となる。
・5万米ドル以上の医療保険が適用された健康保険証の提出が必要です。
・PCR検査の義務化
・同じ航空機に陽性者がいた場合は14日間指定施設での隔離対象
・同じフライト全員が陰性者の場合も14日間の自主隔離
・全ての費用は自己負担となるためカンボジア到着時に2,000$のデポジットが必要(※日本人は除外となる予定)