ディーノ尻隠さず杉浦「またぐなよ」警告まんまと突破 ノア三沢メモリアル

 当初は5月30日に大田区総合体育館で予定されていたノア「三沢光晴メモリアル」大会が、会場貸し出し都合により31日に後楽園ホールへと場所を移して開催となった。チケットは完売札止め。

 桜庭和志の関節技地獄に手を焼いた杉浦貴だったが、なんとか丸め込んで勝利。その余韻に浸っていたところにDDTの男色ディーノとスーパー・ササダンゴ・マシンが姿を見せる。6・6サイバーファイトフェスでの対戦を要求するも何度もノア会場受付に遮断されてきたが、ようやく突破してきたようだ。2人に対して長州力ばりに「またぐなよ」とマイクで警告する杉浦。その迫力には足が止まり、ディーノは思わず尻を出す。

 打開策はササダンゴによるフリップを使ってのプレゼンだ。A案「ぐるぐるバットデスマッチ」とB案「SAKUベルト&SUGIベルトを賭けた試合」を持ち出すと緊張感が解けたか、ディーノとササダンゴはリングインに成功。杉浦の「いつ誰の挑戦でも受ける」発言を引き出した。バッグステージで杉浦は「A案はないでしょう。Bだったらコレを賭けて普通の試合をやるんでしょ?」と、あっさりB案受諾の構え。後楽園大会後には、両チームの対戦が正式に決定している。

■ NOAH 三沢光晴メモリアル 2021 in 後楽園ホール ~Forever in our hearts~
日時:5月31日(月)18:30 ※オープニングマッチは18:00開始
会場:東京・後楽園ホール 観衆614人(札止め=主催者発表)

<オープニングマッチ・第1試合>
●覇王
 4分50秒 エビ固め
〇吉岡世起

<オープニングマッチ・第2試合>
タダスケ
仁王
征矢学
〇拳王
 12分25秒 P.F.S⇒片エビ固め
宮脇純太
●岡田欣也
稲村愛輝
清宮海斗

<第1試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
大原はじめ
〇原田大輔
 26分52秒 片山ジャーマンスープレックスホールド
HAYATA
●小川良成
[第42代選手権者]
※小川&HAYATAが6度目の防衛に成功

<第2試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
谷口周平
●モハメド ヨネ
 21分05秒 ヴァーティカルスパイク⇒エビ固め
マサ北宮
〇中嶋勝彦
[第55代選手権者]
※中嶋&北宮が初防衛に成功
※試合後に北宮が中嶋を襲撃して金剛離脱宣言

<第3試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●進祐哉
 12分31秒 キルスイッチ⇒片エビ固め
〇小峠篤司
[第45代選手権者]
※小峠が2度目の防衛に成功

<第4試合/GHCナショナル選手権試合>
[挑戦者]
●桜庭和志
 15分18秒 横入り式エビ固め
〇杉浦貴
[第5代選手権者]
※杉浦が初防衛に成功

<第5試合>
船木誠勝
●丸藤正道
 18分03秒 足4の字固め
田中将斗
〇武藤敬司

<拡大詳細版は6月4日発売の週刊ファイト(6月10日号)に収録されます>