緊急事態宣言延長とアントニオ猪木酒場復活願い

 菅総理大臣は27日、東京・大阪を含む9つの都道府県への緊急事態宣言について3週間程度延長する方針を固め、28日に正式決定する。飲食店の午後8時までの時短営業、酒類の提供自粛は継続となる見通しだ。

 飲食店潰しとしか思えない愚策をいつまでも続け、昨年から続く新型コロナウイルスの影響で経営破綻した飲食店は、一説では全国で1500件以上という。
 その中には、昨年7月末に閉店したアントニオ猪木酒場も含まれている。新宿・靖国通り沿いにあるビルの大きなフロアーでスタートしたアントニオ猪木酒場。開店当初は、物珍しさもあって賑わいを見せていた。景気悪化を受けて、新宿南口の小さめの店舗に移転。それでも、レスラーのトークや西口プロレス勢によるイベントなども頻繁に開かれるなど、経営努力を続けてきた。

 南口移転後に目を見張ったのは、ランチの充実。ボリュームいっぱいの鶏肉と魚料理を独自の味つけで、たったの800円前後。無料で追加できる唐揚げは、ひとつひとつがとてつもない大きさ。そのうえ、器からはみ出るぐらいに盛ってくれた。

 サラリーマンにとっては十分すぎる食べ応えだったはず。午後からの仕事に支障が出るほどの満腹感に加え、店内のあちらこちらに猪木、猪木、猪木……。

 そんな猪木マニアにとっての楽園が、コロナによってなくなったのである。やり場のない怒りをぶつける先は、菅のハゲ? 緑のババア? 

 長いこと店の経営状況は芳しくなく、コロナとは関係なしにいつ閉店してもおかしくない状況だったという説もあるが、とにかくアントニオ猪木酒場復活を願いたい。

photo & text by 暗闇の狼


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