「ミャンマー vs タイ」対抗戦メインは5R両者譲らずフルタイムドロー!

緬vs.泰のラウェイ戦は2試合共引分。写真左 トゥン トゥン ミンとブーヌン・トップキングボクシング、写真右 上・ソー リン ウー、下・ジングリートーン

 2月2日、3日、4日とミャンマーモン州で3日連続で開催されたミャンマーラウェイ『ミャンマー vs. タイ』。今大会は最終2月4日に、日本にも何度か来日して昨年2014年もWMCミドル級タイトルを獲得しており、現在『THAI FIGHT』に参戦しているヨーセングライやスッサコーンのように外国人選手との対戦を主戦としているムエタイ・トップクラスのブーヌン・トップキングボクシング vs.現在ラウェイ王者でもあるトゥン トゥン ミンが組まれた。
 2月3日には元ルンピニーチャンピオンという経歴のニー・ウィソラム(タイ/30歳 172cm 65kg)から変更してチャンネル3、MAX MUAY THAI王者のジングリートーン・シートランフェリィ vs. ラウェイ軽中量級(63㎏~67㎏)トップクラスのソー リン ウーが対戦し、両試合共5R時間切れ引分。隣国タイとは頻繁に対抗戦が行われて常連参戦するタイ選手も多いが、多くのタイ選手は一級線ではなくミャンマー選手の勝利に終わることが多いが、今大会はタイでも現役トップクラスが参戦してラウェイトップクラス選手と5Rフルタイム譲らぬ闘いを展開した。
 ※ニー・ウィソラムは昨年末12.28『INTERNATIONAL“LETHWAY”CHALLENGE FIGHTS』ラウェイ大会にも参戦し試合を優位に進めている。
 初日の2月2日はまだ中堅以下?の選手チェ ジン フォーがタイ選手をKOした。トゥン トゥン ミン、ソー リン ウーは共に今月同州で1月13日、14日、15日と3日連日開催した大会に出場しており、トゥン トゥン ミン、は今年早くもラウェイ3戦めとなり選手達の試合間隔は短い。

■ ミャンマーラウェイ『ミャンマー vs. タイ』
日時 2015年2月2日、3日、4日
会場 ミャンマー モン州 シュエダゴン パゴダ フェスティバルホール
4日
21 ttm vs. bernungブーヌン・トップキングボクシング入場、試合前トゥン トゥン ミンはラウェイダンス、ブーヌンはワイクルーを舞う

<ミャンマーラウェイ 3分5R ミャンマー vs. タイ>
△トゥン トゥン ミン(ミャンマー/24歳 175cm 77kg)
・2013 SEA GAMES MUAY 金メダリスト(71㎏)
・2013ダゴン Shwe Aung Lanトーナメント優勝
・ゴールデンフラッグチャンピオン
 5R時間切れ引分
△ブーヌン・トップキングボクシング(タイ/29歳 170cm 77kg)
・ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級チャンピオン
・WMCスーパーライト級チャンピオン
・WMCミドル級チャンピオン-2014年
・WPMFミドル級チャンピオン
7ttm vs. bernung

4 ttm vs. bernung

5ttm vs. bernung
3日
<ミャンマーラウェイ 3分5R ミャンマー vs. タイ>
△ソー リン ウー(ミャンマー/23歳 172cm 65kg)
・ダゴン ゴールデンフラッグチャンピオン(2010、2011)
・ゴールデンベルトチャンピオン-2010
 5R判定
△ジングリートーン・シートランフェリィ(タイ/21歳)
・チャンネル3王者
・MAX MUAY THAI王者
5soe lim oo vs.thai

6soe lim oo vs.thai

2日
<ミャンマーラウェイ 3分5R ミャンマー vs. タイ>
○チェ ジン フォー(ミャンマー/23歳 172cm 65kg)
 KO
●ウィッチャヤ(タイ/30歳 171cm 65kg)

jr.lethwhay2Jr.ラウェイマッチも開催された。

Photo:Myanmar Letwhay Association – M. L. A

大会の全容と詳細はマット界舞台裏2月19日号天龍引退巌流島カード新日AJ戴冠大阪GloryラウェイNoKickNoLifeに収録されました。