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ONE Championshipは米国進出として米ケーブルテレビ「TNT」で放送される「ONE on TNT」シリーズの第2弾「ONE on TNT Ⅱ」をシンガポール・インドアスタジアム開催した。「ONE on TNT」は、4月、4週4回シリーズ化放送するが、米国中継のゴールデンタイムを的に絞った為、開始時間は日本とは―13時間の時差が生じる。
大会は“ONE Championship”APPでも配信された。
■ ONE Championship “ONE ON TNT Ⅱ”
配信日時:2021年4月15日 日本 9:30/米国 4月14日 20:30
会場:シンガポール・インドアスタジアム
大会ハイライト
<第5試合 メインイベント ONE MMA ライト級(70.4kg-77.1㎏)タイトルマッチ 5分5R>
○クリスチャン・リー(シンガポール/米国/王者)
1RTKO 1分13秒 ※グランドパンチによるレフェリーストップ
●ティモフィ・ナシューヒン(ロシア/3位)
※クリスチャン・リーが2度目の防衛に成功
ONE MMA女子アトム級王者・アンジェラ・リーの弟・クリスチャン・リーは、2019年5月17日「ONE:ENTER THE DRAGON」で青木真也を下してライト級王座を奪取し、今回が2度目の防衛戦。試合は1R、ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)の右フックをかわしながらの左フックをカウンターでヒットさせダウンを奪い、追い打ちのグランドパンチを叩き込み、レフェリーが試合を止め短期決着となったがクリスチャン・リーは「作戦通りにうまくいった」と決して楽な相手ではなかったことを語った。
<第4試合 ムエタイ アトム級 (47.7㎏–52.2kg) 3分3R>
○ジャネット・トッド(アメリカ/2位)
3RTKO 1分36秒 ※左ミドルキック
●アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー/3位)
日本人の母親をもつONE女子アトム級キックボクシング王者ジャネット・トッド(アメリカ)が北欧のストライカー:アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー)にアグレッシブな攻撃でパンチをヒットさせ優位に立ち、3Rには攻防の流れで左ミドルキックをボディにクリーンヒットさせダウンを奪う、アン・リン・ホグスタッドは立ち上がったもののファイティングポーズがとれない為、レフェリーがKOを宣告した。
<第3試合 MMA フェザー級(65.9㎏‐70.3㎏) 5分3R>
●シネチャツガ・ゼルトセトセグ(モンゴル)
反則 4分54秒 ※グラウンド状態での顔面への蹴り
○中原由貴(日本/元パンクラス・フェザー級1位)
ONE2勝(2KO)1敗の中原とONEの登竜門 vs.『ONEウォリアーシリーズ』から本戦に進んだシネチャツガ・ゼルトセトセグ(モンゴル)の強打者同士の対戦は、1R終盤パンチの打ち合いでシネチャツガ・ゼルトセトセグは、中原はグラつかせるスリリングな展開となった。2R中原は、左脚をとって関節を狙いにいったところでシネチャツガ・ゼルトセトセグは、足を捻り逃げるようとする際、右脚がグランドでの回し蹴り状態(グランドでの蹴りは反則)となり、脛を顔面に直撃された中原は昏倒、試合続行不可能となり、中原の反則勝となった。
Not good 😬 @tntdrama @BR_MMA @brlive #WeAreONE #ONEChampionship #ONEonTNT2 pic.twitter.com/ph0Jl7YtET
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 15, 2021
<第2試合 MMA フライ級(56.8㎏‐61.2㎏) 5分3R>
●キム・キュサン(韓国)
3KO 1分51秒 ※右肘→パウンド
○ワン・シュオ(中国)
<第1試合 MMA バンタム級 (61.3㎏–65.8㎏) 5分3R>
●ミチェル・チャマール(アメリカ /グアテマラ)
2R 2分13秒 ※リアネイキッドチョーク
○上久保周哉(日本)
ONE 参戦から4連勝の上久保は2019年11月22日「ONE:Edge of Greatness」ぶりとなる試合でランキング3位のトロイ・ウォーセン(米国)と対戦予定だったが、ミチェル・チャマール(アメリカ /グアテマラ)に急遽変更、グランド技術で勝る上久保が主導権を握り、2Rバックをとってからの裸締めでタップを奪い完勝した。
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